日本初の壁紙博物館 WALLPAPER MUSEUM WALPA

約2000点もの壁紙の実物が見られる壁紙博物館「WALLPAPER MUSEUM WALPA」が11月3日、大阪の大正区にグランドオープン!

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日本初の『壁紙博物館』 WALLPAPER MUSEUM WALPA

世界の壁紙、約2000点の実物が見られる日本初の壁紙博物館「WALLPAPER MUSEUM WALPA(ウォールペーパー ミュージアム ワルパ)」が11月3日、大阪の大正区にグランドオープンした。手掛けたのはWEB等で壁紙販売を行うフィル(大阪府大阪市)。海沿いに位置する大正区から「世界への船出」のコンセプトの元、新しい壁紙文化の発信基地が誕生した。

箱が無造作に積まれた壁面、ブランドごとに壁紙が収まる

黒い箱形の建物の正面に位置する大きな観音扉を開けるとそこには異空間が存在する。2階分の高さを利用した横壁には、木製の箱が無造作に天井近くまで積み重なり、ブランドごとに実際の壁紙や見本帳が収納されている。手では届かない上部の壁紙は、移動式の階段で取る仕組み。まるで海外の図書館にきたような感覚に陥る。

中央奥に置かれたイスやテーブルの装飾も壁紙。色の異なる木材を組み合わせて作られたテーブルかと思いきや、触ると初めて壁紙と気付く。

建物の外観。壁紙の博物館のほか、フィルの本社機能も備える
バックライトで浮き上がるWALPAの文字。部材1つ1つにもこだわった
2階に置かれたライオンの模型にはすべてヴィンテージ壁紙が張られている

1階の最も奥には、横1500mm×縦2500mmの巨大パネルが160枚陳列。ここには、厳選した輸入壁紙が裏表に張られており、大きな面で壁紙の張ったイメージを確かめられる仕掛けが施されている。

2階に上がると実際に利用できるキッチンが1台設置されている。バックパネルに使われているのは、個性的な大きな木の定規を組み合わせた壁紙。同スペースでは家具を販売するほか、カフェとしてお客さんにくつろいでもらう場所だ。

約2000種類の壁紙を在庫しており、実際に見ることが可能
トイレに張られているのは実際にバナナの匂いがするバナナの壁紙

このミュージアムは「壁紙と出会いの場を提供したい」という輸入壁紙ショップWALPAの集大成の1つ。最寄駅の大正駅からは、1日15便往復するWALPAバスが走り、一般ユーザーが気軽に足を運ぶ形を想定する。

「見るだけの人が来ても全然構わない」と濱本廣一社長。洋服を着替えるように壁紙を着替える、そんな文化構築をこの場所から進めていく。

博物館には人が常駐し、相談などを受け付け

【WALLPAPER MUSEUM WALPA 概要】
広さ: 約150平米
取リ扱いブランド: 約150(アイテム数2万点以上、在庫約2000点)
休館日: お盆・正月の予定
http://walpa.jp/

この記事は、住宅リフォームビジネス専門誌『リフォーム産業新聞』から抜粋いたしました。

▼リフォーム産業新聞 Online▼
http://www.reform-online.jp/

▼記事の詳細は▼
http://www.reform-online.jp/news/specialty/7927.php

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