六本木女子が神の島で幸せに!?日本一のパワースポット「沖縄・久高島」は女ひとりで行くべし!

沖縄離島の中では知名度は決して高くない久高島。実は日本最高峰のパワースポットと言われ、そこは「幸せになりたい女子」の理想郷でした。都会に疲れたぼっちOLがひとり、日本最後の聖域と呼ばれる神の島で体験した幸せなエピソードや絶景スポットをご紹介します。

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日本一のパワースポット!神の島・久高島(くだかじま)とは?

久高島は沖縄本島の東に浮かぶ周囲8キロの小さな島、人口は270名程度で、その多くは高齢者です。スーパーもコンビニも床屋も娯楽施設もなく、土地は神様からお借りしているものと考え、私有地はありません。

海の彼方の異界ニライカナイにつながる聖地といわれ、琉球の創世神アマミキヨが天からこの島に降りてきて国づくりを始めたという、琉球神話聖地の島なのです。

島のおばあ達の一日は、天、地、海への感謝から始まるそうです。
そんな信心深い神の島に、普段六本木であくせく働くぼっちOLが、幸せを求めて旅立ちます。

久高島への行き方|車を運転できないあなたのため編♡

それでは秘島への行き方をご説明します。
ここでは、ツアーでもなく、自動車も運転できない…そんなお1人ぼっちな貴方でも行ける、公共交通機関を使った行き方をご紹介します。

●那覇空港からゆいレール

↓ 10分

●ゆいレール「旭橋駅」で下車

↓ 徒歩7分

●「上泉」バス停で東陽バス38番へ

↓ 1時間(途中もっと小さいマイクロバスへ乗り換え有)

● 「あざまサンサンビーチ入口」バス停で下車

↓ 徒歩10分弱

●安座真港からフェリーに乗る

↓ 20分~30分

●久高島到着!!!

いずれも乗り継ぎが肝になるので、フェリーの時間から逆算して、バスの時間(これが1時間に1本程度しかない)やモノレールに乗る時間を算出していきましょう。
時刻表なんか見なくても5分間隔で電車に乗れてしまう東京の利便性に慣れているわたしには、この逆算がなかなか大変でした。

それでは、写真を追って島へ渡るイメージをお送りします!

まずは ゆいレールの「旭橋」駅で降りましょう。駅から歩いて「上泉」バス停に向かいます。
途中、二人のおじさんが、「どうした?どこ行きたい?」と話しかけてくれました。県庁所在地なのにこの人情感。たまりません…涙

バス停で待つこと10分ほどで、ほぼ時間通りに東陽バス38番がやってきました。
乗り継ぎがうまく行くたび、「ホッ」と胸をなでおろします。

バス停を降りると、このようなPOPなサインがあるので、矢印に沿って歩いていきましょう。

安座真港に向かって歩いていると、何やらものすごい存在感のお面(?)が道端に置いてありました。
な、なんこれ…

日光浴していたおじいに、この物体が何かを聞いてみたところ、「あ~、漂流物」とのこと。
おもしろすぎて、おじいとお喋りに興じてしまいました。やばい、船の時間が迫っている…!

ピースするおじいに手を振って、急いで港へ向かいます。
おじいが最後にさんぴん茶を買って持たせてくれました笑。ありがと~!!!

何とか間に合ったー!!
念願の久高島へ向かうフェリーにいざ乗船!

辿り着いた久高島で、まさかの「招かれざる客」事件…!

揺られること20分ほどで、憧れの神の島へ到着しました。
恐れていた台風の影響もなく、晴れ渡る空。これぞ沖縄の夏!

港から歩いて10分ほどで、今夜のお宿、民宿・西銘(にしめ)に到着です。
もともと観光地化されていないこの島は、日帰りの観光客がメイン。
なので宿もほとんどありません。
こちらのお宿は久高島で初めての民宿で、90歳をすぎたおばあが1人で営んでいます。

●西銘(にしめ)
住所:南城市知念字久高231-2
電話:098-948-2294
宿泊代:素泊まりのみで3,000円

何度か声を掛けても誰も出てこず、恐る恐る奥の台所まで行くと、おばあがテレビを見ていました。
「あの、今日予約していた者ですが…」と言うと、
「あんた、台風がきたからってキャンセルの電話してきたね」と。

そんな馬鹿な…!誰と間違っているのでしょう。
そういえば以前電話で予約をしたときも、耳が遠く、何度も日付や名前を間違っては訂正し、間違っては訂正し、を繰り返したことを思い出しました。あの時のこころもとない気持ちを思い出しました。

