水回り掃除がラクに!汚れにくくなるコーティングの仕方

家事の中でも「掃除」は家族が多ければ多いほど頻繁にやらなければ汚れるばかりで、手間と時間が相当かかってしまいます。

トイレ掃除で言えば、毎日のように掃除していても段々汚れはひどくなって尿石で便器が黄ばんできたり、水が溜まるところには黒い輪っかが付いてしまったりではないでしょうか。

頑固な汚れがついてしまうと自分の手ではなかなかキレイにすることができず、結果的に掃除専門の業者さんに頼むしかなくなって痛い出費になってしまいます。

「家事をラクしたい!」「キレイを長持ちさせたい!」

今回はトイレ掃除をはじめ、家事の負担が減るように、汚れを防ぐ「コーティング」の良さをお伝えしていきます。

トイレや洗面台といった水回りをコーティングしてしまえば、毎日の掃除はラクになるし時間もかからなくなります。

もっと言えば、毎日掃除する必要もなくなります。

この記事を最後までご覧いただければ、きっとコーティングして掃除をラクしたい気持ちになると思います。

掃除がラクになる効果的なコーティングの仕方も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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コーティングのデメリット・メリット

ほとんどのモノには、表面に肉眼では見えない無数の傷や凹みがあります。

その無数の傷や凹みに汚れが溜まり、汚れが積み重なっていくことで落としにくくもなっていきます。

そうならないように、「コーティング」をオススメしたいんですけど、種類によっては掃除の手間をそこまで省けなかったり汚れを防げなかったりします。

コーティングの中でも一般的によく聞くのが「撥水コーティング」と「親水コーティング」です。

それぞれの違いをデメリットとメリットを含めて比較していきます。

撥水コーティングのデメリット

・撥水効果の期間が短い(約3ヶ月など。)

・コーティング後の乾燥に時間がかかる(2時間以上かかることもある。)

・水を弾くので便器全体に水が当たらず結果的に汚れが残りやすい(小便器は特に汚れが残りやすい。)

・劣化してくると艶ボケして輝きを失ってしまう

撥水コーティングのメリット

・防汚機能がある

・金属の腐食を防止する

・傷を防止する

・水を弾くパフォーマンス性が高い

・開封後、長期保存ができる



「撥水コーティング」は水がかかったときに水を弾き、キレイな水玉ができます。

水の弾き方がキレイでパフォーマンス性が高く感じられますが、掃除のしやすさには関係ないのではないでしょうか。

なぜかというと、水玉がコーティングした部分に残るので、結局は水分をこまめに拭き取る必要があったり、水分が乾けば表面に汚れは残ってしまうからです。

これでは掃除はラクにはなりませんよね。

次に、親水コーティングについて紹介していきます。

親水コーティングのデメリット

・水を弾くパフォーマンス性に欠ける

・開封後、長期保存できない

・保存の仕方がメンドくさい

親水コーティングのメリット

・防汚機能がある

・金属の腐食を防止する

・傷を防止する

・親水効果は半年以上もある

・コーティング後の乾燥が早い

・全体に水が広がり汚れの下に水が流れるので、セルフクリーニング効果がある

・時間が経過しても陶器の輝きを損ねない



「親水コーティング」は水がかかっても親水効果でゆっくりと水が引くので、撥水コーティングのようなキレイな水玉ができるようなパフォーマンス性には欠けますが、水が1箇所に止まることがありません。

薄い膜を形成するので、水を流したときの水流が付着した汚れも一緒に流し落としてくれる「セルフクリーニング効果」があります。

ということは、お手入れもカンタンです。

親水効果で水滴が付きにくくなるので、撥水コーティングよりも親水コーティングの方が水垢の予防に効果的で、コーティング後の掃除は格段にラクになります。

親水コーティングの施工方法

親水コーティングの施工方法をご紹介します。

撥水コーティングよりも短時間で作業は終わるし、一度施工すればおよそ半年はセルフクリーニング効果が続くのでお手入れもラクになります。

陶器の洗面台を親水コーティングするときの方法を紹介していきます。

用意するもの

・研磨パッド
・研磨剤、研磨用スポンジ
・親水性ガラスコーティング剤、コーティング用スポンジ
・トップコート剤、トップコート用スポンジ
・マイクロファイバークロス

