家造りの最初は遣り方から

基礎工事の中でも最初に行うことが、遣り方(やりかた)と言われているものです。
この遣り方出しで、建物の配置、基礎の水平、建物の直角も全て決まってしまうとても、重要な作業です。

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はじめに
こちらの記事は過去(2015年)に書かれた記事となります。ご了承ください。




こんにちは!自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。

先日地鎮祭を行った渋谷区の現場で基礎工事が始まりました!

まず、家を建てるときに一番最初に行う工事が基礎工事ですが、

基礎工事の中でも最初に行うことが、 遣り方(やりかた)と言われているものです。

この遣り方出しで、建物の配置、基礎の水平、建物の直角も全て決まってしまうとても、重要な作業です。

特に、建物の配置は斜線制限にも、大きく関わるところなので重要です。
隣地境界からの、離れの寸法や道路境界からの建物までの
寸法を図面に沿って何度も確認します。

敷地の周りに木杭を打ち込んで、木杭に水平線を出していきます。
次に水平線に沿って貫と呼ばれている10cm程度の板を打ち付けて完成です。
次に、直角の基準墨を出してから、打ち付けた貫に建物の
大きさの線を書き込んで行けば完成です。

今は、水平や直角出しも全て機械で出来るので、
比較的簡単に出来ますが、私が大工になった頃は
水盛管と言って、細長いバケツに水を入れて
透明なチューブを差して、水平線を出していました。
とても、頼りない感じですが意外と一番正確だったりします。

では、直角をどうやって出したかと言うと三平法の定理で出します

大工さんと数学って関係ない感じしますが、 大工さんは、よく三平方の定理使います。

斜めの長さを計算するのにかなり使います。
屋根の下地材(垂木)の長さとか、筋交いの長さを出すのに使うんですねー。

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