倉庫がキッチンへ大変身！

施工させていただいたのは、とある個人宅の長屋。元々一部を
居住スペースとして使われていたのですが、
「台所が母屋にしか無いので長屋にもキッチンが欲しい！」
とご相談をいただき、長屋の倉庫をダイニングキッチンへ改修する事となりました。

金属から木製の引き戸へ

施工後の玄関。木の温かみが好きだという施主様のご要望にお応えして
木製の片引戸を取り付けました。
木の持つ柔らかな雰囲気を壊さないよう、ガラスは小窓にとどめて
戸の上部に採光用の片開き窓を設置しています。

以前使っていた玄関は撤去し、間仕切りの壁を抜いて廊下を作り
倉庫側に入り口を統合しました。
旧玄関のあった場所には廊下が暗くならないよう窓を設けています。

倉庫から木の温かみ溢れるダイニングキッチンへ

施工前の様子です。中は倉庫として使っていたため、梁や柱がむき出しになっていました。
階段下の柱は撤去できなかったため柱だけを残し、間の袖壁を無くして
通ることができるようにしました。

ダイニングキッチンは柱の見えない大壁を採用。木が持つ素材の良さを大切にし、
全体的にナチュラルな柔らかい雰囲気を出せるよう白を基調としたクロスを
使いました。

水廻りにはタカラスタンダード製のシステムキッチンと吊り型レンジフードを
設置。タカラのシステムキッチンはホーロー製なので傷・熱・汚れに強く
お掃除も簡単です。

更に、ダイニング側のカウンター天板下は小物収納として造作しています。

壁を少しふかして、収納スペースを設けました。掃除機や衣類、日用品などをしまっておけるので、
ダイニングを広々と使うことができます。

お客様のイメージを形にする3D提案

施工前の状況。玄関付近にすぐ階段があり、そちらから居住空間のある
2階へ上がれるようになっています。1階はユニットバスと脱衣所になっており
今回の施工では浴室側は特に改修せず、倉庫側と玄関廻りをメインに
リフォームを行いました。

玄関は倉庫側へ移動、旧玄関側に合った壁は撤去して通路に改修しています。
全体的に木材の持つ暖かさを活かせる仕上がりを目指しました！

また、弊社ではお客様とのプラン打ち合わせの際、こんな物も用意しています。

図面を基に3DCGモデルを作成し、間取りだけでなく立体的な空間のイメージを
見ることができます。
このようにプラン図を立体的に見て頂く事で、家具の配置や内装の配色などを
よりお客様の持つイメージへ近づける事が可能になるのです。

今回の現場は3Dで提案させて頂いた形に限りなく近い仕上がりになり、
お客様に大変感動して頂いたと共に、担当者にとっても会心の仕上がりでまとまりました！