あなたも思い当たる?観葉植物の手入れでよくある5つの悩みとその解決方法

観葉植物を育てていると、心配になることや悩みなどが出てきます。病気やコバエのほか、植え替えをしたあとに残される古い土も困りものですよね。また、ひとり暮らしの場合には、家を留守にするときに水やりをどうしようか悩む人もいるでしょう。今回は、観葉植物にまつわるトラブルを取り上げました。

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【目次】
・ひとり暮らしで家を留守にするときの水やりは?
・短期間なら置き場所を工夫して対処
・長く家を留守にしているときに水を供給する方法
・観葉植物の病気
・コバエの対処の仕方
・古い土の処分は?
・古い土を再利用したい場合は?
・まとめ

ひとり暮らしで家を留守にするときの水やりは?

旅行、帰省、出張などで家を留守にするとき、ひとり暮らしだと心配なのが、観葉植物の水やりです。

出かける際に水やりをしておけば、2~3日なら大丈夫です。気温が低い季節や乾燥に強い種類ならば、もう少し日が空いても大丈夫でしょう。水切れに弱い観葉植物の場合には、以下に挙げたような工夫が必要になります。

短期間なら置き場所を工夫して対処

➢ 日が射す窓辺や気温が高いところに置いてある場合には、日陰で涼しいところに移しておきましょう。鉢の土の乾燥を遅らせることができます。

➢ 室内はどこも気温が高くなるようなときには、鉢のそばに水をたっぷり張ったボウルや鍋などを置いておきましょう。蒸発した水分を葉や茎から吸収することができます。

➢ 鉢の土の上を、たっぷりと水を含ませた水苔(みずごけ)で覆っておくと、土が乾燥するのを遅らせることができます。

長く家を留守にしているときに水を供給する方法

中~長期間、家を留守にする場合には、何らかの方法で水やりすることが必要になります。いくつか方法を見てみましょう。

➢ 鉢の下にぬれタオルを敷いておく方法は、あまり水を必要としない植物に向いています。
水を張った容器を用意しておいてタオルの端を水にひたしておけば、タオルが乾燥しません。1枚のタオルの上に複数の鉢を乗せておくことができる点がよいでしょう。

➢ 太いヒモあるいは細長くした布の端を鉢の土の中に埋め、水を張ったボウルなどに反対側を沈めておくと、毛細管現象で水やりすることができます。

➢ ペットボトルのキャップとペットボトルの底に小さな穴を1つ開け、ペットボトルに水を入れたらキャップをしっかりと閉めて、逆さまにして鉢の土に斜めに差し込むと、自作の水やり器になります。
ボトルが倒れそうな場合には、割りばしと輪ゴムなどを使って支えるようにするとよいでしょう。

➢ ホームセンターや園芸店などで扱っている自動水やり器を利用する方法もあります。
園芸店のなかには、預かりサービスを行っているところがあります。毎日水をあげなければならない植物がある場合や1か月以上家を空ける場合などには、預かりサービスを利用すると安心です。

観葉植物の病気

観葉植物も病気になることがあります。細菌やカビ、ウイルスなどによってひきおこされます。代表的なものを見ていきましょう。

➢ すす病

すす病は、すす病菌とよばれるカビが原因でおこります。葉に小さな輪状の斑点が出現するところから始まり、黒く変色した部分が広がり、黒い粉をかけたようになります。葉だけではなく、茎や幹にも被害は拡大します。

枯れることは少ないとされていますが、美観を損なうだけではなく、植物の生育にも悪影響を与えるので、放置するべきではありません。すす病を発症しているのを見つけたら、すぐその部分を切り取ってしまいましょう。被害が拡大しているなどで、病変部位をすべて切って取り除くことが難しいようでしたら、殺菌剤の利用を考えましょう。

また、すす病菌は、カイガラムシ、アブラムシなどの排せつ物を養分としているので、害虫の駆除もあわせて行う必要があります。殺虫剤を利用するとよいでしょう。

➢ 灰色カビ病
新芽や花に、水が染みたような白っぽい病変部が現れたら、細菌が感染したことによる灰色カビ病かもしれません。進行すると、灰色のカビに覆われたようになります。発症しているのを見つけたら、被害が拡大する前に切り取る必要があります。
灰色カビ病は気温が低く高湿度な環境で発生しやすいので、雨が多く日照時間が少ない梅雨や冬には植物をよくチェックするようにしてください。

予防するためには、水のやりすぎに気をつけて、風通しのよいところで育てましょう。咲き終わった花などはこまめに取り除くことも必要です。窒素過多で株が軟弱だとかかりやすくなるので、肥培管理(ひばいかんり)に注意を払いましょう。
また、定期的な殺菌剤の散布で予防することが可能なようです。

➢ 黒星病

葉や茎に黒あるいは淡褐色の小さなしみのような斑点があらわれたら、黒星病かもしれません。黒星病もカビによって引き起こされ、発症している部位を見つけたら、全体に広がる前に切り取ってしまう必要があります。

気温が20度以上で多湿な梅雨どきなどによく発生します。風通しのよいところに置くようにしましょう。また、雨のはね返りなどによって感染しやすいので、屋外に出したときには雨にあたらないようにしてください。

定期的な殺菌剤の散布で黒星病も予防が可能なようです。

コバエの対処の仕方

観葉植物を育てていると、時としてコバエが発生することがあります。鉢の土の有機物をエサに増えるキノコバエである可能性が高いでしょう。植木鉢の土の表面をよく見ると、コバエが何匹もうろうろしていませんか?

