車庫を部屋にリフォーム!事前に知っておきたいポイントをチェックしよう

生活スタイルの変化で車を処分したり台数が減ったりすると、車庫(ガレージ)が物置化するケースがあります。車庫を部屋にリフォームできれば、デットスペースがなくなり、使用していない車庫を活用できます。

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あなたの車庫のタイプは?

車庫のタイプによって、リフォーム工事期間や費用などが変わります。まずは車庫のタイプ別にリフォームのしやすさをチェックしてみましょう。

1.カーポート

カーポートとは、居住空間(家屋)と離れた場所(屋外駐車場)に設置された車庫です。屋根付で雨風をしのぐタイプで、リフォーム時にはすべて取り除いて更地を活用することになります。
車何台分のカーポートかにもよりますが、面積が少ないケースが多く、居住スペースは狭くなる可能性がありますので、奥行きを活かした空間へリフォームするとよいでしょう。

また、カーポートは撤去工事が必要です。更地にし、新たに居住空間を造るため、工事期間と費用がかかるリフォームです。更地にする撤去工事費用の相場は8~10万円前後。アルミ製の場合はリサイクルできるため、割引になるリフォーム業者もあります。カーポートの撤去と建物を同時に依頼すれば、お得になる可能性は高いでしょう。

介護部屋にしたり趣味の部屋にしたり、比較的アレンジしやすい車庫タイプといえます。1から部屋を造るイメージです。

2.ビルトインガレージ

ビルトインガレージは、屋内駐車場で真上が居住スペースになっている車庫です。天井の高さを変えられないため、注意が必要です。

ビルトインガレージには、天井も壁もそのまま生かせるメリットがあります。ただし、断熱材工事が必要な場合が多いでしょう。

ペット部屋にしたり、子ども部屋にしたり、工夫次第で素敵な部屋ができます。天井の高さと断熱材の有無、風通しと光の入り方を事前チェックすることがポイントです

法規制はクリアしてる?建ぺい率・容積率に注意!

屋根のある車庫(カーポートやビルトインガレージ)の場合は、基本的に建物の一部と見なされます。建ぺい率と容積率に余裕がなければ、車庫を部屋にリフォームすることが難しくなります。必ずリフォーム前には、自宅の建ぺい率と容積率を確認しましょう。

建ぺい率と容積率をクリアした車庫であれば増築にはならず、リフォーム可能です。ただし、ビルトインガレージの場合は、「床の総面積が延べ床面積の5分の1以内であれば床面積に含めなくてよい」と定められており、部屋にリフォームする際、増築扱いになる可能性があります。法規制に反しないよう注意しましょう。

住んでいる地域によって法律は異なるため、まずはお住いの自治体へ問い合わせをして確認した方が安心です。

おわりに

不要になった車庫は、色々な部屋へリフォームすることで活躍します。ただし、車庫のタイプや敷地面積の問題など、クリアすべきポイントは多いです。リフォームの設計は専門家にアドバイスをもらい、建築基準法に違反しないよう注意しましょう。

専門家を見つけるのが大変…という方には、一括見積もりを利用する方法があります。自宅に合ったプランを立ててくれるリフォーム会社がきっと見つかるはずです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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