フィロデンドロンは育てやすい?豊富な種類や育てるコツを解説!

インテリアとして人気のフィロデンドロン。明るいグリーンの葉っぱが印象的な観葉植物です。コンパクトなものから、熱帯の植物らしいインパクトのあるものまでさまざまな種類があります。今回はバラエティーに富んだフィロデンドロンの種類と、育て方について紹介します!

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【目次】
・種類が豊富なフィロデンドロン
・直立性の代表種
・つる性の代表種
・変わった色を探しているときには
・変わった形の葉を探しているときには
・変わった質感のあるものを探しているときには
・直射日光を避けて明るいところで育てよう
・土の表面が乾いたらたっぷり水やり
・フィロデンドロンの肥料は?
・2~3年に一度は植え替えを
・フィロデンドロンはときどき剪定しよう
・挿し木でフィロデンドロンを増やそう
・フィロデンドロンの病虫害は?
・まとめ

種類が豊富なフィロデンドロン

フィロデンドロンは熱帯から亜熱帯の地域に自生する植物で、約650もの種類があり、その形状は実にさまざま。高さ10cmの小ぶりなものから10mになるものまであり、なかには葉の大きさだけでも2mに達するものもあります。つる性のものが多いですが、直立性のものもあり、葉の大きさや形、色合いも変化に富んでいます。種類豊富なフィロデンドロンのなかでも、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

直立性の代表種

➢ フィロデンドロン・セローム

切れ込みがはいった大ぶりで光沢のある葉が、熱帯原産らしい生命力を感じさせます。育てやすいこともあり、インテリアとして人気があります。

➢ フィロデンドロン・クッカバラ

セロームよりも葉の幅が細めで小さいのが特徴です。よく日に当てると新芽がたくさん出て、葉が豊かに茂ります。

つる性の代表種


➢ フィロデンドロン・オキシカルディウム
ヒメカズラとも呼ばれ、10~15cmのハート形で肉厚の葉を持つオキシカルディウム。葉がライムグリーンのものや、黄色の斑が入ったものもあります。小型の種類であることから、よくハンギングバスケットに用いられます。

➢ フィロデンドロン・アンドレアヌム

長いハート形の葉の表面に、ビロードのような光沢があることから、ビロードカズラとも呼ばれています。深緑色からブロンズの葉に白い葉脈が際立つ、とても美しい姿をしています。つるがよく伸びるので、へご仕立てにすることが多いです。葉は成長すると、50cm以上になることがあります。

変わった色を探しているときには


➢ レモンライム色:フィロデンドロン・マレービューティ

だ円形の葉の全面が黄緑色をしており、明るくポップな印象です。

➢ ライム色の斑入り:フィロデンドロン・ペインテッドレディー

細長いハート型の葉には、黄緑色の斑が細かく入っています。茎が赤い色なのもおしゃれです。

➢ ピンク色の斑入り:フィロデンドロン・ピンクプリンセス
濃い緑色から赤褐色の葉に、白やピンク色の斑が不規則に入る品種です。

➢ 赤:フィロデンドロン・インペリアルレッド
先の尖った大きな葉がつきます。若い葉は赤みがかった色で、成熟してくると明るい緑色になります。赤色と緑色の対比がとても美しい種類です。生育速度が遅いので、形が崩れにくいと好まれています。

➢ 濃い緑と赤のツートンカラー:フィロデンドロン・ロジョコンゴ
葉の表は濃い緑色ですが、葉の裏は褐色で茎が赤く、はっきりした葉脈と相まって、インパクトのある印象を与えます。新しい品種であり、インテリアとして人気があります。

➢ シルバー:フィロデンドロン・インベ(シルバーメタル)
銀白色の光沢のある葉が柔らかな印象を作り出します。神秘的な空間を作りたいときにもおすすめです。

変わった形の葉を探しているときには

➢ フィロデンドロン・ペダツム

その見た目から、ヤッコカズラの別名があります。3~5つの深く幅広い切り込みの入った、光沢のある葉が特徴です。生育速度が遅いので形が崩れにくく、また初心者にも育てやすい品種です。

➢ フィロデンドロン・パンドラ
細長い葉の中央がくびれた、独特の形をしています。葉が仙人の顔に見えるというところから、センニンカズラという和名があります。

変わった質感のあるものを探しているときに

➢ 葉がビロード状:フィロデンドロン・ベルコーサム

ハート形の葉がビロード状で、茎にも毛がたくさん生えている珍しい品種です。ビロード状の質感が独特なことから、観賞価値が高いとされています。

➢ ざらざらな革質:フィロデンドロン・ルゴスム

革のようなざらざら感を持つ葉が特徴的です。ピッグスキンとも呼ばれます。

フィロデンドロンは直射日光を避けて明るいところで育てよう

フィロデンドロンは室内の明るいところに置きましょう。窓際などに置く場合には、レースのカーテン越しなど、直射日光が当たらないように工夫しましょう。

いくつもの葉が一度に黄色くなってきたら、光が強すぎる可能性があります。逆に茎が伸び、葉と葉のあいだが間延びしてきたら、日光が足りないサインです。

フィロデンドロンのなかでもセロームは比較的寒さに強く、5度くらいまで耐えますが、そのほかの種は気温を10度以上に保つようにしましょう。特に斑入りやレモンライムなどの葉の色が薄い品種は、耐寒性が劣るので気をつけてください。

