お子様向けお弁当おかずの工夫

キャラ弁に限らず、お子さん向けのお弁当は栄養のバランスも気になるし、しっかり食べて欲しいと思うのが親心。

なのに、あまり沢山食べてくれない。
好き嫌いが激しい。
食べ残して帰ってくる。
なんて悩みを抱える方も少なく無いのでは?

そんなお悩みをお持ちの皆さんに、ちょっとした工夫やアイディアをご紹介します♪

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お子さんのペースに合わせて。

幼稚園や保育園位の小さなお子さんは、環境の違いから、なかなか箸が進まない事も良くありますし、元々食欲旺盛な子もいれば食の細い子もいて、好き嫌いの無い子もいれば、苦手な食材がある子もいます。

ここは本当に十人十色なので焦らないで下さいね☆

そんなお悩みをお持ちの方は初めから理想を追わず、お子さんのペースに合わせてあげて下さい♪

まずは「全部食べれた!」と言う達成感を第1に考え、栄養面や量は、その次のステップで少しづつ補ってあげましょう♪

一般的に言われている配分をザックリ説明すると、就学前のお子さん向けのお弁当箱のサイズ350ml〜360mlに対して、ご飯が約120g程。

おかず:ご飯の比率は1:1で、キャラ弁等おにぎりにした場合、ご飯の見た目量は、かなり少なめになるはずです☆

数字で例えると何だか難しそうに感じますが、あくまでも上記は目安。

基本はご自宅で、いつも食べている量。

お子さんの食が、なかなか進まない場合は
それよりも少し少なめにして「これなら食べれる!」と、視覚で感じてもらう事が大事になってきます☆

後はお子さんの大好きなおかずを入れてあげる事も大切ですが、よく有りがちなのがお肉ばかりの茶色いお弁当...

これは、いくら好きなおかずが沢山入っていたとしても、何故だか不思議とテンション上がらないんです。笑

視覚から食欲の湧き、お弁当全体をカラフルに彩る基本の色は

赤・黄・緑

代表的なおかずだとプチトマトやブロッコリー、卵焼きなんかでしょうか?

上記が苦手なお子さんには、無理に食べさせるのでは無く、味付けや見た目にも工夫しながら、少しづつ増やしていけると良いですね☆

とは言っても、おにぎりもキャラ、おかずもあれこれデコって...なんて作り込む必要は無し!

色々とし過ぎるのは、逆にメインが何か分かり辛く「美味しそう」から遠ざかってしまうので、何事も程々に。笑

おかず以外にも、今は可愛くカラフルなシリコンカップやピックと、便利なお弁当グッズも沢山市販されているので、キャラ弁に限らず、お子さんのランチタイムを楽しくしてあげれます♪

上手く食べれる様になるまでは何かに頼るのも、作るママと食べるお子さんがストレスフリーでいられるのに大事な事なので、大いに活用して下さいね☆

そして底無しパワフルに毎日過ごしている子供達なので、環境に慣れてきたら自然と食欲も出てきます☆

それから次のステップとして、栄養バランスや量を考えたお弁当にチェンジしてあげましょう♪

その時には苦手なおかずも、先生や周りのお友達に励まして貰いながら食べれる様になってきますし、そんな周りとの触れ合いも、とーっても大事だと思うので、親御さんだけが必死になる必要は無いと思います☆

具体的なおかずの工夫やアイディア。

おかずを準備する時や、お弁当箱におかずを詰める時、栄養のバランスをどうやってとったら良いか悩む事はありませんか?

お弁当箱を真上から見た時、表面の割合いが「主食3:主菜1:副菜2」

主食=ご飯
主菜=お肉や魚のおかず
副菜=野菜のおかず

になるよう作ると、栄養のバランスが良いと研究結果があるそうです☆

ただ、これもあくまで目安なので「きっちり守らなきゃいけない!」なんて思わないで下さいね。

それぞれ自分ルールはあって良いと思いますが、決め事や禁止事項を作り過ぎると、お弁当作り自体が、ただの作業になってしまうので...