おばあいわく、近くに宿泊できる交流館があるから、そこがいいのではとのこと。
「ここはトイレも外だし、おばあは腰が痛くて何もできないからねぇ」と。

予約していたのにも関わらず、ものすごい招かれざる客感…
切ない気持ちを抱えながら、おばあに言われたとおり交流会館へ向かいました(涙)

しばらく歩くと、立派な建物が見えてきました。
こちらは久高島の民俗資料館も併設されていて、島の歴史を知ることができます。

「なんか良さそう♡」と思って受付の人に声をかけるも、「あいにく今日はいっぱいです」とのこと。翌日なら空いているというので、翌日の予約をして、ふたたび西銘へ戻りました。

おばあに、今日は空いていない旨を伝えたところ、さっきと様相が変わって、
「あらー、じゃぁこっちに泊まればいいね」と突然ウェルカムに。
もう何がなんだか分からないのですが、とりあえず寝床を確保できて一安心…!

カオスな床の間。大切な香炉と一緒に、三味線やら具志堅ステッカーやらが置かれています。

和室を一間あてがわれました。
一安心したらどっと疲れが出て、気付けば2時間ほど畳で昼寝をしていました。
窓から時折入る風、鳥の声、こんなに気持ちのいい昼寝は本当に久しぶりでした。

やっと島を散策!(徒歩編)

お昼寝の後は元気いっぱい!
午後の強い日差しを浴びながら、鬱蒼と茂る木々の中を歩きます。
しばらく進むと、島の東側にある「ピザ浜」に出ました。
ゴツゴツとした岩場に、自然の厳しさを感じます。
集落から一番近い東の浜なので、朝日を見るときはここに来ようと決めました。

集落はこんな感じです。
昔ならではの沖縄の民家が並びます。

ほとんどお店のない久高島。
喉がかわいたので、船待合所で「島豆シェイク」をいただきました。
ほのかな甘さと豆皮のシャリシャリ感にハマって、二日連続いただきました。

島豆・豆乳・黒糖ベースで自然な甘さ。東京でも飲みたい…!

徒歩圏内にある聖なる場所|祭祀場へ

周囲8キロの島なので、最北端へは明日自転車を借りて回るとして、初日は集落を中心に徒歩で聖地を散策です。
集落の奥まったところに、いくつかの祭祀場があります。

●外間殿(ウプグイ)
外間殿は、久高殿(ウドゥンミャー)と並ぶ島の二大祭祀場の一つ。
久高島では子供が生まれると、この外間殿で根神という神職者による名づけの儀式が執り行われるそうです。
また、ここには各家庭にある香炉の大元にあたるミウプグイミンナカと呼ばれる大香炉が置かれていていて、琉球全体にとっても重要な聖地です。

●大里家(ウプラトゥ)
島で一番古いとされている家です。
五穀の神様となったアカツミーとシマリバーは、ここに祀られています。

● 久高殿(ウドゥンミャー)
午年に行われていたイザイホーの舞台となった神聖な場所です。
その他にも麦の収穫祭、大漁祭、お払い、健康祈願などの祭祀もここで執り行われます。
左からタルガナーと呼ばれるイラブー(海蛇)の燻製小屋、カミアシャギ、シラタル宮と並んでいます。
これらの後にある森はイザイヤマと呼ばれる聖域で、一切立ち入り禁止になっています。

夕日を見るため、西に向かって歩く

旅の醍醐味はなんといっても朝日と夕日だと思っているのですが、西日が濃くなってきた17時過ぎ、日の入りを砂浜で過ごすために島の西側を歩き始めました。

海岸沿いでたびたび見かける、下へとくだる階段。これは「ガー(井戸の意)」と呼ばれるもの。神様に捧げる神聖なお水や、赤ちゃんを清めるための聖水として汲まれる、貴重な井戸です。

そうして、ようやくメーギ浜に到着!
太陽がまぶしい~~!

ここは港から一番近い海水浴場です。
が、人っ子一人いない…笑
ほとんどの観光客が日帰りなので、17時の最終船で帰ってしまうんですね。

漂流物のおじいが買ってくれたさんぴん茶を飲みながら夕日を待ちます。

ハート型の神々しい太陽。なんかいいことあるかも♡

・・・が、しだいに厚くなる雲に覆われ、沈みゆく夕日を見ることはできず;;

明日はきっと見られるさ!と気を取り直してiPhoneの天気予報を確認したところ、なんと90%の確率で雷雨。
そんなぁ~~!!

