【収納設計】物の定位置の決め方②

どの部屋(スペース)に何を置くかざっくり決まったら
出し入れしやすい場所で定位置を決定します。
「物の定位置の決め方①」の続きです。

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使用頻度を考える

物の定位置決めに一番重要と言えるのが使用頻度です。
よく使うものを一番出し入れしやすい高さに収納すると使い勝手がよいです。

よく、ダイニングテーブルやキッチンカウンターに物があふれているお宅がありますが、
それはそこがよくいる場所で、ちょうど使いやすい高さだからです。

ストレスのかからない高さは「おへそから目線まで」

物の定位置は使用頻度の他、大きさ、重さ、形、誰が主に使うかなどを
考慮して決めます。
そこでまず考えるのが「高さ」です。

一番使いやすいのはおへその当たりから目線の高さ。
ご高齢の方は上はもう少し低く、肩の高さくらいでしょうか。

ダイニングテーブルの高さはだいたい70cmくらいなので
立っているとちょっと低いですが、
だからこそ、郵便物や雑誌など、立てずにそのままポンと
置きやすいのですね。

使用頻度が低くて重いモノは下段に、
使用頻度が低くて軽いモノは上段に置きます。

ここで重要になってくるのが身長です。
たとえば奥様が毎日使うキッチン。
最も家事動線を良くしたい場所ですが、
背の高い方と低い方では使いやすい位置が変わってきます。

私は身長が約170cmなので、吊り戸に使いかけ食材を置いています。
取っ手付きのかごにまとめてあり、目線より上ですが、取り出しやすいです。
しゃがんでキッチンの一番下の引き出しを開けるほうが億劫なのです。

反対に小柄な方は吊り戸棚は手が届かず全然使えないとおっしゃいます。
最近の一戸建ては吊り戸棚をつけないお宅が多いですが
人によってはあったほう方が便利な場合もありますね。

物に合わせた奥行を調節する

次に気を付けたいのが奥行きです。
これから新築で家を建てるなら、入れる物に合わせて棚の奥行きを決めることも可能ですが
既にある場所に入れるならそうもいきません。

物によって使いやすい奥行きは違います。
たとえば文庫本やコミック本なら15cmくらい、
A4サイズの書類や同じくらいの本、雑誌は30~35cm
ハンガーに掛けて衣類を並べるなら60cmくらい
布団を入れるなら80cmくらいといった具合です。

小さな物を入れるには押入れが使いにくく、
うまく活用できない理由がわかりますね。

奥行きが深すぎるときは前後にまとめて

使いやすい高さがあるように、使いやすい奥行きがあります。
よく使う物は手前に、あまり使わない物、ストック品などは奥に収納します。

よくやりがちなのは下の写真のような入れ方です。
洗面台下の収納ですが、奥行きが深いからと引き出しを入れてみたものの
サイズが合っていません。

手間に空きスペースができ、そこに物を置いてしまうので
引き出しが開けずらくなって、結局引き出しの中の物は使わなくなってしまうのです。

どうしても手前に置きたいときは、かごなどにまとめて収納します。
奥の物が必要になったときは、そのかごごと移動すればよく、
奥の物も取りだしやすいから。

前後に分けるときは
「手間に直接細かいものを置かない」ようにすると
奥行きの深い空間も有効活用できますよ。

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10年たってもキレイが続く!快適な住まいの収納設計・収納診断、住空間収納プランニングヴィータの渡辺美恵子です。家が片付かないのはモノは多いからと思っていませんか…

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