かっこよすぎるウォンテッドリーのオフィス! こんなとこで働きたい

〜 Wantedly,Inc.オフィス訪問 〜

「はたらくを面白くするビジネスSNS」をコンセプトに掲げ、企業と人とのマッチングを行う斬新なサービスで話題のウォンテッドリー。そのオフィスは同社の事業同様に斬新で「新しいものを生み出す職場」として、そのデザイン性やコンセプトが魅力的だ。それでは早速、その全貌を見ていきましょう。

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オフィスを案内してくれたのは、ウォンテッドリーのPRを担当する山本あずさサン。

NYのコワーキングスペース意識したテーマ「シンボル」

企業と人とのマッチングにつながるサービスとして 「ビジネスSNS」を使って、従来の就活のようなスタイルではなく、企業に気軽に遊びに行けるような新しいスタイルを提示し、より不一致のないファーストステップを提案するウォンテッドリー。山本さん曰く、もともとは別の会社のオフィスだったこの空間をフルリノベーションして、ウォンテッドリーらしさ、つまり新しい「働くカルチャー」を作る会社としてオフィス全体でそれを表現しているとのことだ。

デザインのコンセプトや家具のセレクトはウォンテッドリーの代表・仲暁子氏が、設計・施工はオフィスデザインで有名なDRAFT.Incが担当した。仲氏がそのテーマの一つに掲げているのが「シンボル」。ニューヨークの美術館やコワーキングスペースを参考にされ、中央にはシンボルとして「ステアーズ(階段)」を配置している。

「このステアーズはニューヨークのマンハッタンにあるクリエイター向け集合オフィスNeueHouseのコワーキングスペースを意識して作られました。ニューヨークはアートやミュージックなど新しいカルチャーが生まれる場所として有名ですが、あえてそこに今までの歴史が感じられるようなアンティークな物が調和していることが多いですよね。新しいカルチャーは"今までの積み重ねから生まれてくるものですよ"といっているかのような建物が多いですね。」と、山本さん。

代表の仲氏がセレクトしたアンティーク家具がオフィスの随所に配置されている。アメリカから輸入したものや、アンティークショップで購入した一級品が並ぶ。

同社も昔から引き継がれているクオリティの高いアンティーク家具を空間に取り入れることで、クラシックなものの中に「ウォンテッドリーらしさ」を表現しているのだ。つまり、「新しいカルチャーを今までの積み重ねから生み出す会社」というのを、ニューヨークのそれに照らし合わせて体現しているとのことだ。

「西海岸みたいなオフィスや、北欧の家具でまとめたオフィスなどはよくありますよね。ですので、そういう雰囲気は避けたいと思いました。弊社の事業は普通の求人媒体みたいに思われがちなんですけど、やはり「新しいカルチャー」を押し出しているので、そういう意味でカルチャー大国のニューヨークをイメージしています。「シゴトでココロオドル」のような、“理念”があってこそサービスが広がっていくものだと考えていますから、そういう新しいカルチャーをオフィスに来て感じていただければと思っています」と、代表の仲氏。

ウォンテッドリー社のシンボルマークが入る、天然石タイル張りのエントランス。

まるでカフェにいるかのような「オンとオフの結合」

朝と昼には社内の「コーヒー部」なるものが美味しいコーヒーを出してくれるというカフェスペース。社内のちょうど真ん中に位置する。

「このオフィスのリノベーションのテーマ、2つ目が「オンとオフの結合」。いつでも来たくなるような、遊び心のあるリラックスできるオフィスにしようというコンセプトです。"働くを面白くするサービス"をテクノロジーで作り上げるということを掲げているため、働いているスタッフにはエンジニアが多いんですが、クリエィティブで頭を使う仕事が多いため、そういう社員が集中して作業ができる“リビング”のような環境を整えているんです。」と、山本さん。

執務スペースの中にまるでニューヨークのカフェが存在しているかのような、斬新なスペースになっている。

「スターバックスなどのカフェは『第三の場所』とも呼ばれていて、仕事と家の間にあるもの、そして生産性も高まる場所と言われていますよね。そこで弊社ではキッチンやカフェのようなスペースを作ることで、そこでのたわいもない会話から新しいアイデアが生まれるのではと考え、このように提案したのです。そしてエンジニアは頭を切り替えるということが絶対不可欠だと思ったので、卓球台を設置して、ちょっとした運動も楽しめるようなスペースを作りました。ただ、普通の卓球台だとこのオフィスには合わないのでオーダーで作ってもらいましたね」とは代表の仲氏。

オーダーメイドの卓球台は普段はテーブルとして使用されているが、夕方付近には実際に卓球を楽しんでいるスタッフも。アンティーク家具との相性も抜群だ。

「ここで働く」という固定概念を打破

「ここのオフィスの特徴でもあるのですが、"ここで働く"という規則が作られていません。もちろんデスクはそれぞれ執務スペース内に用意されていますが、その他にカフェスペース、ステアーズ、スタンディングスペースなど、どこへ行っても自由となっています。」と、山本さん。社員一人一人のモチベーションや働きやすさが考慮されているのだ。

