鮮やかな赤い葉が魅力的なコルディリネを育てるポイントをおさえよう♪

コルディリネはエキゾチックな雰囲気の観葉植物で、部屋のイメージをガラッとスタイリッシュに変えてくれます。姿形の似たドラセナよりも耐寒性が高いので庭に地植えでたのしむこともできますよ。今回はコルディリネの種類や育て方のポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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【目次】
・熱帯生まれのコルディリネ
・コルディリネは悪霊を防ぐグッドラックツリー
・コルディリネはドラセナの仲間?
・コルディリネの種類とは?
・暑さ、寒さにも比較的耐えるコルディリネの栽培場所は?
・水やりはたっぷりと!コルディリネの日常管理
・コルディリネ栽培のトラブルシューティング
・まとめ

熱帯生まれのコルディリネ

コルディリネは東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドのオセアニアにかけての地域に分布する、リュウゼツラン(ナギイカダ)科の熱帯性常緑樹木。コルディリネの原産地は中国南部からオーストラリア北部にかけてで、センネンボク属(コルディリネ属)に属し、アジア・オセアニア地域に約20種が分布しています。

学名であるCordylineの読み下し方により、コルジリネ、コルディリーネなどと呼ばれることもあります。熱帯から亜熱帯に広がる自生地では、1〜3メートルの高さにまで育ち、笹のような長い葉を放射状に広げます。国内でも暖かい地域では通年屋外で育てる露地栽培が可能。庭先で大きく育ったコルディリネは、その独特の風ぼうから、素晴らしい存在感を発揮します。

コルディリネは悪霊を防ぐグッドラックツリー

コルディリネの名前の由来はギリシャ語でこん棒を意味するコルディレという語にあるとされています。コルディリネは別名千年木(センネンボク)とも呼ばれていますが、ハワイではティと呼ばれ、その葉であるティリーフはフラのスカートやレイのほか、ラウラウという蒸し料理の際の包みとしても用いられるなど、現地の生活に欠かせないものです。

英名にはグッドラックツリーやツリーオブキングスといった縁起の良い名前が用いられることもありますが、これはニューギニアやハワイなどでは悪霊をはらう木として魔除けの力を持つとされていることに由来するのでしょう。そんなコルディリネの花言葉は「幸福な交際」。魔除けの力を持つコルディリネが、カップルの守り神になってくれると考えられたのかもしれませんね。

コルディリネはドラセナの仲間?

姿形が似ていることからドラセナと呼ばれることもありますが、この呼称は完全に誤用です。コルディリネとドラセナは、まったく別々の植物なのです。コルディリネが属するのは前述のとおりセンネンボク属(コルディリネ属)ですが、ドラセナはドラセナ属に所属します。

よく似たコルディリネとドラセナを見分けるポイントは、葉のつき方。コルディリネでは葉の付け根に細い葉柄があるのに対し、ドラセナには葉柄がなく、茎からダイレクトに葉が出ています。また、コルディリネには地下部に白い多肉質の根茎がありますが、ドラセナ属には地下茎はなく、細長いひげ根のみとなっているのも大きな違いです。

コルディリネの種類とは?

赤い葉が特徴とされるコルディリネですが、さまざまな種類があり、葉の色も赤に限らず黄色や緑色など多岐に渡ります。多くの種に共通しているのは、細長い葉を放射状に展開するというところ。それ以外では園芸用の品種改良も進み、斑(ふ)入りのもの、葉色の異なるものなど、多種多様なコルディリネが存在しています。コルディリネの代表的な品種をご紹介しましょう。

➢ 広く流通しているコルディリネ・テルミナリス
コルディリネというとコルディリネ・テルミナリスを指すほど、盛んに流通されている品種です。コルディリネ・テルミナリスを原種に改良された品種も数多く存在しています。コルディリネ・ターミナリスと発音されたり、センネンボクと呼ばれることもあります。

➢ 愛知県生まれのコルディリネ・アイチアカ
コルディリネ・テルミナリスの園芸品種として、愛知県で誕生した品種がコルディリネ・アイチアカです。愛知赤の名の通り赤色がその特徴で、新芽ではほぼ全面が赤ですが、生育につれて葉色が赤紫色へと変化していきます。

➢ 希少人気を誇るコルディリネ・レッドスター
葉の全面が赤いコルディリネ・レッドスターは生産者も生産量も限られていることから、大変希少性が高く、人気の品種です。樹高10メートルにもなる大型種で、庭園樹として地植えされることも多いようです。光沢のある赤色の葉は成長すると長さ1メートルにも達し、存在感を見せてくれます。

➢ 芳香を放つ花を咲かせるコルディリネ・オーストラリス(アウストラリス・アウストラーリス)
コルディリネ・オーストラリスは、コルディリネ・アウストラリス、コルディリネ・アウストラーリスなどとも呼ばれるニュージーランド原産の品種です。香りの良い花を咲かせることから、和名ではニオイシュロランと呼ばれています。幹の先端から緑色の剣状葉を放射状に出しながら、基本的には枝分かれせず20メートルもの高さにまで育ちます。

➢ マットな緑の葉が特徴コルディリネ・インディビサ
皮にも似たマットな質感の緑色の葉をつけるコルディリネ・インディビサは、ニュージーランド原産の品種です。

➢ 葉が垂れ下がるコルディリネ・ストリクター(ストリクタ)
オーストラリア原産のコルディリネ・ストリクターは、やや幅広の葉を持つ品種。長さ50センチ程度に伸びた葉を、だらりと垂れ下がらせながら展開する姿が特徴的です。アオドラセナと呼ばれることがありますが、ドラセナ属ではなくまぎれもなくセンネンボク属(コルディリネ属)に属する植物です。

➢ 細い葉に赤のラインが美しいコルディリネ レッドエッジ

すらりと伸びる緑色の細い葉の縁に、紫色を帯びた赤い斑が入る品種です。緑色と赤色のコントラストが美しく、観賞価値が高いとして人気を集めています。

暑さ、寒さにも比較的耐えるコルディリネの栽培場所は?