夕日を見たかったな~としょんぼり集落へ向かって歩いていたところ、高台で夕涼みをしている島の人たちに声を掛けられました。
「ここは風が気持ちいいから当たっていきなさい」と。

水平線が徐々に暗くなり、星が出始めます。
今日は夕日が見られなかった、と話したら、皆一様に「明日は見られるさ」と言いました。
でもお天気予報だと、90%雷雨ですよ、と伝えても、「この風と空なら、明日は絶対晴れるよ」とのこと。
言い切るおじいたちに半信半疑になりつつも、そうであってほしいなぁとその場を後にしました。

島で唯一夕食が食べられる場所|「とくじん」

島の宿は皆素泊まりで、かつ夜にやっている商店もありません。
唯一夜ご飯が食べられるのがここ「とくじん」。
オリオンビールと、海ぶどう定食をいただきました。

そういえば、島の西側を歩いているときに海ぶどう養殖場があったなぁ~!

●とくじん
営業時間:10:00~21:00
住所:南城市知念字久高249-1
電話:098-948-2889

食べ終わって外に出ると、もう真っ暗。
懐中電灯がないと、足元も見えません。
普段、不夜城六本木&恵比寿界隈で生活するわたしにとって、この暗闇は完全な異世界。
でも、これが本来の自然ってやつなんですよね。

突如玄関先に現れた、謎の三味線おじいの正体は・・・

民宿「西銘(にしめ)」に戻り、早々にシャワーを浴びました。
ふぅ、すっきり~!と完全ノー●ラ無防備状態で部屋に戻ろうとすると、なぜか玄関に見知らぬおじいが座り込んでいるではありませんか。
手には三味線…!!

可愛いらしい佇まいに、思わず手拍子打って聞いてたんですが、ひとしきり歌うと満足したのか、今度は徐ろに昔話を始めました。

それは戦争の話。
おじいが18歳のとき、特攻隊に召集がかかります。圧倒的劣勢で、300人いた特攻隊のうち、生き残ったのは久高出身の3名だけでした。
米軍に見つからないよう、そこから必死に海を泳いで生き延びます。
空腹に耐え、何日もアダンの林の下に掘った穴に隠れていたこと。死にもの狂いで辿り着いた那覇が焼け野が原だったこと。米軍に見つからないように、夜の海を何キロも泳いだこと。先輩がその際首を撃ち抜かれたこと。。。

今の平和が嘘なんじゃないかってくらい、生々しい戦争の話を聞かせてくれました。

が、そこからのおじいの巻き返しが凄かったのです…!!
長い間船に乗っていたおじいは、どうやって船が動くのか、身体で分かってしまったそう。そこから、自分で図面を引いて、瓦礫から船を作り上げたんだとか。それが一艘目。
そこからなんと、安座間港と久高島を結ぶ定期船事業を立ち上げます。まさに、今日、その船に乗ってきたわたし!!!!
事業はどんどん波に乗り、おじいは村会議員に。そして村で初めての3期連続議員となり、助成金で村に初めての水道管を引きます。
また、子供好きで7人の子、22人の孫に恵まれ、16年連続PTA会長だったのだとか。
おじいは今は久高海運の代表を務める実業家に。今も社長の椅子に座っていますが、昼間は眠くなるとハーモニカを吹きすさぶそうです。
生き方かっこよすぎ!

昔話を語っていると、孫から携帯に電話がかかってきて、「敬老の日おめでとう」と言われて照れていました。
あぁなんて素敵な人生なんでしょう。自分もこんな歳の取り方がしたい!と幸せな気持ちになりました。

久高島2日目|レンタサイクルで島を一周する!

翌朝、目覚めてすぐにレンタサイクル屋さんへ!
1時間300円、2時間500円、終日だと1000円という形の料金体系です。
自転車を使えば、島は2時間あればまわれるのではないかと思います。

心なしかカゴが歪んでいたり、自転車がサビていますが、気にしない!
最初の道は舗装されていて漕ぎやすいのですが、徐々にワイルドロードになってゆくので覚悟しましょう★

木々の間から覗く青い海を横目に漕ぎまくります。
目指すは最北端のカベール岬!

こうやって道の端に、ちょこちょこ木の看板が立っています。
「ヤグルガー」、ガーは前述の「聖なる井戸」の意。
自転車を降りて、寄り道をします。

青空をバックに、巨大な蜘蛛!!(写真だと小さく感じますが、片手一杯の大きさです!)
うーん、南の島にきたなという感じがしますね。

どこまでも美しい海。
心洗われる寄り道です。
さて、また自転車に戻って漕ぎまくります!

