2013年~2014年のシロアリ被害発生状況調査

国土交通省の補助事業で、2013年から2014年にかけて、シロアリ被害の発生状況に関する各種の調査が行われました。

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近年のシロアリ被害の発生状況について

シロアリの被害を受ける建物と聞くと、築何十年も経った建物を想像しがちです。

しかし、2013年~2014年にかけて全国で実施された調査では、シロアリ予防処置を行なっていない木造住宅2500棟のうち、築10年未満の建物でも5%、築25年~30年未満の建物に関しては、実に5棟に1棟の割合で被害が発生していることが分かりました。

この結果は私たちシロアリ駆除を専門に行っている業者にとっても驚きでした。体感ではなく、数値としてはっきり目に見えるかたちになったことで、シロアリの定期的な予防対策がいかに重要であるかを改めて認識することとなりました。

今回の調査は鉄骨造の住宅は対象外となっており、日本中のすべての建物を対象としたものではありません。
しかし、たとえ柱など主要な構造部材が鉄骨の住宅でも、フローリングや框部分などに化粧材として木材が使用されており、実際にそれらの部材が被害を受けることがあります。

最近では、東日本大震災で被災した方々が暮らす仮設住宅が腐食やシロアリの被害を受けているとのニュースもありました。
シロアリ被害は依然として「滅多にない」と言えるものではないのです。

定期的なメンテナンスでお住まいをいつまでも健康に

床下は家を支える重要な部分。内装や外壁とは異なり、日常の生活ではけして目にすることのない部分ですが、今のお住まいに快適に長く住み続けるためには、普段目に見えない部分のメンテナンスも大切です。

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はじめまして、関東エリアでシロアリ・害虫防除や建物診断を行なっている、テオリアハウスクリニックです。「関東白蟻防除」という社名で創業して以来約40年間、お客様の…

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