究極の自然素材の家

以前から行きたかった白川郷へ。やはりきちんと本物素材で作った家は、長持ちするのですね。

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はじめに
こちらの記事は過去(2015年)に書かれた記事となります。ご了承ください。
 
 
 
 

こんにちは!自然素材を使った木造住宅専門
真柄工務店、代表の眞柄 大介です。

先日仕事関係のセミナーに参加する為に 初めて金沢に行ってきました。

折角来たのだから、以前から行きたかった 白川郷に向かいました。

金沢市内から車で一時間ほどで行くことが出来ます。
意外と近いのですね。
白川郷といえば、特徴的な本を開いたような形の三角形の屋根。
建築の専門用語では、切妻屋根と呼びます。
急な角度の屋根は60度位の角度で作られています。

なぜこれほど、急な勾配にしたのか?

多分積雪の雪下ろしの手間を考えての事と小屋裏の環境が
蚕を飼うのに適していたみたいです

家の向きにもその特徴が現れています。

よく見ると、家の向きは南北に向いて建てられています。
すると、屋根の面は東と西に向きます。
多くの日照が屋根に当たるようにしているのです。
つまり、雪が溶けやすいようにしているわけです。
雪が溶けて家周りが水浸しにならないように、
家の周りに水路を作っているのも全て計算されているのに驚きました。

夏には南側から風を取り入れ北側にまっすぐ風が抜ける
作り方をしているので、夏は凬通りが良く涼しくなる工夫がしてありました。

茅葺き屋根の家は湿度のコントロールにも優れていたのですね。
生活水蒸気は適度に茅葺き屋根から排出され、冬は雪が積り、かまくらと同じような役目をして
、暖かくなり、適度な湿度が乾燥を防いでくれたのです。

私が一番驚いたのは、江戸時代中期に、山から木を切り出して
、柱の形に製材して組み上げる凄い労力ですよね。

今では材料を組み上げるときに、レッカー車で簡単に組むことが出来ます。
私が大工に成ったときは、全て人力で組み上げていましたが、
それでも、材料はトラックで運んでくる訳ですから、大した事はありません。

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