作業小屋に溶接機用の電動ダクトファン付き換気扇を作ってみた

溶接をすると目に見えない鉄粉が空気中に舞うそうで、マスクやゴーグルをしていても完全に防ぐことは難しく、できれば早くその空気を外に排出したいと思い、電動で強制的に空気を排出できる小さめの換気扇を作ってみました。

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作業小屋に溶接機用の電動ダクトファン付き換気扇を作ってみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

3000円

所用時間

1時間

材料

ステン丸型ガラリ(1)

送風機アダプタータイプ(1)

シリコンコーキング(アンバー)(1)

工具

サークルカッター

ジグソー

インパクトドライバ

テーブルソー

作り方

STEP1

新しく建てている作業小屋の一角に板をしいて溶接機の作業スペースとなっていますが、しばらくはここで溶接することになりそうなのでこのあたりに小さめの換気扇をつけてみたいと思います。

STEP2

用意したのは小さな送風機。左右から空気を取り込んで前方に空気を出す単純な機構なので、空気中に漂う鉄粉を吸い込むのには丁度良いかも。

STEP3

もう1つ用意した物は、ステン丸型ガラリという換気用のパーツ。(1000円弱くらい)これだけだと自然の空気循環に任せて換気するだけのパーツにすぎません。

STEP4

これを利用して電動で空気を排出する装置にしたいので、まずはガラリの取り付け部の直径を測ります。75mmくらいでした。

STEP5

送風機のルーバーを外します。周りの枠も一旦外さないとルーバーが外せないので、ちょっと力業がいります。

STEP6

そこにガラリを突っ込んでみると、ピッタリはまりました!本体を加工せずにそのまま使えそうな予感。

STEP7

壁に外側からサークルカッターをあてて円を切っていきます。でもこのサークルカッターだと合板の厚さは切り抜けないので、切り込みを入れるだけにしておきます。

STEP8

その切り込みに合わせて、ジグソーで丸く切り抜きます。大きいホールソーや自在錐があれば使った方が早いです。

STEP9

まあまあの円に切り抜けました。隠れる部分なので、細部はこだわりません。高さは粉塵が舞う中央あたりに穴をあけました。

STEP10

その穴にガラリをはめ込みますが、あえて少し大きめに開けたので、スカスカです。

STEP11

もう1枚合板を切り抜いたものを作ってガラリにはめ込みます。

STEP12

壁の内側にこの1枚を固定します。こうすることで、ガラリの爪がちょうどよく引っ掛かる位置になりました。

STEP13

続いて送風機の取っ手にドリルで2つの穴を開けます。

STEP14

その穴にビスを入れて、柱に固定し、ガラリの差し込み口にはめ込みます。

STEP15

送風機の電源アダプターを溶接スペースの天井ライトのスイッチと同じ階層に設置して連動させました。(後でモールも付けて配線をスッキリしました)ライトを付けるとファンが回り出します。 なんだか小動物が壁にくっついてるみたい・・・w

STEP16

外側のガラリの周りをコーキングして防水処理します。ガラリの内側には網が貼ってあるので虫が侵入する心配もありません。

STEP17

溶接専用の換気扇が完成しました!電動(強さを3段階に調整可能)なので強制的に空気を排出できます。外からの見た目も問題無しで機能的な換気扇ができました。

レシピのコツ・ポイント

使いたい送風機の大きさによってガラリの大きさを変えれば何でも組み合わせて使えると思います。加工が面倒な場合は普通の換気扇を買って取り付けた方が無難かもしれませんが、これくらい小型で電動の換気扇はなかなか売ってなかったので手持ちの物を組み合わせて作ってみました。

やってみた感想

手持ちの送風機で好みの位置と高さに換気扇を付ければ自分好みの空調設備になるので、楽しみながら製作できます。屋根収納には温度センサーのトリガーで可動する換気扇も付けてみたいと思います。

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