下松の中庭

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実家の敷地内を住処としたクライアント。敷地は山口県下松市、交通量の多い県道に面している。
道路から40mほど奥に実家が建ち、その道路側が計画地となる。
クライアントの主な要望は実家と繋がるイメージにと言う事と子供たちが家の中でも外でも走り回れるようにと
の2点であった。
敷地は駐車場や畑などに使われており、道路側にブロック塀はあるものの門は無く、間口が県道に
開かれた印象が強く、子供たちがここで遊ぶには危険に思えた。
それと北西奥に実家が建ち、その東側は手入れの施された気持ちよさそうな庭が広がる。
瓦屋根がこちらを向き、木製玄関戸に大きな暖簾、とても雰囲気の良い建ち方であった。
両世帯の必要な駐車台数と実家の建ち位置、道路との関係を考えた結果、道路から実家の建ち方が見える
配置にした方が良いと感じ、またそうする事で新しく建つ家が南東の道路側に寄るため
道路からのアプローチを止める門塀の役割を持たせれないかと考えた。
建ち方は屋根を大きく見せる、実家のオマージュとした。
実家側に大きな開口を持たせる事で暮らしの方向性を実家の庭に意識付かせ、庭と家の間を行き来し子供たちが
道路の方へ行かないよう考えた。また家の中に暮らしの意識を付かせるために家の中に外のような空間を設ける事で
雨の日でも外のように走り回れる中庭の部屋が家の中に現れた。
実家の庭への意識、中庭への意識、この2つの暮らしの意識付けによって、道路への方向性を無くなり
実家と繋がる子供たちが安心して走り回れる家がここに計画された。


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