空間を有効的に使えるリフォーム!2階の増築リフォームに大切なこと

2階の増築リフォームは、本来デッドスペースとなってしまっている箇所を有効に活用できるリフォームです。そのため、部屋数が足りなかったり、住宅が狭いと感じたりするご家庭を中心に人気を集めています。ただし、増築リフォームは難しく手間がかかるため、費用がかさんでしまう傾向にあります。せっかく増築リフォームをするのなら、失敗や後悔はしたくないもの。ここでは、2階の増築リフォームにおいて気を付けるべき大切なことをご説明します。

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こんなときにおすすめ!2階の増築リフォーム

住宅は広ければよいというわけではありません。掃除や手入れの手間が増えますし、固定資産税も余計にかかってしまいます。増築リフォームを行ってから、実は必要なかったと後悔しても後の祭り。2階の増築リフォームは、以下のような必要に迫られたときに行うのがおすすめです。

1.子ども部屋が必要になった

子どもが小さいうちは必要ないですが、小学校の高学年になると子どもに部屋を与えたいと思う人も多いはず。割り当てられる部屋がないとお困りのときは、2階に新しく子ども部屋を増築してみてはいかがでしょうか?子ども部屋は、子どものプライベート空間として勉強や遊びの中心になり、掃除や片付けなどを通じて自立心を芽生えさせるのにも効果的です。

2.両親と同居したい

高齢となった両親が心配で、一緒に暮らしたいと思う人も多いのではないでしょうか?しかしその一方で、お互いの干渉を受けあう環境に抵抗や不安を覚える人も多いはず。そんなときは、2階を増築して両親のための居住スペースを作ってあげましょう。なかには、住宅全体に大規模な増改築を行い、完全な2世帯住宅を構築する家庭もあります。

3.平屋では少し狭いと感じる

かつて日本の主流であった平屋。家族間の距離が近く、常に家族の温もりを感じながら生活できるのが魅力です。しかし、家族の近すぎる距離感に息苦しさを感じる人も多いでしょう。また、1階しかないため、住宅の狭さに不満を抱く人もいらっしゃいます。いずれかに該当するようなら、思い切って2階を増築するのもおすすめです。

2階増築リフォームのポイントと注意点

2階増築リフォームにおいて、見逃しやすいポイントや注意点をご紹介します。

1.事前に確認申請が必要

2階の増築に限らず、10平方メートルを超える床面積の増築を行う際は、事前の確認申請が必要になります。申請なしで増築リフォームを行うと、100万円以下の罰金か1年以内の懲役に処される可能性があります。また、悪意を持って確認申請を無視した場合はさらに重く、300万円以下の罰金か3年以内の懲役を命じられます。事前に増築面積は確認しておきましょう。

2.固定資産税が増額されることも

一般的に、固定資産税はリフォームで変動しないと言われています。しかし、その数少ない例外が床面積10平方メートルを超える増築リフォームです。確認申請を行わなければならないので、本来は確認の難しいリフォーム後の住宅の状況を把握されてしまうためです。心して準備しておきましょう。

3.予想外に費用がかかってしまうことも

2階の増築は、必ず土台となる1階の補強とセットで行われます。そのため、1階の増築より費用がかさんでしまう点は留意しておきましょう。また、土台となる1階部分の強度によっては大規模な補強工事が必要になることもあります。特に、平屋で2階の増築を想定していない設計だった場合は、その傾向が顕著です。

2階を増築リフォームした事例をご紹介

ここでは家主の希望が反映された、2階増築リフォームの事例を2つご紹介します。

1.大きくなった子どものために、2階のバルコニーを子ども部屋に増築リフォームした事例

洗濯スペースとしていた活用していたバルコニーですが、大きくなった子どものために思い切ってリフォーム。床は無垢材のフローリングで統一し、学校道具の片付けができるよう大き目のクローゼットを設置しました。壁紙は集中力を高めると言われる寒色系を採用し、大きなライトが部屋を明るく照らし出しています。

2.娘夫婦のために2世帯住宅にした事例

娘夫婦との同居にあたり、2階を大増築し2世帯住宅化した事例です。平屋部分に浴室と洗面所を増築しつつ、リビングとキッチンも拡張しLDKにリフォーム。浴槽とキッチンにはそれぞれユニットバスとシステムキッチンを採用しています。増築前は3つの部屋のみだった2階は、風呂やトイレ、洗面所完備の3LDKとなり、生活スペースとして申し分ない仕上がりになりました。

おわりに

何のために増築リフォームをするのか、目的や要望をはっきりさせてからリフォームを行うのが、増築リフォームを成功させる秘訣のひとつです。目的や要望が定まったら、次のステップとしてリフォーム会社の一括見積もりを活用するとよいでしょう。費用や工期を詳しく知ることができ、計画も立てやすくなります。

もっと具体的なリフォーム・リノベーション費用について知りたい方は、厳選された複数リフォーム業者での価格見積もりを無料で徹底比較できる、リフォーム料金一括見積もりサービスをお気軽にご利用ください。

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