思わず友達を呼びたくなる!こだわりの作り付け家具が満載の家。 ー「10年愛♡の家」Vol.3 ー

時を経ていくことでより愛着が湧いてくる、そんな家を紐解いていく連載企画。3回目となる今回は、家の中心となるリビングが空間を繋いでくれる、そして家族をも繋いでくれる、そんなHさん宅をご紹介しましょう。ロフト構造を持った空間演出の効いたリビングとこだわりの作り付け家具が魅力的な、生活のしやすさとお友達を呼びたくなる清潔感が同居したお宅だったのです。

重量木骨の家
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特別なリビングと作り付け家具、その2つこそが”家族のための”こだわり

突然ですが、間取りの自由度って家づくりには欠かせない大変重要な要素ですよね。例えば昨今のリノベーションはブームとともに進化を続け、間取りを変化させることに関しても相当自由度は高くなってきました。とはいえ、そこにはやはりリノベーションの限界があるものです、やはりイチから設計を造り上げる新築には適いません、特に立体的に空間を加工するようなダイナミックな間取りであればなおさらです。

静岡県の中心部に位置する閑静な住宅街に建つ一軒家、Hさん宅。いかにも昭和な母屋と連なる二世帯住宅の一角なのですが、母屋の方は既存の家屋をHさん宅新築時に同時にリノベーションして繋いだという少し特殊な物件。屋根が斜めに設計された現代風のスタイルを持つHさん宅と、奥様ご両親が住む母屋のコントラストが目を引きます。

画面左が奥様ご両親が住む母屋。Hさん宅を建てる際に同じ近藤建設にてリノベーションしつつ、2つの家屋を廊下で繋いで二世帯住宅に。

Hさんご家族はご夫婦と娘さん2人の4人家族。上のお子さんが小学校に入る少し前のタイミングで約9年前に建てたお宅なのだそうです。Hさん、こちらのお宅を建てるに当たっていくつかのこだわりがありました。そのこだわりとは家の中心となるような開放的なリビング空間の実現と、お気に入りの家具屋に作り付けの家具をデザインして作ってもらう、という内容。このこだわりを実現するために選択したのが、施主の要望にしっかり応えることを信条とする近藤建設工業。施主の希望から最適な工法を選び、また細かな要望にも可能な限り対応してくれる近藤建設工業だからこそ前述の2つのこだわりを巧みに取り入れたダイナミックな間取りを持つお宅が実現できたのです。

その家の中心は、ホームシアターが設置されたホール型ロフトリビング

ロフトスペースからリビングを臨む。たっぷりの採光を確保した明るい開放感とともに斜めの天井が視覚的に広く見せる効果も加味しています。
まるで劇場のような空間演出に加え、ホームシアターシステムを設けた”特別”なリビング空間。

2階+ロフトの三層構造になっているHさん宅ですが、リビングは2階。南側にあたる隣宅との距離が近過ぎるため、リビングを2階に設定することでHさんの要望の一つである開放感のある居心地のいいリビングを目指したのだと言います。とはいえスペースに限りがあったため、近藤建設工業側からの提案で天井の高いロフトスタイルを取り入れることとなりました。

三角形の頭頂部にロフトスペースを儲け、その斜め下には対面式の開口部を持つキッチンスペース。スペースを区切るのではなく空間で繋げることで広々とした一体感を持たせています。

「子供も小さかったですし、広々として家族が自然と集まって団らんできるようなリビングが希望でした。しかしダイニングも一体のLDKにするとスペースにも限りが出てきてしまうので、天井の高いロフト案を提案されたんですね。それに屋根を斜めに設計することで天井面積も増え、視覚的な広さがより感じられるようになりました。頭上空間に立体的な遊びが効いているところは非常に気に入っています。それにホームシアターシステムも取り入れているのですが、天井が高いおかげで劇場のようなゆったりとした鑑賞空間になるのもお気に入りなんです。娘2人はピアノも弾くのですが、この天井のおかげでホールのように音の響きがとても良いのです」

