住宅のカビを根絶する!FRS工法 ~外壁編~

住宅の高気密、高断熱化が進む昨今。私たち人間にとって過ごしやすい環境は、
多くのカビにとっても快適な環境になっています。
最近ではカビがアレルギーにより夏型過敏性肺炎を引き起こす原因となる
事例がとり上げられました。
今回は、弊社で行っていますカビ根絶施工「FRS工法」についてご紹介いたします。

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これはただの汚れ?それともカビ?

今回施工させていただいたのは、築10年前後になる個人宅の外壁。
黒ずんだ汚れのようなものが気になってきたので、見て頂きたいとの事でした。

施工前の外壁。1、2階の窓の間に黒い汚れのようなものが目立ちます。

一見するとススや埃のようなものがついて汚れているようにも見えます。
まずこの黒い汚れにカビが潜んでいるかを突き止めるため、ATPふき取り検査を行います。

サンプル採取中の様子。持っている綿棒のようなもので
調べたい場所をふき取ります。

サンプルを採取したら、ルミテスターという測定機を使い
採取場所にいる微生物の数を計ります。

測定結果。採集した場所には、36,157個の微生物がいる事がわかりました。

測定結果は36,157個。明らかにこの汚れはカビであるという事が判明しました。
こうして目に見えないカビの存在を目に見えるようにする事がFRS工法の
最初のステップです。

窓サッシ部分。ポツポツと黒い斑のようにカビが発生しています。

更に、フードスタンプで発生しているカビを採取し、培養します。
これによりどんなカビがその場所にいるのかを突き止めるのです。

培養結果。白い綿のようなカビがリゾーブス属(クモノスカビ)、
黒く丸いカビがクラドスポリウム属(クロカワカビ)です。

培養の結果、クラドスポリウム属(黒色の部分)とリゾーブス属(白色の部分)
という2種類のカビがいる事が明らかになりました。
これからいよいよ、カビの根絶施工を行っていきます。

専用の液剤でカビを分解、根絶!

施工中。2階部分のカビは消え、1階部分に発生していた
カビも分解されて茶色くなっています。

表面を水で濡らし、専用の液剤を散布していきます。この液剤がカビ菌と
反応、分解して根絶します。
この液剤は素材を痛めないので、使用できる素材の幅が広いのも特徴の一つです。

施工後。窓の間にあったカビもきれいに消えました!

施工後30分程で黒い汚れは綺麗に消えました!
カビは目に見えない根を張り巡らせているので、FRS工法は
汚れの部分だけでなく壁全体を施工してその面にいるカビを
見えない根まで徹底的に根絶します。

液剤を使い分けて対応

施工前の外塀。縁のあたりに黒い汚れが目立ちます。

外塀に目立つ黒い汚れ。カビが潜んでいるかを確かめるため
ルミテスターで測定してみると・・・

測定結果。125,763個の微生物が写真で示した場所に
潜んでいることがわかりました。

測定の結果、検出された微生物は125,763個。こちらの塀の
汚れにも多数のカビが含まれていることがわかりました。
外壁に続いて、こちらもFRS工法で施工していきます。

施工中。カビを分解する液剤を散布したのち、水垢汚れのある場所は
専用の液剤を刷毛で塗布していきます。

施工中です。こちらの外塀にはカビ由来の汚れだけでなく水垢による
汚れも含まれていたため、カビを除去したのちに水垢の除去に適した液剤を
刷毛で塗布していきます。

施工後。まるで新築のような真っ白い壁に!

施工完了後です。黒ずんでいた塀が新築のように輝く白さを取り戻しました!
このように液剤を用途に合わせて使い分けることで、カビの汚れだけでなく
水垢汚れやもらいサビ等にも対応できるのもFRS工法の優れた所です。

FRS工法は住宅のカビを根絶してカビが再発生しにくい環境を作ることで、
お客様に健康で快適な住環境を提供します。

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昭和41年創業本社:岡山県北部 津山市リフォーム・リノベーション会社■お客様のお好みを形にする「世界でたった一つのオーダーメイドリフォーム」■解体工事を伴わない…

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