こちらの写真は施工前のもので、水垢が全体的に付いていて水滴もまだらに付いています。

この状態では水滴がこのまま乾燥してしまい、さらに水垢は付きやすい状態です。

①研磨パッドで水垢除去

親水コーティングする前に、コーティングするところは水垢や汚れがなくキレイであることが大切です。

水垢を研磨パッドで磨いて落としていきます。

ブラックライトで照らしながらだと磨き残しがより分かりやすいので、ブラックライトで確認しながら磨いていきます。

必ずブラックライトを使わないと言うわけでもないのですが、しっかりと汚れを落としたいという人にはオススメします。

左は水垢が除去できた箇所、右はまだ水垢が残っているところです。

②研磨剤でさらに磨く

研磨パッドで磨いた後は、さらに細かい研磨剤で磨きます。

スポンジに研磨剤を適量出して、仕上げ磨きをします。

手触りでもツルツルになったら、仕上げ磨き完了です。

左半分だけ研磨完了したところがこちらです。

汚れがしっかりと落ち、この状態になってからいよいよ親水コーティングの作業に入ります。

③コーティング剤の塗り込み

汚れを落としたら、乾いたマイクロファイバークロスで水分を拭き取りしっかりと乾燥させます。

そして、ホコリや油分が表面にない状態にします。

親水性ガラスコーティング剤「ジョアコート」をコーティング用スポンジに数滴垂らして全体に塗り広げていきます。

さらに固く絞ったマイクロファイバークロスで、塗りムラがないように均一の厚さになるように伸ばして塗っていきます。

※写真では別のスポンジを使っていますが、大きめのスポンジのほうが塗りやすかったです。

④自然乾燥もしくはヒートガン、ドライヤーで乾燥

自然乾燥では10分~15分ほど必要ですが、ヒートガンやドライヤーを使用すると2~3分で乾燥できちゃいます。

表面を指で触ってみて跡がつかなければ乾燥している証拠です。

(2回塗りの場合は、「塗る→乾燥させる」の作業を繰り返してください。)

⑤トップコート剤の塗り込み

ボトルをよく振ってから、トップコート用のスポンジに適量垂らし擦るように塗っていきます。

⑥親水テスト

塗り終わったら、水をかけ流して親水しているかどうか確認します。

左半分だけ親水コーティングしたので、左側のみ親水状態になっています。

もし親水していない場合は、水分を拭き上げた後もう一度トップコート剤を塗り直してください。

⑦完了

右側も施工して親水コーティング完了です。

光沢も上がってキレイな仕上がりです。

親水コーティングするのにこれといった専門的な技術はいりません。

水回りの掃除に時間と手間がかかって苦労している方へ、親水コーティングをオススメします。

今回使用したモノたちはこちらです。

藤原産業 タワック サンディングスポンジ 仕上目 115X140mm #2000-#3000
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親水コーティングセット「ジョアコートキット」には、研磨剤、トップコート剤、親水性ガラスコーティング剤、トップコート剤、スポンジ、マイクロファイバークロスがセットになっています。

手軽に親水コーティングができるセットなので、ぜひお試しください。

親水コーティング後のメンテナンス方法

親水コーティングした後の掃除は劇的にラクになります。

汚れにくくなるので掃除はたまにで良くなりますが、掃除する際は中性の洗剤を使用し、研磨剤を含んでいないスポンジなどで掃除してください。

また、3ヶ月〜6ヶ月に1回はトップコート剤を塗布したほうがコーティングは長持ちします。

コーティング剤は硬いもので削らない限りずっと持ちますが、1〜2年で塗り直したほうが良いです。

なぜなら、うろこ状とまではいきませんが、軽い水垢は付いてくるからです。

なので、1〜2年に1回コーティング剤を塗り直すことをオススメします。


親水コーティングすることで、水流と一緒に汚れが流れる「セルフクリーニング効果」が生まれるので、掃除に必要な水や洗剤を大幅に減らすこともできます。

実際、大手ハウスメーカーさんでも陶器の表面を親水性にしている商品も多くなってきています。

一見、コーティング作業は面倒臭いように思われるかもしれませんが、毎日の掃除の手間や時間の積み重ねを考えると一度のコーティングで長い期間の労力を省けるようになるので毎日にゆとりが生まれます。

それに、効果があるうちは、汚れが付いてしまい掃除しても落ちなくてストレスが溜まるということもありません。

親水コーティングは毎日忙しく頑張る人の味方です。

毎日の掃除をラクするためにも、親水コーティングを暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を読んでくださったあなたの暮らしに、ゆとりが生まれることを願っています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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創業43年になる清掃会社『有限会社クリンシア』で掃除用品を集めたショップの店長をしつつ、お掃除に関する情報を発信しています。清掃現場でもやっているプロのお掃除方…

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