キッチン開口部の側には大きなテーブルと作り付けのテーブルベンチを設置。その横にはリモコンなどを収納する作り付け収納(中央下)とシアター用のプロジェクターシステムを収納した造作(中央上)が。特にお友達を呼びたくなるテーブル周りは大変居心地が良さそうですよね。

無垢材をふんだんに使い、珪藻土の塗り壁で囲まれたこの団らん空間はつまり、劇場やホールを思わせるような空間演出が盛り込まれているのです。個人宅としては非常に贅沢なリビング演出と言えるのですが、実はこの開放的かつ劇場のような立体空間はなかなか木造在来構法では不可能。それを可能にした構法こそが「耐震構法 SE構法」だったのです。

床はパインの無垢材、壁は珪藻土の塗り壁。そして天井はシナベニヤを格子状のごとく並べています。自然素材をアピールしながらもスッキリと清潔感のある内装でアピールしています。

空間を自在に設計できる「耐震構法 SE構法」

Hさん宅の間取りは下記のイラストを見ても分かる通り、1階部分に家族の寝室があり、2階部分にLDKと水まわり設備、そしてロフトというレイアウトになっています。特に注目したいのが1階と2階の設計バランス。しっかり部屋が区切られている1階と、最小限の仕切りで開放感を目指した2階、そんなコントラストの効いた間取りバランスこそ、空間を自在に設計演出できる「耐震構法 SE構法」を採用した”重量木骨の家”ならではの間取りと言えるのです。

2階の空間をたっぷりと取った間取りはSE構法ならではの自由度溢れる設計。一転して1階は部屋ことの仕切りがしっかりされた間取り。

使用される木材に一定の強度を持つ集成材を採用することで、耐震構造を実現するには必須となる正確な構造計算を可能にしたSE構法。ですがその恩恵は耐震だけには留まりません。構造計算が可能だからこそ在来の木造建築では不可能となるHさん宅のような自由度の高い設計が実現できるのも大きな特徴の一つなのです。

しっかりとした質量を持つ集成材はSE構法の要。構造計算が可能な一定の強度を持ち、結合にもSE金物という特別な部材を使用して結合する。

そんな「立体空間を自在に加工する」ことを可能にしてくれるSE構法の木の家、”重量木骨の家”は、SE構法登録店の中でも、重量木骨プレミアムパートナーと呼ばれる全国から選び抜かれた64社の技術的にも熟練した工務店のみが建てる事を許されています。もちろん近藤建設工業もその一社なのです。また、”重量木骨の家”は第三者機関による現場調査、完成保証、長期優良住宅認定等を備えていますから様々な面で安心して家づくりに臨めます。

”生活しやすい”工夫の詰まった間取り設計

「耐震構法 SE構法」が生み出してくれる自由な設計思想は、生活をしやすくするための様々な工夫が詰まった間取りをも実現しています。洗濯にまつわる全ての事が一室で出来るように設計された大きなランドリールームに、大きなウォークインクローゼットを持つ子供部屋。更には天井の高さをを最大限活用した子供の勉強部屋兼遊び場となっているロフトスペースなど、使い勝手の良い機能を持った生活空間は、自在な間取り設計が可能なSE構法ならでは。

洗濯から物干はもちろん、アイロン掛けをする作業スペースまで考慮して設計されたランドリールーム。画像右手奥にバスルームがあり、脱衣場及び洗面所も兼用しています。水まわりにまつわるものが一カ所に集約されているので奥様の家事負担も大幅に軽減できているそうです。
ロフトスペースは天井が若干低いため、お子さん達の勉強部屋&遊びスペースとなっています。作り付けの本棚に右手側には黒板塗装を施した壁と、楽しいアレンジが施されています。
パントリーも備えたL型のキッチンスペースにはリビングを臨める開口部を設けて空間を繋げることでリビングダイニングにさらなる一体感を加味しています。
1階の子供部屋には画像右手側に大容量のウォークインクローゼットも設置されています。
たっぷりとスペースを取ったエントランススペース。採光窓とシューズボックス下の間接照明というアイデアで明るい玄関スペースが完成しました。
玄関向かいには時代物風のタンスに採光窓。そして花瓶を照らす照明が一つ。このタンスを置くために最初から設計されたスペースだ。
1階から3階までを貫く階段はこのお宅の立体的な空間演出の象徴。1階から2階までは無垢材を使用しています。そして、ロフトへ続く階段はお客様が使用しないということもあり、リーズナブルな素材を使用し費用を削減。その分、こだわるところには徹底的にこだわることに成功しています。