鬱蒼と生い茂る緑の間を、肩をすぼめて自転車で通り抜けていると、フボーウタキの看板が見えてきました。
フボーウタキとは、久高島のみならず、沖縄で最大の霊地といわれている場所です。

沖縄最大の霊地|フボー御嶽(うたき)

看板のとおりに進んでいくと、奥まったその先に、何やらただならぬ厳かな空気を感じます。

フボーウタキの前に到着しました。
しかし、残念なことに現在は男女ともに立ち入り禁止となっています。

ここは沖縄の七御嶽の一つで、久高島のみならず沖縄でも最高の霊地。
旧来から男子禁制の聖地で、今でもお祓い、火の神の祀りなど、多くの祭祀がここを舞台に執り行われています。

中には入れませんが、それでも充分に霊地らしい雰囲気があたり一面に漂っています。

島の最北端、カベール岬へ

砂利の一本道を、ひたすら北に向かって漕ぎ続けます。
地平線の先は、きっとカベール岬…!
琉球神話で、沖縄の祖神であるアマミキヨ(アマミク)が初めて降り立ったと言われる場所。
旧暦の2月、ヒータチといわれる豊漁祈願をする時には、神女達は白装束を着て集落からクボーウタキを通り、カベールにつくとティルル(神歌)を歌い、その年も豊漁であるように祈るそうです。

荒涼とした岩場、そして力強い波。
最初、落雷の音かと思ったその轟音は、波が押し寄せ、岩に打ち付ける音でした。
雲が厚くなってきて、風も強くなってきました。
これはお天気が崩れそうな予感です。

早々に最北端のカベール岬から、今度は島の東側を通って集落に戻ることにしました。

星砂と祈りの浜辺|ウパーマ浜

星砂で有名なウパーマ浜。
ちょうど浜へ向かうジャングルの途中で雨に降られたので、葉の下でしばし雨宿りをしました。

ここで雨宿りをしているときに、猛烈に蚊に刺されました。みなさん、虫よけマストですよ~!

雨はすぐやみました。
浜辺に出ると、雨の雫をまとったハマヒルガオが綺麗でした。

少し湿った砂浜に座り込んで、星砂探しをスタート!
するとものの数分で、すぐに星砂が見つかりました。可愛い!

ただ、ここ聖なる久高島では、あらゆるものの持ち出しを禁じられています。
せっかく見つけた星砂も、砂浜に返してあげました。

※後日談ですが、久高島を発つ朝、道端にとても美しいヒトデの化石が落ちていました。
アクセサリーになりそう♪と思いつつ、持って帰ったらやっぱりまずいかな~と船の乗合所に立っていた島のお兄さんに聞いてみたところ、顔つきが曇り・・・
「みなさん返しにくるよ」と。
なんでも、島から貝殻や植物を持ち帰った後で、悪い夢を見たりするのだそうで、持ち帰った人がわざわざ島に戻しにくるのだとか。やはり神の島だなぁ~と思ったエピソードでした。

祈祷師のような人が家族の肩をぽんぽん叩いていました

ウパーマ浜では、東の海ニライカナイに向かって祈りをささげている地元の家族の姿が見られました。
本当に神聖な場所なんだな、と、この地に泊まらせていただいて、こうして散策させていただいていることに感謝の気持ちが湧いてきました。

二度目の正直!今日こそ夕日が見られるか…?!

島を一周して、美しい景色や神聖な空気を堪能した後は、腹ごしらえを!
やっぱり沖縄そばですよね♡
個人的な感想ですが、本島よりもカツオ出汁が効いていて、美味しく感じました。

ランチの後は、西銘でおばあに別れを告げ、本日のお宿「久高島宿泊交流会館」へ。
こちらのお部屋は一泊3,600円也。

畳みにゴロンとしていたら、うとうとして2時間ほど熟睡してしまいました。
暑い島では体力を消耗するので、いっぱい動いたら休息をしっかり取って一日をうまく使うことをおすすめします。
わたしは暑い場所ではだいたい午前中の涼しい時間帯にアクティブに動く/一番暑いお昼~3時くらいまで休息/日が少し沈みかけたらまた行動、というサイクルで活動しています。