そして、お家ご飯の場合は、その料理に合わせた適温で食卓に並べ食べる事が出来ますが、お弁当は違います。

冬場に保温する事はあっても、基本は完全に冷めた状態なので、美味しく食べれるように、ちょっとした工夫も必要☆

例えば...

*お肉は冷めると脂身が固まり味や食感が落ちるので、脂身の少ない部位を使う。

*炒め物等はタレに、片栗粉を混ぜて絡めるだけで味がよく馴染み、油っぽさも気にならなくなる。

*バターは冷めると固まるので、なるべく植物油を使う。

*煮物やお浸し等、汁気の多い食材はカップの下に鰹節やとろろ昆布、お麩なんかをひいてから詰めると上手く水分を吸ってくれ、汁だれ防止が出来、他の食材への味&匂い移りや雑菌の繁殖も防げます。

*味付けにスパイスやハーブ等を使うと風味も良く、雑菌の繁殖も防げる。
→お子さんにはカレー味が手軽で食べやすくオススメです。

と、いくつか挙げてみましたが、初耳!な内容はありましたか?

初めて知った!なんて方は是非、試してみて下さいね♪

そして肝心のおかず。

皆さん共通して言えるのは当日の朝、お弁当用だけに、おかず少量を1から作るのは
大変だと言う事!

Blogでも何度かお話ししてますが、そんな時は冷凍保存が出来るおかずをストックしましょう♪

特に頻度も多いひじきの煮物や金平牛蒡、切干し大根は、お弁当用に少量を作る方が手間もコストも掛かって大変!

今は小分けストック出来るグッズも沢山あるので、晩御飯のついでや時間のある時にでも、多めに作っておくと便利です☆

上記おかずは栄養価も高い上、そのまま使う以外にも、卵焼きやご飯に混ぜたりと色々アレンジ出来るのも魅力♡

私は他に定番の蒸し卵や唐揚げ、肉巻き等もストックしてますよ♪

ただ、冷凍する事で食感が変わったり味が落ちる食材もあるので、なんでもOK!ではありませんが...

それと私自身は、おかずも全て手作りじゃなきゃダメ!とは思ってません。

もちろん全て手作りで、日頃慣れたママの味だと、お子さんも喜ぶし安心だと思います♡

それでも最近の冷凍食品には、栄養価も高く美味しい物がいっぱい♪

忙しい時はもちろん、ちょっと1品+したい時、マンネリ脱出したい時と、色んな場面で活躍しますし、ウィンナーや魚肉ソーセージ等、加工食品だらけになる位なら、上手く活用するのも1つの方法だと思います☆

そして隙間おかずにも便利なブロッコリーや人参等の野菜に関しては、茹でるよりも蒸すのがオススメ♪

時間を置いても茹でるより水っぽくなりにくく、電子レンジやシリコンスチーマーを使えば、簡単に時短出来ます♡

一緒にマヨネーズ等添える事で野菜も食べやすくなりますが、それでも苦手なお子さんには、軽く味付けして炒めたり、小さくカットしてあげたりと、より工夫をしてあげて下さい☆

個人的にはカレー味、マヨネーズ味、コンソメ味なんかがオススメです♪

煮物や揚げ物なんかと違い、炒めるだけなら朝の忙しい時間帯にもサッと作れますしね♪

さて、さて、そんな感じで、お話ししたい小ネタはまだまだ沢山ありますが、今回はこの辺で...

色々お話ししましたが、個人的には作るママ達に無理無く楽しく作って欲しいので、あまり小難しい事は、お話ししていないつもりです。

それで無くても朝のバタバタした時間帯に、お弁当1つ作る事は決して簡単な事では無いので

「あれはダメ!」
「これはダメ!」

なんて言ってたら、お弁当作り自体が窮屈な物になってしまうし正直、正解なんて
あって無い様な物。

なので、今回のお話しも知っておいたら
ちょっと得する?豆知識位に聞いて頂き、頭の隅にでも入れておいて頂きつつ、これから皆さんのお弁当作りに少しでも、お役に立てると幸いです♡

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キャラ弁講師/キャラ弁作家日本キャラベニスト協会のアドバイザー🍳2017. 1.20発売著書🍳 『はじめてでもカンタン! 必ずかわいく作れるキャラ弁の教科書』(…

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