その名も「鹿の舟」。奈良の食と文化を新視点で発信する新複合施設

奈良にあって、カリスマ的な人気を誇るライフスタイルショップ「くるみの木」が、奈良の魅力を発信する複合施設『鹿の舟』をオープン。観光案内施設と食堂が融合した新発想の施設です。12月15日には建築家の中村好文氏が設計した喫茶室も登場。奈良に行くならいちばんに訪れたい場所です。

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「くるみの木」が運営する「鹿の舟」とは?

ならまちの南の玄関口、伝統的な生活文化が今も色濃く残る奈良市井上町。2015年11月にオープンした「鹿の舟」はくるみの木が運営する観光案内施設と食堂&グロッサリー、喫茶室が一緒になった奈良の魅力を発信するための施設だ。ここはもともと、大正期に建てられた住宅を活用した「ならまち振興館」という施設があった場所。単なる観光案内を超えて、日本に昔から残る生活文化を学び、さらに「これからの暮らしを考える」をテーマとした生活学校も開校予定だ。

くるみの木とは?

http://www.kuruminoki.co.jp/

「くるみの木」は、1984年にオーナーである石村 由起子さんが奈良市に開業したカフェと雑貨のお店。作家や職人の作品からオリジナルグッズまで、普段の暮らしを大切にするための道具が並ぶ。丁寧につくられるランチや自家製デザート、そして器や果実酒の味わえるカフェも併設。オーナーの石村由起子さんの確かな審美眼で選ばれた物に会いに、全国からファンが集まる場所だ。

2004年にはホテル・レストラン・ギャラリーを併設した複合施設「秋篠の森」をオープン。空間コーディネート・商品企画を手掛ける「奈良生活デザイン室」を立ち上げ、企業や地域・自治体などの商品企画から町づくりなどにも関わる。日々の営みに寄り添う、心地よい空間づくりを続けている。


くるみの木
http://www.kuruminoki.co.jp/

奈良を深く知る。旅の始まりをサポートする、観光案内施設 「繭 mayu」

奈良の魅力を「くるみの木」の視点で伝えていく「繭」は、来訪者と共に対話しながら旅の始まりをサポート。奈良のことや日本の暮らしがテーマのライブラリースペースもある。また、生活学校と称して、奈良を中心とする各地の伝統的な生活文化を体験、学び、これからの生活を共に考える場に育てていくという。

竃(かまど)ご飯で朝からおもてなし! 食堂&グローサリー 「竈 kamado」

「鹿の舟」の名物になりそうなものが、竈(かまど)を使って炊いた朝ごはん! なんでも、奈良の魅力の一つが“朝”なのだそう。「奈良の朝の空気感を、観光客にも体感してほしい」「地元のみなさんにも見直してほしい」と、朝ごはんを提供することに。

本格的な竈を施設中央に設置。ここで毎朝ご飯を炊き、朝から食事を提供する。奈良の伝統野菜や県産の食材を使用したおかずで、奈良の旬を味わうことができる。併設するグローサリーでは、実際に食堂で使用している奈良の食品や食にまつわる日本の道具を販売。食材のマルシェなども開催される。

12月17日に待望の喫茶室&雑貨店 「囀 saezuri」が追加オープン

『鹿の舟』では、奈良の食材を使用した食事や飲み物を提供する“喫茶室&ギャラリー”を、12月17日にオープン予定。国内外の旅行者や、近隣のお客様が集い、羽を休め、交流する止まり木のような場所を目指す。

「鹿の舟」の意味すること。

「施設全体を大きな舟に例え、訪れる人々を鹿に例えています。訪れた人々は、この場所で様々な物や事柄に触れ、深く知り、学んでいきます。そして、それらを自らの体験として習得し、新たな知識として繋いでいく。そのような、多くの人や物をのせて、次の目的地へ進んでいく舟のようでありたいという思いを込めた場所です」とくるみの木。

【施設概要】

鹿の舟 
奈良県奈良市井上町11

電話
繭/0742-94-3500
竈/0742-94-5520

営業時間
繭/9:00~17:00 ※年中無休
竈/8:00~18:00 ※水曜定休


アクセス/ 
近鉄「奈良駅」またはJR「奈良駅」より奈良交通バス市内循環「内回り」近鉄9番のりば、
JR5番のりば乗車。「田中町」下車すぐ。またはJR京終駅より徒歩10分。


◆お問い合わせ/くるみの木

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