ここが通常の執務スペース。窓からは広大な緑と明るい太陽の光が差し込み、気持ちがいい環境だ。

ここは、実は社内で一番人気の作業場所でもあるスタンディングスペース。

エントランス付近のスペースでも、アンティーク家具に座りながら作業をするスタッフが。

前で紹介したシンボルの「ステアーズ」は、全体ミーティング時にはプロジェクター投影を行い、座席として使用される。もちろん普段はここでリラックスしながら作業に励むことも可能だ。

各部屋には「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンド名が

遊び心満載のこのオフィスのもう一つの面白さが、各部屋に付けられたその名前。漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドの名前を各部屋のコンセプトに合わせて名付けているのだ。

もちろん、社内には「ジョジョの奇妙な冒険」が全巻揃っています。
ジョジョの奇妙な冒険において「ザ・ワールド」は時を止めるスタンド。それにちなんで私語厳禁の「集中ルーム」にその名前が付けられている。
こちらがザ・ワールドの内部。集中して作業に取り組めるよう、静かな空間として機能している「集中ルーム」。

会議スペースも様々なイメージで構成

各会議室も全く違う家具で構成され、それぞれ違った雰囲気と用途をもつ。ここで紹介するすべての会議スペースが、隣の美術館の緑が目に飛び込む方向に大きくガラス窓が取られているのも特徴だ。

PRの山本さんがアニメのボスキャラが会議しているような雰囲気と表現する会議室。実際、役員会議などで主に使用されているスペースだ。もちろんテーブルはオーダーメイド。
こちらはアンティークな雰囲気の少人数制の会議室。こだわりは、照明など細部にまで行き渡っている。
大勢でのセミナーなどにも対応できるスペース。アメリカ映画の授業中のワンシーンに出てくるようなスクールデスクが並ぶ。
会議室の入り口にはipadが設置され、空き状況などが一目瞭然。Googleカレンダーとも同期しているので、各スタッフのPCやスマホからでも確認ができる。

実際にココで働くスタッフの声

森脇健斗さん(24) エンジニア

「前のオフィスはちょっと狭くて、となり同士も距離が近かったので集中しにくかったのですが、今は広くなって色々なスペースで仕事ができるのが嬉しいです。効率も上がって仕事により集中できるようになりましたね。お気に入りの場所は「ステアーズ」最上段にあるソファーや集中ルームなどです。週2〜3回は集中ルームにで1、2時間作業をしています。特にオフィスへの不満はないんですが、強いて言えば夏場のエアコンの効きすぎくらいですかね(笑)。他に気に入ってる場所はスタンディングスペースですね。眠くなった時とかにちょうど良いですよ。」

天野葵さん(24)エンジニア

「ここのオフィスになってからは窓から広大な緑が見れて最高ですね。まるで林間学校です(笑)。僕の一番のお気に入りスペースはスタンディングです。座っていると雑な体勢で仕事をしてしまったりしますが、立っているとそれがなく、眠くならないのも良いですね。集中力を保って作業ができますから。簡単な打ち合わせはスタンディングでやりますし、1日の半分ぐらいそこにいる時もあるので、まさにスタンディング好き代表です(笑)。あとは、最近キッチンの周りにチェアが置かれて、実家のキッチンにいるみたいでリラックスできますね。詰まった時に行ける場所がたくさんあるってところが、やっぱりいいです。」

山本あずさサン 
趣味:友人との小旅行/好きな場所:鎌倉/好きな食べ物:おしるこ

「よく、最初に来られた方にはディズニーみたいとか、カフェみたいと言われます。前職はすごい普通のオフィスだったので、このオフィスはとてもテンションが上がりますね。かなりスピーディーに代表(仲暁子氏)がドラフトさん(設計・デザイン会社)と進めていたので、4月に伝えられて、6月に移転みたいな感じでした。晴れている日は明るい日差しが気持ち良く、スポットライトで照らされるクラシックで落ち着く雰囲気も気に入っています」


◆取材協力
ウォンテッドリー株式会社
〒108-0071 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4階
https://www.wantedly.com

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ビジネスSNSという斬新なサービスを提供し、新しいカルチャーを生み出す会社は、自社のデザインでもそれを具現化しているように感じました。若いスタッフが新しいアイデアを生み出せるように工夫されたその空間は、訪れた瞬間からワクワクするような雰囲気で、一切の緊張感を感じなかったことを憶えています。今までに訪れたオフィス(自社も含む)の中で「最もカッコ良く、最も働きやすそう」という印象を受けました。

Photo:木下誠
TEXT:小久保直宣(LIMIA編集部)


ウォンテッドリー社の魅力に迫る、キャラリーページはこちら

◆設計・施工
DRAFT Inc.(株式会社ドラフト)
東京都新宿区四谷4-28-4
TEL 03-5366-6100
http://www.draft.co.jp

ウォンテッドリー社の設計を担当したDRAFT Inc.の自社オフィスはこちらの記事でチェック

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