『持ち家と賃貸はどっちがお得?』 第2話

持ち家と賃貸はどっちが得かシリーズ、第2話。
今回のサブタイトルは、「総額に差はないというのは本当?」です。
この議論では、結局のところ総額に大きな差は生じないと結論づけられることが多い傾向にあります。
果たしてそれは本当か探っていきます!

  • 1003
  • 5
  • 0
  • クリップ

本当に総額に差はないの?

今回は、持ち家と賃貸の総コストを考えていきたいと思います。

これもよくある議論ですが、「総額に大差はない」という結論が多いのではないでしょうか?

果たして本当に大差はないのか見ていきます。


まず持ち家の場合は、建物費用に加えて、購入時の諸費用、ローンを組む場合はその手数料と金利、取得時の税金、毎年の固定資産税・都市計画税、定期的なメンテナンス費用が必要となります。

一方、賃貸の場合は、毎月の家賃に加えて、更新料、敷金、礼金、仲介手数料、引越し費用などがかかってきます。

これらを長期的なスパンで計算し物件レベルを同程度とすると、総コストはほぼ同額になると言われています。

住宅ローン金利の影響!

しかし、この中に流動的で大きな影響を及ぼす項目が潜んでいます。

それは「住宅ローン金利」です。

同じ物件価格でもローン金利によってその総額は大きく変動してしまいます。


例えば、3000万円の物件を3000万円の住宅ローンを組んで購入したとします。

35年固定、金利2%(現水準)で組んだ場合、その総返済額は、「43,874,068円」となります。

もし今後金利が上昇し、3%になった場合、総返済額はいくらになるか想像できますでしょうか?

なんと、「50,727,068円」になります。

同じ物件価格(価値)で、700万円も多く支払うことになるのです。

これはかなり恐ろしいことです。


従ってこの金利変動を考慮すると、総コスト比較の前提条件は、金利状況が現在のレベルを維持する、もしくはキャッシュで購入(ローンなし)する、のどちらかということになります。

しかし実際には金利変動が現状維持となることは現実的ではありませんし、キャッシュで購入できる人も多くはありません。

そうなると、この総コスト比較の結論は、「今購入するなら、総コストに大差はない」ということになるのではないでしょうか・・・。

  • 1003
  • 5
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

関連キーワード

このアイデアを投稿したユーザー

おすすめ

話題のキーワード