そのまま放置しておくと、部屋中コバエが飛び回ることになり、うんざりすることになります。対処方法を見てみましょう。

➢ 鉢の周りで飛び回っているコバエは掃除機で吸い取ります。

➢ バケツなどに水を張り、鉢全体を浸けて10分間くらい置いておきます。卵や幼虫などが浮いてきます。

➢ コバエは土の表面から2~3cmのところにいるので、上から4~5cmまでの土を捨て、新しい土を入れます。

➢ 殺虫剤を利用するのもよいでしょう。
何度もコバエに悩ませられるなど、キノコバエが発生しやすい環境にある場合には、以下のようなことに気をつけてみてください。

➢ 用土は水はけがよく、有機物が少ないものを選びます。

➢ コバエがエサにすることができないような肥料分の乏しい用土、赤玉土やバーミキュライトなどで上部を覆う方法は有効です。

➢ 鉢の中の湿度が高いとコバエが発生しやすくなります。水やりの頻度を控えめにしましょう。代わりに霧吹きで葉に水を与える葉水をおこなうとよいです。

➢ 枯れて下に落ちた葉などはこまめに取り除きます。
そのほか、受け皿に水がたまっていないように気をつけましょう。受け皿の水あかはチョウバエという別のコバエを発生させることがあります。

室内を飛び回るコバエを退治するのはなかなか大変なので、大発生する前に駆除できるよう、鉢の様子は頻繁にチェックするようにしましょう。

古い土の処分は?

観葉植物を育てていると、必ず植え替えが必要になります。新しい鉢に新しい土を入れ、無事に植物を植え替えた後、問題になるのが残された古い土。観葉植物が枯れてしまった際も、植物は土をよく落として燃えるゴミとして出すことができますが、土はどうしましょうか? 

庭がある人は、庭にまくのが一番簡単な処理方法です。しかし、土をまくような庭がない場合には、処分する方法を考えなければなりません。公園や山に捨てることは不法投棄になります。そこで、いくつか方策をご紹介しましょう。

➢ まず、お住まいの地方自治体に問い合わせてみましょう。土はゴミとして回収しないところが多いようですが、捨て方の助言をもらえるかもしれません。

➢ 花壇や植木が植わっている共有スペースがある場合には、管理人さんに相談してみましょう。少量ならばOKかもしれません。

➢ ホームセンターや造園業者のなかには、土を引き取ってくれるところがありますので、探してみましょう。

➢ 廃棄物処理業者に依頼すれば、処分してもらうことができます。

古い土を再利用したい場合は?

せっかくの園芸土なので、処分してしまうのはもったいない気がする人もいるでしょう。でも、古い土は養分が乏しく土の粒がつぶれてしまっているので、そのままでは使うことができません。そこで、古い土を使いたい場合には、土を再生させる必要があります。

以下に再生方法をご紹介しましょう。

1. ふるいにかけよう
古い土には、植物の根や鉢底石などが混ざっていますので、掃除する必要があります。
その際に、園芸用のふるいを用意しておくと便利です。目の粗さの異なるものがセットになっているものがあれば、そちらを入手することをおすすめします。

土は乾いているほうが作業をしやすいでしょう。

雑草や枯れ葉、鉢底石など目に見える大きなごみを除いてから、新聞紙やビニールシートの上で、目の粗いふるいを使って土を落とします。ふるいに残った植物の根、肥料の残り、虫などは捨てましょう。

次に、目の細かいふるい(中目と細目があれば、両方を重ねて)で再度土を落とします。今回は残ったものが再利用する土になります。下に落ちた粉のような土は、鉢土の排水性や通気性を悪くするので処分します。

鉢底石はよく洗って、次回のためにとっておきましょう。

2. 消毒しよう
古い土には害虫や病原菌が紛れ込んでいることがありますので、消毒する必要があります。いくつか方法をご紹介しますので、好みに合わせてやってみましょう。

➢ 直射日光を使う方法
夏におすすめの方法です。土を水でよく湿らせて黒いビニール袋に入れ、密封します。なるべく平らにして、直射日光が長時間あたる場所に置きます。土の上よりはコンクリートの上などのほうが効果的です。1~2週間でOKです。途中で何回か、袋の上下をひっくり返すとよいでしょう。

➢ 冬の寒さを使う方法
霜がおりるような寒い季節におすすめです。面積の広い容器を用意し、土を広げます。容器が熱に耐えるタイプでしたら、土に熱湯をまんべんなくかけます。熱湯が使えないようでしたら水をかけましょう。そのまま屋外におきます。2~3週間に一度、上下の土が入れ替わるように混ぜます。

➢ 台所でできる方法
土が少量ならば、フライパンで焼く方法があります。水をふりかけ、火にかけて、蒸気があがってきてから15分以上焼きましょう。
ガーゼなどで平たく包んで蒸す方法もあります。こちらも、蒸気があがってきてから15分以上蒸してください。

3. 栄養を補給しよう

最後に、不足している栄養分を補います。新しい培養土や腐葉土、たい肥などを3~5割混ぜ合わせてください。野菜くずや米ぬか、枯れ葉などは、よく発酵させたものを混ぜ込むようにしましょう。

近年は、リサイクル材を利用する人も増えています。いくつもの種類があるようですので、自分の手間や植物に合ったものを選ぶとよいでしょう。ただし、混ぜるだけでOKと書かれていても、できれば古い土をふるいにかけたり、消毒したりという手順は踏んでおいたほうがよいようですよ。

また、観葉植物が枯れた理由が病原菌である場合、古い土は思い切って処分してしまったほうが無難かもしれません。

まとめ

観葉植物を育てていると、トラブルに見舞われることもあります。病害虫や、水やりのトラブルは、植物をこまめに観察することによって、予防できたり、あるいは初期のうちに対処することができるでしょう。

古い土の再生あるいは処理、留守中の水やりも手立てがないことはありませんので、自分に合ったものを探してみてください。


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