たわみ調整式の作業テーブルを作ってみた

DIY作業などで大きめのテーブルがあると作業しやすいと思い、廃材を組み合わせてテーブルを作る過程で、どうしても天板のたわみが出てしまうことが気になったので、それをいつでも1mm以下の単位で調整できるテーブルを作ってみました。

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たわみ調整式の作業テーブルを作ってみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

1500円

所用時間

1時間

材料

廃材テーブルの足など(1セット)

廃材テーブルの天板(1枚)

木材(数本)

T字型ステー(1個)

ボルト・ワッシャー(数本)

鬼目ナット(2個)

防虫防カビ防腐ステイン(少量)

工具

丸ノコ

インパクトドライバー

六角レンチ

メガネレンチ

ディスクグラインダー

ジグソー

作り方

STEP1

使えそうな天板の裏側に、ステイン塗料を塗ってカビ対策をし、中央に補強板を取り付けました。(後で調整機構を取り付けるためのベースとなります。)

STEP2

これも別途使えそうなテーブルの足を組み合わせて足を製作。繋ぎ手の板は、下にクリアケースを置くので出し入れがしやすいように、ジグソーで台形に切り抜きました。

STEP3

もともとのボルト類も一部使うので、サビていたパーツを磨き、グリスを注入してサビ防止処理をして再利用します。

STEP4

足がグラグラしないように、45度に切った材を入れて補強しました。

STEP5

補強をしても、特に木材は経年で反りが出てしまったり、どうしてもわずかなたわみが出てしまうことは避けられないので、調整機構を作るためにこのような部品を用意しました。(写真に写っていませんが、ナットはあと4個追加で使いました。)

STEP6

2つの木材を繋ぎ合わせ、そこにT字ステーのボルト穴と同じ間隔で鬼目ナットを埋め込みます。そうすることで、木材にもボルトが取り付けられるようになります。

STEP7

これを天板に取り付け、T字ステーをボルトで固定します。その際にボルト1本に対してナットを3個使い、ナットの開け閉めでボルトとステーの位置を微調整できるようにします。ハードロックナットの仕組みを再現しています。が、そこまでハードに固定しては調整しにくくなるので通常のナットを組み合わせて利用しています。

STEP8

すべてのパーツを組み合わせるとこんなかんじに。 テーブル天板の中央が上にたわんでも、下にたわんでも、ボルトで押したり引っ張ったりすることでいつでも微調整できるようになりました。

STEP9

これで、垂直や水平取りが必要な作品も作りやすくなりました!

(左手前にラックを置いて写真を撮ってしまったので足が隠れてますが...足あります。) 狭いスペースにピッタリ収まっています。

レシピのコツ・ポイント

調整機構を設置する場所のスペースを考えてT字ステーを選択すると作りやすいです。この機構を取り付ける時は、天板の横方向には補強板を入れないほうが調整しやすくなります。補強板を入れた後でたわんでしまうと硬くて調整が困難になるためです。

やってみた感想

余っていた材料と+少しの部品で使いやすい作業テーブルができたので満足です。こういう調整ができるテーブルって市販であるのでしょうか? この調整機構は・・・特許取ったほうがいいかも?w

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