家を建てる。 板目と柾目

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板材やフローリングに
木の年輪の模様が入っています。

総称して「木目」と呼んでいますが

この「木目」には
大きく二つの種類があります。


「板目(いため)」と「柾目(まさめ)」です。

板目とは
山型に、にぎやかに年輪の模様があるもの。


柾目とは
年輪の模様が平行にキレイに並んでいて
おとなしく上品なもの。



丸太をどうカットするかで
この二つの模様の出方が変わってきます。

丸太の中心に向かって
カットしていくと
年輪が、平行に揃います。

中心を外れてカットすると
年輪の模様が、ランダムに乱れていきます。

※参照 木材図鑑
参照 木材図鑑

柾目のほうが、量産しにくく
板が反りにくいこと
また、上品であることから

無垢であることが前提の
昔の日本の建築では
古くから重宝されてきました。



しかしながら今では

3cmぐらいの厚みの
カウンター材であっても

表面の数ミリだけが本物で
中身は、木のチップで固めた
ボードであったりするので

現在は
まず、無垢材であることが重要でで

木目は、板目か柾目かという判断より
「好きな模様かどうか」が
判断基準になっています。



まわりの仕上がりを
シンプルに構成している場合

一部に板材を使う時は

板目をくっきり出した方が
インパクトがある、といこともあります。




Photo by 平桂弥

板材を見かけた時

これは「板目」か「柾目」か。

チェックしてみてください。

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