∵“時間のなかの建築”が教えてくれること∴

秋らしく澄んだ一日の終わり、
板張りの外壁をキラキラと西日が照らしていました。

先日、独立初期に手掛けた住宅へ。
建て主さんといろいろお話ししながら、あちらこちらじっくりみて回ります。

もうすぐ16年、増してきた味わい。

16年前、持てるすべての想像力で見つめた未来が目の前にあって、
その答えと、この先の可能性まで見せてくれています。

“時間のなかの建築”が教えてくれること。

この家を見ていると、時間を重ねて年相応の変化をしてゆくことに喜びを感じます。

そんな風にとらえることができるのも、
この家の成り立ちのなかにある芯がしっかりとしているから。

あの時、核となることに真摯に向き合えた結果がここに在るのだと、
こうして時間を経て、あらためて気づかせてくれます。

“ほんとうのこと”を、
言葉を持たない建築が雄弁に語っているように感じました。

この先もまた、この健やかさを繋げていけることに嬉しくなります。

建ってからこれまでの軌跡を振り返り、この先の15年20年のことを想像しながら、
家が発する“コトバ”に耳を傾けるように 手を入れていきたい。

これからも健やかであるように…。

家にありがとう。そんな、家への感謝の気持ちが詰まった一枚です。

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山道勉建築は、住宅を専門とした設計・監理をする設計事務所です。
じつは、私たちは「住宅」本体をカタチにするだけでなく、
「暮らし」を設計しています。

お庭や建具、カーテンや家具、、、家にまつわるすべてのコトについて、
「住まい」に関わるもののほぼすべてを、設計&提案&コーディネートしています。

ご家族にとって、家にとって、最善な選択ができるように…
そっと寄り添うようにサポートさせていただこうと考えています。

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