団地ライクな3DKで、和と北欧をミックスさせたレトロモダンな一人暮らしインテリア
一人暮らしのインテリア実例
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和のテイストに、北欧家具を組み合わせて
インテリアコーディネートの専門店「スタイリクス」で働く小針さん。 お住まいは、東京郊外にあるマンション。 団地ライクな3DKの間取りで、ダイニング・キッチンと、4.5畳のフローリングのお部屋が2部屋、6畳の和室が1部屋の構成です。
「都心を離れて、静かな環境で広い部屋に住みたいと思っていて。ちょっとレトロで、和風のお部屋がいいな、と思って探していたときに見つけました。 柱などの建具が、グレイッシュなブルーで塗られていて。北欧インテリアでもよく使われている色なんですが、和風と北欧のミックステイストが好きなので、ここにしようと」
ここに住む前には、ワーキングホリデーでデンマークに暮らしていたという小針さん。和のテイストも随所に残るリノベーション3DKに、うまく北欧の家具をミックスして暮らしていらっしゃいます。
丸いダイニングテーブルは SWITCH のもの。椅子は、飯能の蚤の市に出店していた REFACTORY antiques で購入。
ダイニングで使われている印象的なシェルフは、リサイクルショップの NEWS 西荻窪店で安く手に入れたもの。
ダイニング・キッチン隣の洋室は、繋げてLDKのように使っています。
「お店で、インテリアコーディネーターとして働いていたときもそうなんですが、まずはお部屋のテーマを最初に決めるようにしています。
このお部屋の場合は、和と北欧のミックス。北欧の中でも、モダンではなくナチュラル寄り、ヴィンテージ系を軸にしています。
例えば、家具の足の形をテーパードで揃えたり、素材もプラスチックや金属は極力入れず、木の無垢の素材とか、コーデュロイなど、カフェっぽいものにしたりと、テーマに沿って揃えています」
お気に入りのソファはSWITCHのもの。
元和室の利点でもある、奥行きの深い押入れ収納。リビングにあるものは襖を取り外してデスクとして使用しています。
在宅ワークが増えた今は、オフィスチェアを組み合わせて活用中。
お部屋をレイアウトするときは、「自分の生活を見つめ直して、一番優先順位が高いことは何かを考える」ことが大事と、小針さん。
その結果、「広い空間でゆっくり過ごしたい」「ダイニングテーブルを置きたい」という2つに絞れたのだそう。
優先度の高くなかったテレビは隅っこに置いて、ソファでゆっくりくつろげるスペースと、お気に入りのダイニングテーブルを置くスペースを確保しました。
ソファにゆったりと座って、このキッチンの眺めを見るのが好き、と小針さん。
キッチンツールや、調味料など細々したものがたくさんあっても、ほどよい生活感がかえって落ち着くキッチンです。
こちらは、寝室として使われている6畳の和室。畳のお部屋、ベッドを組み合わせても意外としっくりきますね。
サイドテーブルは蚤の市で購入した海外の学校用のデスク。ランプは、阿佐ヶ谷 FURUICHI で購入したヴィンテージ。
立体的に空間をつくるのが大切
和のテイストが残る鴨居部分も、植物を吊り下げたり、テーブルクロスをかけたりとうまく活用。
「天井側に何もなくて床面に家具があるだけだと平面的なお部屋になってしまうので、鴨居を最大限活用して、ドライフラワーを飾ったりしています。 照明も、もともとあったシーリングライトではなく、ダイニングテーブルの上にペンダントライトを引っ張ってきています」
小物を飾るときも、背の高いライトをひとつ置いて「三角形」の配置を意識することで引き締まった空間に。アートフレームの背面の板を抜くなど、細かい部分でも余白をつくるようにすることも意識しています。
新宿からは電車で30分。郊外の広いお部屋に引越してみると、静かだし、人もたくさん呼べるのがよかったと、小針さん。
「仕事中はすごく集中するので、終わった後は切り替えて自分の好きな空間でリラックスしたい。その時間が、ゆっくり過ごせるのがいいかなと思います」
どこよりも一番落ち着く、お気に入りの場所を自分でつくっていく楽しさを、あらためて教えてもらった気がしました。
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