カフェオレボウルで憩いをたっぷり!

普段の食卓を彩る器たち、陶磁器製のものは大切に使えば一生使えるものです。
そんな器の中、カフェオレボウルに焦点をあててみました。
使ってみると意外と便利で、しかもオシャレなものが沢山あります。
是非とも皆様にも楽しんで頂きたくてこの記事を書きました。

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ゆったり過ごす素敵な時間

 
休日の午後、お気に入りの本を読みながらゆったり過ごす時、
やわらかく湯気の立つお気に入りのカップが脇に置いてあるでしょう。
淹れるのは紅茶ですか? コーヒーですか? 緑茶もいいですね。

素敵なひと時を過ごすとき、傍にあるのはお気に入りのティーカップやマグカップでしょう。
そんなシーンに是非とも楽しんで頂きたい器、カフェオレボウルをご紹介したいと思います。
おしゃれなだけではなくて、とても便利ですので日々の食卓でも使って頂きたい器です。

カフェオレボウルをご存知無い方はもちろん、すでにお持ちの方にも楽しんで頂けるようなお話をまとめてみました。
知っていると食器選びがちょっと楽しくなるようなTIPSもありますよ。
ちょっと長いですが、どうぞ最後までお付き合いください。

 

 

カフェオレボウルって・・・

◆どんな形?
最近ではちょっとオシャレなお店でカフェオレを頼むと この器で出してくれることもある様ですね。
小さい物で大き目の飯碗くらい、大きなものだともう丼と言って差支えのない大きさがありますが、大体は飯茶碗と丼の間くらいでしょうか。
陶磁器製の器で、形は基本的に茶碗や丼に近く、高台がついていたりなかったり。
少し珍しいものになりますと、耳といいますか、把手が付いているものもあります。
シノギと呼ばれる造形的な装飾のなされているものもよく見かけます。

◆どんな材質?
最近では磁器製のものが多く見受けられますが、フランス陶器であることを考えると、初期には軟陶で作られていたのではないかと思います。
ヨーロッパには近代(産業革命以降)まで、磁器の大量生産技術がありませんでしたし、
南部ヨーロッパには古代から陶器はありましたが、一般家庭向けにはアジアにあるような耐久性の高いものはなく、ファイアンスと呼ばれる軟陶ばかりでしたから。
(技術的な問題ではなく、適した陶土があまり産出しないのです。)

◆カフェオレボウルのはじまり
基本的な碗型ってそれはもう先史時代からある形ですけれど、
カフェオレボウルと言った場合の発祥は近代フランスの一般的な家庭用の食器だそうです。
元はスープやシリアルを食すために使われていた極々ありふれた食器です。

ただし、あの大きさになったのは日本の茶事用のお茶碗の影響を受けているという説もあるようです。
江戸末期、浮世絵の余り紙に包まれて遥か海を旅したお茶碗たちの従妹だと思うと、ちょっと愛おしく感じてしまいます。

そして彼の地では、日本での飯碗のように家族の各人にそれぞれの器をあつらえていたようでもあります。
アンティークのものには誕生日のプレゼントとして個人名の入ったものが残っていることからも、多く一般の方に愛されていたことが伺えます。

大航海時代に植民地から入る大量の物資で潤っていき、1900年代初頭になってコーヒーが一般人にも親しまれるようになると、
朝食にたっぷり淹れたカフェオレを大き目のお碗で飲むようになります。それがカフェオレボウルの始まりです。

 
やがて軟陶であったものが、産業革命と共に磁器製に代わっていったのではないかと思います。
これは金属製カトラリーの普及にも影響を受けていると思います。
ファイアンス製のボウルに金属製スプーンでは傷付いてしまいますから、磁器の丈夫さがもてはやされるのも道理だと思います。
もちろん今でも軟らかい陶器のカフェオレボウルだってありますよ。
そんな温かみのある軟らかい材質のカフェオレボウルには、木のスプーンを添えてあげてくださいね。


大航海時代から産業革命へのスペクタクルを母に生まれ、現代へと至る激動の舞台裏を支えた庶民の器、それがカフェオレボウルなのです!

 

カフェオレボウルの使い方

正直に申し上げますと、正しい使い方など存在しません。
元は一般的な食事用のボウルです。
彼の地では、朝、たっぷりのカフェオレに、前日に作って少し硬くなったパンを浸して食べたりしてたのでしょうか。
数日経って歯も立たないほど硬くなったパンは、スープに浸して食べないとどうにもならなかったと思いますし。

手に持って直接口をつけようと、スプーンで掬って飲もうと自由でよいと思います。
強いて言うなら、好きな時に好きなように使う、これに尽きると思います。
もちろんマナーは大切だと思います。

また、カフェオレボウルは何を食べる(飲む)時に使うのか? ということも自由で良いと思います。
不肖私などは先日カフェオレボウルで麻婆丼を頂きました。 はい、3杯ほど。
普通の丼では大きすぎるという方にはピッタリのサイズだと思います。
形も柄もオシャレなものが多いですから選ぶのも楽しいですしね。


要するにカフェオレだけではなくて、お好きなものをどうぞ、ということです。

どう持ったらいいの? という疑問をお持ちの方もいらっしゃるようですが、
両手で包み込むようにお持ちになられても、飯椀を持つように片手で持っても問題ありません。
抹茶碗を持つようにしたからといって何か問題があるのでしょうか。

素敵な器と出会えたのなら、積極的に楽しんでいきましょう!

 
具体的な使い方につきましては、ちょっと長くなりすぎますので次回に続けたいと思います。
また、器を選ぶときのポイントなどもご紹介したいと思っております。
これはカフェオレボウルに限らず、一般的な陶磁器全般を選ぶときのご参考にしていただける内容にしたいと考えております。
どうぞお楽しみに!

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

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