保護犬を飼う時に絶対しなければならない3つのこと

保護犬の里親になるということは、そう簡単なことではありません。しかし、決して難しいことでもありません。『保護犬を飼う時に絶対しなければならないこと』についてまとめました。保護犬を家族に迎える前に、ぜひご参考ください。

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保護犬を家族に迎えた日

私の元には、家族になって7年半の元保護犬がいます。たくさんの困難を一緒に乗り越えてきました。保護犬は、様々な事情を抱えています。

元飼い主から“飼えなくなった”と捨てられてしまった犬、ブリーダーから“商品にならない”と捨てられてしまった犬、多頭飼いの破壊、虐待を受け保護された犬などです。

人間に対し、不信感や恐怖心を持っている犬もいます。あなたがイメージするような、優しくて甘えん坊で可愛い犬の姿とは程遠いかもしれません。

保護犬を飼う時、どのようなことに注意し、どのようなことをしなければならないのか、経験を元にお話させてください。これから保護犬を家族に迎えたい方にご参考いただけます。

保護犬を飼うということ~絶対にしなければならないこととは?~

1.保護犬はあなたのものではありません

もし、迷子の犬を保護したときは、そのまま家族に迎えてはいけません。遺失物として必ず届け出る必要があります。犬を保護したことを警察署や保健所や役所に届け出てください。

届け出ることによって、拾得者の権利が発生しますが、犬を保護してから一週間以内に届け出なければ、権利を失ってしまいます。犬を家族に迎えることができないかもしれません。

また、マイクロチップを装着している可能性がありますので、確認が可能な動物病院で診てもらうこともおすすめします。そして、できる限りで構いませんので、全ての方法で飼い主さんを探してください。

2.十分なしつけを行うこと

保護犬の中には、全くしつけを行われていない犬がいます。そのため、人間社会で生きていくことに適応していないことがあります。お散歩のルールを知らないことがあり、他の犬や人に激しく吠えるなどし、迷惑をかけてしまうことがあります。保護犬の安全のためにも十分なしつけを行う必要があります。

しかし、人間に対して、不信感や恐怖心を持つ保護犬の場合、そう簡単にしつけることができないかもしれません。信頼関係を築きつつ、根気強くしつけを行ってください。

3.生涯を共にすると誓うこと

なぜ、この犬は保護犬なのか。一度は家族を失ってしまったからです。一度も家族に迎えられることなく、野良犬として生きてきた犬もいますし、施設で育てられた犬もいます。あなたが最後の家族であると信じて、あなたの元へやってきます。

不信感や恐怖心から、あなたを避けるかもしれません。警戒心から、あなたに懐かないかもしれません。触れようとすると、吠えたり噛みつこうとするかもしれません。それだけ怖い思いをして生きてきたからです。

慣れるまでには、相当な時間がかかることがあります。数ヶ月かもしれませんし、数年かもしれません。懐かないからといって、可愛くないと思わず、決して手放そうなどと考えないでください。

あなたもその犬を捨てる悪い飼い主になってはいけません。どんな犬であったとしても、家族として迎えるのであれば、生涯を共にすることを誓えるだけの覚悟と責任を持ってください。

まとめ

保護犬を飼う時に絶対しなければならないことには、

✔遺失物として届け出ること
✔十分なしつけを行うこと
✔生涯を共にすると誓うこと

などがあります。

元保護犬である私の愛犬は、安全にお散歩ができるようになるまで数年かかりました。家の敷地内から出ることさえもできないほど怯えていました。

今でも私以外の誰かがお散歩をさせることはできません。家族以外の人が近づこうとするだけで、唸り声をあげて威嚇します。たくさんの人の愛情や温かさを感じてほしいのですが、家族以外の誰も触れることができません。このような保護犬もいるということを知ってほしいです。

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