作り付けのオーダー家具でスマートな住まいを目指す

Hさんのもう一つのこだわりが、既存の家具を使わずに、必要な家具は可能な限り造作する、というものでした。できるだけ限りある空間を有効活用し、収納などを効率的にしたい、という考えがあったようです。

リビングにはホームシアター用のプロジェクターシステムの他、オーディオシステムまで組み込んだ作り付けの収納家具を設置。配線はフロアの下を通していたりと目隠しされているのも作り付けならではのポイント。
こちらはプロジェクター本体を収納している造作収納。上記のオーディオなども合わせて機械ものを見せないスッキリ収納スタイルなのです。

「作り付け家具に関しては、設計段階で場所はもちろん細かな寸法まで決めなければいけなかったので、非常に手間と時間が掛かってしまいました。キッチンパントリーやランドリールームの収納は、所有している食器や道具、使い勝手まで考慮してスペースや扉、仕切りのサイズまで事細かに設計しています。リビングではテーブルはここ、ソファはここ、というようにあらかじめ家族の居場所を設定した上でテーブルベンチや収納、シアターシステムなどを設置する造作まで製作&設置していただきました。作り付けされた家具は家屋全体で多岐に渡るのですが、私たち夫婦もこだわる性格なので、色々と細かいアイデアを沢山取り入れて頂いていますね」

キッチンパントリーには左右の壁伝いに(写真は片側のみ)に作り付けの収納を設置。元々所有していた食器や道具の量やサイズまで考慮したうえで設計されているそうです。これこそ、それぞれの家族に合わせたワン&オンリーなシステムキッチンを言えますね。
ホットプレートなどの調理器具に合わせてサイズや容量を設計している収納。世の奥様方は大変羨ましいのではないでしょうか。
ランドリールームに設置された収納も作り付けのもの。もちろんこちらも使い勝手を最大限考慮して設計されています。

「住み始めて今年で9年目なのですが、作り付け家具に関しても大満足しています。特に何を何処に収納するのかがしっかり決まっているので、ちょっとした掃除や片付けが非常に楽なんです。それに目隠し効果と言いますか、要素は多くても見た目がスッキリ見えてくれるので開放感を邪魔しないのが大変気に入っています」

シューズボックスは旦那様こだわりのオーダー家具。たっぷりとした容量に加え、底上げして浮かせているためフロアが広く使え、さらに間接照明を採用して雰囲気アップを狙っています。

新築時に作り付けの家具を自由に設定できるのは柔軟に対応してくれる工務店あってこそ、です。 加えて構造的に自由度の高い「耐震構法 SE構法」の恩恵でもあるのですね。

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全てが空間で繋がった開放感溢れるリビングは”家族の繋がり”の象徴

ホールのような天井の高い開放感たっぷりのリビングに、作り付け家具に代表される、”生活のしやすさ”を目指したアイデアの数々。家族を想う心がたっぷり反映されたHさん宅は、木の家で住居の持つ様々な可能性を追求した重量木骨の家があったからこそ実現できたモノだといえます。

「リビングの見える所に太い集成材の梁が通っているのですが、この質量は安心感を与えてくれます。ここ静岡は東海地震の不安を抱えている土地なので耐震は非常に大事なのですが、それ以上に理想通りのマイホームが実現できたことが嬉しかったですね。様々な難題をクリアできたのも近藤建設工業さん、そして重量木骨の家があればこそ。もう9年住んでいますがこれからも私たち家族を見守っていて欲しいですね」

Text:藤川経雄
Photo:塩谷佳史

設計・施工:
近藤建設工業株式会社
静岡県焼津市西小川2丁目1-21
フリーダイヤル:0120-481-008

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