排水口のニオイやつまりトラブルの正しい対処法は?毎日のお手入れ方法も一から復習

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排水口のトラップを清潔に!仕組みや詰まりを解消する方法を紹介

排水口から悪臭がしたり、排水の流れが悪くなった場合、排水のトラップ(排水トラップ)の不具合が疑われる。この記事では、排水トラップの基礎知識や詰まる原因、直し方や自分で直せないときの対処法、掃除の頻度など、役立つ知識をまとめた。

1. 排水口のトラップとは

まずは排水トラップについて、役割や種類を解説する。基本的な知識を学べば、トラブルが起きたとき適切に対処できるだろう。

排水口のトラップの役割は?

ほとんどの排水口には排水トラップが設置されている。排水管に水を溜めて、下水からにおいやガス、害虫が上がってくるのを防ぐのが役割だ。

もしも排水口から悪臭がしたら排水トラップの不具合を疑おう。詰まったり、破損していたりする可能性があるので、すぐに対処が必要だ。

排水口のトラップの種類

排水トラップは3つの種類に分類できる。1つ目はキッチンの流しに使用されることが多い「ワントラップ」で、手入れがしやすいのがメリットだ。名前の通りにお椀の形をしており、逆さまの状態で設置してある。

2つ目は浴室に使用されることが多い「ドラムトラップ」で、手入れが難しい。3つ目の「管トラップ」は配管そのものを曲げて作った排水トラップだ。U字に曲がったUトラップやS字のSトラップ、P字のP字トラップなどいろいろな種類がある。

2. 排水口のトラップが詰まる原因

排水トラップはなぜ詰まるのか、詳しい原因を紹介しよう。詰まりが発生しやすいキッチンと浴室に分けて説明する。

排水トラップが詰まる原因

排水トラップが詰まる原因は、内部に付着した汚れだ。汚水を流す排水口には、水と一緒に細かい汚れが流れる。ゴミが溜まったり付着したりすれば流れが悪くなり、最終的に詰まってしまう。

キッチンの場合

キッチンの排水口には、食器や調理器具に付着した食べカスや油分が流れる。大きなゴミはゴミ受けがキャッチするが、細かいゴミが落ちたり、油が流れたりと、汚れの全てを止めるのは難しい。

浴室や洗面所の場合

浴室や洗面所の場合だと、髪の毛や石鹸カスによる詰まりが考えられるだろう。体や髪を洗う浴室の排水トラップには、シャンプーやリンス、皮脂といった汚れが溜まる。髪の毛が排水口の奥に入り込むと、取り除くのは難しい。

3. 排水口のトラップの詰まりを自分で直せるもの

排水トラップの詰まりには、自分で直せるものと直せないものがある。直せる詰まりと具体的な直し方を解説しよう。

トラップで直せるのは?

一般的な汚れによる排水トラップの詰まりは、自分で直せる。ゴミ受け皿と合わせて、排水口の周囲を徹底的に掃除しよう。ただし、トラップの種類によって、適した掃除の仕方が違うので注意が必要だ。

ワントラップは外して掃除

ワントラップは取り外して掃除ができる。排水口のカバーやゴミ受けを外したら、ワントラップを反時計回りに回して外す。

あとは台所用や浴室用の洗剤やスポンジ、使い古しの歯ブラシを使って、汚れを落とそう。掃除が終わったら外したときと逆の手順で、ワントラップやゴミ受け、カバーを取り付ける。

ドラムトラップや管トラップの掃除

ドラムトラップや管トラップは、パイプクリーナーを使って掃除すると簡単だ。説明書に従ってパイプクリーナーを排水口に入れて、一定時間放置すれば中の汚れがキレイに溶ける。

また、管トラップの場合は、内部を直接掃除できるタイプもある。洗面器を管トラップの下に置いたら、キャップを外して溜まった水を出そう。

あとは開けた部分から歯ブラシや綿棒を入れて、内部の汚れを取り除くだけだ。ただし、管トラップの構造はそれぞれ違うので、必ず取扱説明書を確認してから掃除をしてほしい。

4. 排水口のトラップの詰まりを自分で直せないもの

排水口にある排水トラップの詰まりは、自分で直せないものもある。直せない場合の対処方法について解説するので、参考にしてほしい。

直せないケースは?

固形物が排水口に落ちて詰まった場合は、自分で取り除くのは難しい。無理に取り出そうとすれば破損する危険性があるので、注意しよう。

また、排水口の奥の汚れが取れなくなったり、排水トラップが破損したりしている可能性もある。自分で掃除をしても詰まりがよくならないなら、他の対処法を行うべきだ。

専用業者に依頼しよう

自分で直せない排水トラップの詰まりは、専門業者に依頼しよう。高圧洗浄機や専用の道具を使うことで、頑固な詰まりもスッキリと直せる。

詰まりの原因や依頼する業者によってかかる料金は違うので、まずは見積もりをとろう。複数の業者に見積もりを依頼して、比較することが重要だ。

5. 排水口のトラップの掃除の頻度

排水トラップのトラブルを防ぎたいなら、小まめに掃除を行おう。毎日のお手入れや掃除の頻度について解説する。

毎日のお手入れ

簡単なお手入れを毎日続ければ、清潔な状態を長く保てる。ゴミ受け皿をチェックして、ゴミが溜まっていればすぐに取り除こう。排水口用の使い捨てネットを活用すれば、お手入れの手間を省ける。

ワントラップの掃除

キッチンのワントラップは、週に1回の掃除を目安にしよう。ただし、揚げ物など油分が多い料理を作る機会が多いと、排水口周りは汚れやすい。週に2回くらいのペースで掃除をするのがおすすめだ。

パイプクリーナーを使うなら

ドラムトラップや管トラップには、1ヶ月に1回ほどパイプクリーナーを使う。汚れが溜まるまえに溶かすことで、詰まりを防止することができる。ただし、排水口の使用頻度などによっても汚れ方が違うので、水の流れが悪いと感じたらすぐに使用するとよい。

結論

排水口の排水トラップが汚れていると、詰まりの原因になる。定期的に掃除をして清潔に保つことで、さまざまなトラブルが防止できるだろう。排水トラップの種類をチェックすれば、最適な掃除方法がわかる。ただし、固形物が原因の詰まりを自分で解消するのは難しいので、専門の業者に依頼しよう。

投稿者:

ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

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