使いやすい勝手口にリフォームしたい！費用相場はどのくらい？

勝手口リフォーム費用の傾向について

勝手口リフォームの費用相場を見ていくと、50万円未満のリフォームが約70％、50～100万円未満が約20％、100万円～250万円未満が約10％という割合になっています。ほとんどが50万円未満でリフォームでき、中には10万円以下でできるケースもあります。

10万円未満でできる勝手口リフォーム事例

勝手口リフォームの中でも10万円未満でできる工事は、サッシや窓ガラスの簡単な交換です。既存の勝手口をフル活用したリフォームとなります。事例を参考に、リフォームの費用感をイメージしていきましょう。

1.勝手口扉のパネル交換

老朽化した扉を軽くて強いパネルに交換。防火・耐熱・耐水・耐久性に優れた安心設計のパネルです。戸建住宅で工期は1日、費用は4万円でした。

2.木製からアルミ製の勝手口へ交換

傷みが激しくなってきた木製勝手口をアルミ製勝手口へ交換。勝手口の下部のコンクリートを削り、枠組みで隙間をなくしました。隙間風と虫の侵入を防ぐリフォームです。戸建住宅で工期は1日、費用は5万円でした。

10万円～30万円未満でできる勝手口リフォーム事例

既存の勝手口を活用するリフォームもあれば、全て取り換えるリフォームもあります。以下の事例の通り、風通しを良くするリフォームが目立ちます。

1.採光、採風、防寒対策のドアへ交換

窓のない古い扉だけの勝手口を、通風勝手口網戸付ドアへ交換しました。窓があることで採光を得られ、スライドドアで風通しも良くなりました。冬場は、スライドドアを閉じて防寒対策することも可能です。戸建住宅で工期は1日、費用は14万円でした。

2.カバー工法で鉄製からアルミ製ドアへ

既存の勝手口が鉄構造だったため、加工することができず、カバー工法（既存の枠の上から新しい枠を取り付ける方法）を用いてリフォームしました。古くなり、開閉しにくかったドアが開閉しやすく、風通しの良いドアに。戸建住宅で工期は1日、費用は15万円でした。

30万円～50万円未満でできる勝手口リフォーム事例

最新型の勝手口へリフォームできる価格帯です。通気性や採光性、防犯性やデザイン性に優れた勝手口へリフォームすることができます。

1.通風性と断熱性に優れ、防犯対策も備えた勝手口に

勝手口のドア、全面リフォームです。アルミ製で通気窓がなく熱がこもり気味だった勝手口ドアを、通風性と断熱性、防犯性に優れた勝手口ドアにしました。障子を開閉して換気でき、樹脂によって断熱性が高まり、結露を抑制します。面格子、二重ロックで防犯性もあります。戸建住宅で工期は6時間、費用は30万円でした。

2.車庫へ行き来しやすくなる勝手口を

既存の勝手口はなく、壁を解体して勝手口を設置するリフォームです。母屋から車庫へ行き来しやすくなりました。サイズは小さめですが、全面ガラスなため、採光性に優れ採風性もあります。戸建住宅で工期は10日、費用は32万円でした。

100万円以上かかる勝手口リフォーム事例

勝手口ドアの交換だけでなく、大きさや位置そのものを変えた、大がかりなリフォームとなります。勝手口だけでなく、キッチンやバストイレの窓など、セットでリフォームした場合に100万円以上かかるケースがほとんどです。

おわりに

勝手口リフォームの費用情報をご紹介しましたが、参考になったでしょうか。使用頻度が少なく、老朽化が進んだ勝手口を放置していると、防犯対策が不十分になったり、隙間風に悩まされたりと、日常生活を過ごしにくくなってしまいます。ぜひ、リフォームで過ごしやすい住環境をつくりましょう！

50万円未満でできる勝手口リフォームがほとんどですが、費用はあくまで目安です。詳細を知りたい、見積もりが欲しいという方は、リフォーム会社の一括見積もりを利用してみてはいかがでしょうか。

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