さて、休息を取ったら、またお散歩へ出かけます!
今日こそメーギ浜で夕日を見るぞーーーーー

メーギ浜に到着しました。
今日も、観光客が1人もいません笑
遠く向こうに、地元の少年が釣りをしているのみです。

ポポポーイと着ているものを脱ぎ捨てて水着になり、誰もいないビーチで泳ぎます。
なんと贅沢な時間…

泳ぎ疲れたら、砂浜に座って読書。
どこのリア充じゃい!というツッコミは勘弁してください。
「ぼっちを楽しむ」スキルがここまで発達してしまった自分が怖いです(震)

18時を過ぎると、徐々に日が沈み始めます。
昨日のiPhoneの天気予報だと90%雷雨でしたが、今のところお天気は大丈夫そう。
「明日は絶対晴れる」と言っていた昨日の島のおじいたちの感覚がやはり当たっていました。
iPhoneのお天気を信じてしまいそうになっていた自分に喝!

この島に長年生きてきた人の研ぎ澄まされた感覚、それに勝るものはなかったのです。

波の音、潮風、誰もいない砂浜、沈む夕日。
こんなに幸せな時間があるでしょうか。

深呼吸をして、日が沈んだあともしばらく砂浜でその空気を味わいました。

なんて浸った後は~!やっぱり泡盛♡
というわけで今夜も「とくじん」へ。
1人で1合は多すぎたので、お店の人が半分のオリジナルサイズにしてくれました。

美味しいゴーヤチャンプルー!
アツアツ&ジューシーで、今まで食べたゴーヤチャンプルーの中で一番美味しく感じました。
もずくのお味噌汁も本当に美味しい。
島のもので作られたごはんを、一口一口ゆっくり味わっていただきました。

久高島を発つ朝がやってきた

前日は起きられなかったので、今日こそ朝日を見に行かなくちゃと、目覚ましを5時半にセット。

すでに窓の外は白んでいます。着替えてすぐに東の浜へ向かいました。

静かなピザ浜。
空気が澄んでいます。
厚い雲の向こう側が、だんだん色づいてきました。

結局曇が出てきて、最後まで朝日を拝むことはできませんでしたが、この澄んだ美しい空気と波の音を味わえただけで大満足です。

交流会館に戻って朝ごはん。
こちらは基本素泊まりですが、希望によって500円で朝ごはんをいただくことができます。

この日のメニューは、

・久高島うずら豆と千倍豆のトマト煮込
・久高産スクガラスの佃煮
・自家製ドライゴーヤと人参の甘酢漬け
・久高産にんにく味噌
・久高産いらぶー(ウミヘビ)の佃煮
・久高島ぜんざい(うずら豆・千倍豆・小豆・えんどう豆・金時豆を沖縄産黒糖で煮詰めたもの)

島の最後のご飯、美味しくいただきました!
いらぶーも最後に勇気を出して食べてみてよかった♪
これで500円とはびっくりです。

おなかいっぱい朝ごはんをいただいた後は、荷物を整理して帰る準備をします。

お昼近くのフェリーに乗船。

神の島、久高島。
久高島に2泊すると言ったとき、本島の人も、安座真港の人も、皆一様に「あの島は何もないから、日帰りで十分だ」と言いました。確かに、島にはアクティビティも、いわゆる観光名所もありません。
でも、それをはるかに上回る壮大な自然の景観や、島の古くからの伝統や文化、何より島の人たちとの交流がありました。

お1人ぼっちでも大丈夫、是非あなたにも久高島へ行ってみてほしいです♡

久高島の後は、同じ南城市内にある世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」へ向かいます。
そこでも数々のミラクルがあったので、また今度書こうと思います!!

旅のまとめ(費用&時間)

■費用(ざっくり)
 ①交通費
  └飛行機往復(東京⇔那覇) 4万円
  └モノレール 往復(空港⇔旭橋)520円
  └バス往復 (上泉⇔あざまサンサンビーチ)1560円
  └船往復 (安座真港⇔久高島)1520円
 ②宿泊費(久高島に2泊の場合)
  └素泊まりで3000円×2日=6000円
 ③食費
  └3000円/日×2日=6000円
 ④その他
  └5000円程度(飲み物/お土産/レンタサイクル等)

①~④合計で約6万円!!
これは最低限の費用になりますが、どうぞご参考に。

■時間

・東京⇔那覇
 2時間半
・那覇⇔久高島
 約3時間

合計6時間くらい!

どうでしょう、思いのほか時間もコストも控えめ★
是非、みなさんも神の島・久高島へ足を運んでみてくださいね♪

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