➢ 庭先での地植えも可能
他の観葉植物に対して比較的耐寒性、耐暑性ともに高いコルディリネ。国内でも暖かい地域ではガーデンでの地植えもOKです。ただし、品種によっては寒さに耐えないものもあるので、庭に迎える前には品種ごとの耐寒性や植える場所の一年を通しての気温変動などを、きちんと確認しておくようにしましょう。日光を好む植物ですが、真夏の直射日光は葉を傷めることも。地植えの場合は、遮光率50%程度の日除けネットなどを利用して、直接夏の日差しがあたらないように工夫しましょう。

➢ 室内では明るい場所で
コルディリネは日にあてることでその葉色を鮮やかに保つことができます。室内で鉢植えを育てる場合には、日差しが差し込む明るい場所に置くようにしましょう。葉色をよくするために日光が必要とはいえ、強い直射日光にあててしまっては葉焼けしてしまいます。日光浴をさせる場合にも、急に炎天下に出すようなことは避け、明るい日陰から徐々に慣らしていくようにしましょう。コルディリネの耐寒気温は5度程度。気温がぐっと下がる季節を迎える前には、暖かい室内の窓辺などに移動させて越冬させます。

水やりはたっぷりと!コルディリネの日常管理


➢ 土が乾いたらたっぷりと水やりを
地植えのものでは必要ありませんが、鉢植えのコルディリネは特に成育期を迎える春から夏にかけて、たっぷりと水を与える必要があります。逆に冬季には水やりを控えて乾燥気味に育てましょう。

水やりの仕方は観葉植物の水やりの基本に従い、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出る程度までたっぷりと水やりし、受け皿にたまった水はすぐに捨てます。頻繁にやりすぎず、一度水やりをしたら土が乾くまで水やりの間隔をあけるのもポイントです。

➢ 葉水で葉につく虫やホコリを洗い流す
コルディリネの長い葉にはホコリがたまりやすく、ハダニなどの虫もつくことがあります。これらの対策として、水やりのついでに葉にシャワーのように水をかけたり、霧吹きなどを使って葉水を施したりするのも大切です。

➢ コルディリネの肥料は成育期のみでOK
コルディリネは成育期である5〜9月の間、2ヶ月に1度ほど緩効性化成肥料を置き肥します。または、液体肥料を週に1度ほど与えるのでもよいでしょう。

➢ 地下茎が育ったら植え替えを!
鉢を裏返してみて鉢底から根が飛び出ているような状態になっていれば、地下茎が鉢いっぱいに伸びてしまっているサイン。そのままにしておくと根詰まりを起こし、新しい葉が出てこなかったり、葉色が悪くなったり、葉が落ちたりして株が老化してしまいます。そうなる前に、1〜2年に1度は植え替えを行いましょう。
コルディリネを植え替える際にはふた回りほど大きめの鉢に植え替えるのがおすすめです。植え替えの適期は成育期にあたる5〜8月あたりとなっています。

➢ コルディリネを増やすには?

コルディリネは、挿し木、取り木、茎伏せなどの方法で増やすことができます。新しい葉が10枚程度出ている状態で先端の部分(天芽)を切り取り、土に挿しておきます。葉が長くて邪魔になるようなら、ゆるめにまとめておくとよいでしょう。直射日光のあたらない明るい日陰に置いておくと、1ヶ月ほどで根が出てきます。根が出たら明るい場所に移してまとめた葉を開放してやります。

茎を3㎝ほど切って土の上に寝かせ、半分程度土に埋めた状態で発根・発芽を待つ茎伏せでもコルディリネを増やすことができます。

コルディリネ栽培のトラブルシューティング

コルディリネの栽培は難しいものではなく、初心者でも丈夫に育てることができます。とはいえ、コルディリネを育てていると、各種のトラブルが発生することも。コルディリネ栽培によくあるトラブルとその対策をまとめてみましょう。

➢ 害虫が発生した
コルディリネの長い葉には、年間を通してハダニが発生することがあります。葉の生育を衰えさせたり、新芽では奇形を発生させたりすることも。発生したら園芸用の殺ダニ剤で駆除しますが、普段から葉水を施すことである程度予防することもできます。

カイガラムシもコルディリネの葉や茎によく発生する害虫です。成虫になると硬い殻に覆われ、薬剤が効きづらいので、歯ブラシやヘラなどを用いてこそげ落とすように駆除することになります。

➢ 葉色が悪くなった
コルディリネの葉色が悪くなるのは、おもに日光の不足が原因です。真夏の直射日光は避けますが、年間を通してよく日にあてることを意識するとよいでしょう。

➢ 葉縁・葉先が枯れる
コルディリネを育てていると、葉の縁や葉先が枯れ込んでくることがあります。おもに湿度不足が原因ですが、見栄えが悪いので枯れた部分をハサミで切り落とすなどして対処しましょう。

まとめ

シャープな形と鮮やかな色の葉が印象的なコルディリネは、お部屋にリゾート感を呼び込むインテリアアイテムとして、ガーデンのシンボルツリーとして存在感を発揮してくれます。見た目より育てやすい丈夫な観葉植物で、品種によっては庭先での栽培も可能ですので、ぜひトライしてみてください。


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