インテリアをキープしながら、子どもが自分で片づけられるおもちゃ収納を作るために足したものとは

子どもが小さな内はリビングのそばにあることが多いおもちゃスペース。せっかくリビングをおしゃれに揃えても、派手なおもちゃの存在に悪戦苦闘している家も多いのではないでしょうか。かといって、おしゃれ重視にすると子どもには使いづらくなることも多々あり。わが家では脳の特性を活かして、おしゃれでいて子どもも自分で片づけられる収納を取り入れています。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 24137
  • 90
  • 0
  • いいね
  • クリップ

子どものおもちゃは派手なものとまずは受け止める(笑)

「子どもが生まれたら木のおもちゃで揃えてあげよう」「大人インテリアは絶対維持しよう」
長男が0歳児の間はそんな想いを大事に抱いていたような気もしますが、子どもの好みや主張がはっきりしだしたころには、「下着だけならいいかな」「ぬいぐるみならいいか」「…好きなんだから仕方ないよね」とおもちゃは派手なモノと受け止める親心が勝る瞬間がありました。
でも、やっぱりインテリアも楽しみたい。その葛藤の中で得た1つの解決法をご紹介します。

同じBOXに違うものを収納する

Photo by Drawer Style

以前、リビング横の和室押入れに作っていたおもちゃスペース。

DRAWER STYLE

押入れの下段はこんな感じで中に子どもが入れるように家具を配置し秘密基地風へ。

よく見ると中央に同じ箱が3つ。
実はこれは、ままごと・汽車・トミカとそれぞれ収納するものが決まっています。

でも、小さな子どもに取って、見た目が全く同じBOXにモノを分けて入れるのはとてもハードルの高い収納方法なのです。
そのまま並べると中味が混ざり合ってしまうことがほとんど。

高いハードルを下げるために…

そんなハードルの高い収納のハードルの為、一番簡単で早い解決策はBOXを色違いのBOXに変えたり、中身が透けて見えるBOXにすること。
でもそれは「ただでさえおもちゃが派手で困っているのにBOXまで色違いにしたくない」とインテリアの都合上、私にとても抵抗がありました。
そこでどうしたかというと…

BOXの底に色違いのフェルトを敷きました。

子どもが遊ぶ時はBOXをひっくり返して全部出すことが多いので、片づける時はBOXの底が見えていることが多い。
更に、左脳(論理的)が発達する前の右脳(感覚的)が強い小さな子どもたちが得意な色の視覚的判断要素を増やすことで小さな子どもでも同じ箱に分けてしまいやすくなるというライフオーガナイズの利き脳という考え方を活用しています。

どちらかではなく両方に取ってちょうどよい着地点を見つける

底にフェルトを敷くだけ!
それだけで見た目を揃えたいという親のインテリア心も満たし、色というぱっとみてすぐに分かる情報が増えたことで字の読めない小さな子どもでも自分で最後まで片づけられるようになる。
インテリア重視のBOXにするでもなく、カラフルな子どもらしさ満開のBOXでもなく、見た目は揃えるけれど見えない部分に色を足すというような着地点を見つけることが自分一人ではなく「家族みんなで心地よく暮らす」にはとても大切なことになりますね。

  • 24137
  • 90
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

著書『男の子がひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)家族の“できる”が広がるやさしい収納□□□□□□□□□□□□□住宅メーカー勤務を経て、出産を機に退職…

キッズオーガナイザー 中村佳子さんの他のアイデア

生活の知恵のデイリーランキング

おすすめのアイデア