困った猫の『夜鳴き』…考えられる原因と解決法5つ

困った猫の行動の1つに「夜鳴き」があります。なぜそのような行動に出てしまうのでしょうか。そこには猫なりの理由があります。夜鳴きの原因と解決法をお伝えしましょう。

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1. 発情期

発情期を迎えると、普段とは全く違った大声で鳴くようになります。その様子に驚く飼い主さんもいるでしょう。夜に赤ちゃんのような鳴き声を耳にしたことがある人も、多いのではないでしょうか。

飼い猫が発情期を迎えると脱走したり、大きな鳴き声が近所迷惑になったりといろいろ大変です。ですから繁殖させる予定がないのなら、不妊手術をするようにすると良いでしょう。

ただ手術には麻酔リスクなどが伴いますので、獣医師と相談の上、飼い主さんが決断する必要があります。

2. 病気

病気が原因で夜鳴きすることもあります。あまりに激しいようなら、一度動物病院を受診した方が良いでしょう。猫が夜鳴きをする病気には、甲状腺機能亢進症が考えられます。6歳以上の猫に多く見られます。

夜鳴き以外にも食欲が増すのに体重が減る、飲水量が増えるなどの症状がありますので、良く猫の挙動を観察してください。

3. 寂しい

子猫に多い夜鳴き理由の1つが「寂しさ」です。これまで家族と一緒にいたのに、突然見知らぬ環境に来た場合、不安を感じて鳴くようになるのです。

またシェルターなどで保護されていた子猫の場合は、今まで他の猫たちに囲まれて賑やかだったのに突如として静かな環境になります。そのため、夜になると寂しくなってしまうのです。

ただ、このときに構うと「鳴けば構ってくれる」と思ってしまいます。これだと夜鳴きが収まるばかりか、毎日繰り返されるようになってしまうでしょう。ですから、ぐっと我慢して鳴いても無視するようにしてください。そのうち新しい環境に慣れてくれば、夜鳴きすることがなくなります。

4. 認知症

認知症になると夜鳴きをすることがあります。もし猫が夜に一点を見つめて鳴くときは一度、受診すると良いでしょう。夜鳴き以外にも徘徊や粗相などが見られます。猫の様子を良く観察して、異常があれば早めに対処してあげましょう。

認知症の夜鳴きは大きく唸るように鳴くことが多いです。近所迷惑になってしまうことがありますので、放っておかないようにしてください。

5. 空腹

あまりにお腹が空いて夜鳴きをする場合も。猫は元々薄明薄暮性の生き物です。薄暗い夜明け近くに活発になります。ですから、家の中をいくら探しても獲物がいないため「お腹が空いた〜!」となってしまうのかも。

まだ薄暗い時間に起こされる飼い主さんが大変になってしまいますので、置き餌や自動給餌器で対応していきましょう。一緒に暮らす時間が長くなると、飼い主さんの生活リズムに合ってくることがほとんどなので、夜鳴きをすることは少なくなる傾向にあります。ご安心ください。

まとめ

猫の夜鳴きは飼い主さんの安眠妨害になってしまいます。お互いにとって快適で健康な生活を送るため、しっかり対応していきましょう。

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