K邸-「子どもを怒らない家」は大人にとっても心地よい

Kさんは今回、2度目のリノベーションです。フランス人の男性と結婚されてお子さんが生まれ、次は家族で住むためにお子さんの学校に近い、郊外の住宅地に広めのマンションをご購入されました。

Kさんのご希望は「子どもを怒らない家」。日々の生活の中で子供を極力、叱らないような、のびのびと暮らせる家にしたいと考えました。
ご提案したのは、家具の造作は必要最低限にしたシンプルな間取りです。特徴的なのは、家の真ん中にある7畳ほどのランドリースペース。ここに全てのものを片付けるように約束を決めました。

そして、リビング・ダイニングの隣に遊び場兼寝室という部屋を作りました。ここは、子どもがおもちゃを散らかしてもいいスペース。怒らなくてもいいスペースがあるのは、親にとっても子どもにとっても、気持ちが楽になるようです。子どもだけでなく、大人にとっても心地よい、頑張りすぎない自然体のお家が出来上がりました。

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友人が中期滞在することもあるKさん邸は民泊のような居心地の良さがある
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改修前と部屋の仕切りは大きくは変えていない。元々和室だった部屋を洋室に変更
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周りに高い建物がなく、視界が抜けているのでカーテンは不要とのこと
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大判に割いたベニヤ板を床材に使用
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ご夫婦の身長に合わせてキッチンも高めにしたことにより、いっそう海外のような雰囲気に
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ゲストルームの引き戸を開け放すとLDKから廊下、玄関まで続く広い空間に
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書斎の背面には息子さんの作品が飾られている
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