土の表面が乾いたらたっぷり水やり

フィロデンドロンは水が好きですが、常に鉢の中が湿っていると根腐れを起こしてしまいます。水やりのタイミングは、鉢の土の表面から2~3cmが乾いたときです。指の第一関節まで土に挿すと、鉢土の乾き具合がチェックできます。気温が下がってきたら、水やりの回数を減らしてください。

水やりの際には、水が鉢の底から出てくるまでたっぷり与えてください。受け皿にたまった水はきちんと捨てるようにしてください。

フィロデンドロンの葉が垂れ下がってきたら、水やりがうまくいっていないサインです。多すぎのときも少なすぎのときもありますので、水やりの頻度を振り返ってみてください。

また、フィロデンドロンは空気中の湿度が高い状態を好みます。こまめに霧吹きで、葉や気根(茎のところから伸びている根)に水をかけてやるとよいでしょう。

フィロデンドロンの肥料は?

成長が鈍かったり、葉のサイズが小さかったりするのは、養分が足りないサインです。

5~9月の生育する期間は、緩効性固形肥料ならば2か月に1回、液肥ならば2週間に1回程度与えるとよいでしょう。大きくしたくない場合には回数を控えめにしてください。

2~3年に一度は植え替えを

フィロデンドロンはよく成長するので、少なくとも2~3年に一度は植え替えが必要になります。特に生育が旺盛な種類では、毎年植え替えが必要な場合もあります。なかでもセロームは根の張りが早いので、鉢の中の様子をこまめに見る必要があります。

植え替えの時期は5月から9月ごろで、これから植物が大きくなっていく5~6月に行うのが理想的です。新しい鉢は株よりも一回り大きいものを用意します。大きすぎる鉢は避けてください。

鉢から抜いたフィロデンドロンは、古い土を1/3くらい落とし、新しい土に植えます。水苔に植えている場合には、古い水苔をなるべく除くようにしましょう。根を切りすぎると弱ってしまいますので、気をつけてください。

用土には水はけのよいものが向いています。市販の観葉植物用の土を用いると手軽です。自分で調整する場合には、赤玉土(小粒)と腐葉土を6:4くらいで合わせるとよいでしょう。水苔だけでもOKです。


植え替えた後は、直射日光や風の当たらない場所で1週間ほど休ませます。植え替え直後は、負担になるので肥料をやらないでください。霧吹きで葉に水を吹きかける葉水も効果的です。

フィロデンドロンはときどき剪定しよう

植物がぐんぐん大きくなるのはうれしいことですが、放っておくと形が崩れてきたり、葉が混んで病虫害にあいやすくなったりします。そこで、剪定が必要になります。

つる性のフィロデンドロンでは、つるが伸びすぎてしまう前に切るようにすると、下の方に葉を残すことができます。もし、下の方の葉が落ちて形がすっかり崩れてしまったら、思い切って短く切り戻しをするとよいでしょう。大きく切り戻す剪定は、5~6月ごろに行うと株が早く回復します。

挿し木でフィロデンドロンを増やそう

フィロデンドロンは挿し木で増やすのが簡単です。5~8月に試してみましょう。

➢ 直立性フィロデンドロンの場合
葉がついた茎を、よく切れるハサミかナイフで切り取ります。葉が大きいときには、半分くらいに切ります。切り口に水苔を巻いた後、バーミキュライトとパーライトを1:1で合わせた用土に挿します。直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。

根が出てくるまでに2~3週間かかりますので、その間、土が乾かないように気をつけます。1か月くらいで鉢に植えることができるでしょう。

➢ つる性フィロデンドロンの場合
10~15cmの長さのつるを、よく切れるハサミかナイフで切り取ります。上の葉を2枚くらい残して、あとの葉を落とします。葉が大きい場合はカットしましょう。切り口を水苔で巻いた後、バーミキュライトとパーライトを1 :1で合わせた用土につるの半分くらいまで挿します。直射日光を避けた明るい場所に置き、土が乾かないように気をつけながら、根が出てくるのを待ちます。根が出てきたら、鉢に植えましょう。

フィロデンドロンの病虫害は?

➢ 軟腐病
フィロデンドロンがかかる病気には、軟腐病があります。植物についた傷から細菌が入り込むことで発生します。葉などが溶けるように腐り、悪臭を放ちます。

高温多湿の環境で発生しやすいので、6~10月くらいにかかることが多いでしょう。
軟腐病をおこす細菌はどこの土にもいるので、防除はなかなか難しいようです。葉や茎などに異常が見られたら、広がらないようにすぐに切り取りましょう。

また、傷口から細菌が入るので、剪定するときには切り口がすぐに乾くように、晴れて乾燥した日を選ぶようにしましょう。

➢ ハダニ、カイガラムシ
フィロデンドロンにつく害虫としては、ハダニやカイガラムシなどがあげられます。害虫が発生したら、すぐに駆除する必要があります。園芸店などで手に入る殺虫剤や予防剤を利用するのもよいでしょう。
カイガラムシは成虫になると薬剤が効きにくいので、古い歯ブラシの先を切って、こすり落とすようにして除去してください。

カイガラムシの排せつ物は、すす病という病気を誘発するので、カイガラムシを見つけたら放置しないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?一口にフィロデンドロンと言っても、色や形、大きさなど、本当にいろいろな種類があります。お世話も比較的簡単なので、自分のお気に入りを見つけて、大事に育ててあげたいですね。


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