北欧ファブリックでワンランクアップ！ナチュラル×スタイリッシュ空間のつくり方　ログハウス by キノハス

アクセントカラーを効かせておしゃれに見せる！

Tさん宅のコーディネートのポイントは、テーマカラーの明るい紫。カーテンや子ども用の椅子、壁に飾ったファブリックなど、随所にテーマカラーを取り入れることで、統一感が感じられる空間に仕上げました。

壁や床など大きな面積を占める素材は無垢の木を使用し、テーマカラーをアクセントとして効かせることが、スタイリッシュに見せるポイント。コーディネートにぜひ取り入れたいテクニックです。キッチン収納を目隠しするために、北欧テイストのファブリックをロールスクリーンに仕立て、アートフレームのように取り入れました。

木×ステンレスの異素材コーディネート

Tさんの住まいは、国産ヒノキ材にこだわったログハウス。家族が集うLDKには、木目の美しいヒノキの壁とウォールナットの床で構成するナチュラルな空間に、色あざやかな北欧ファブリックを組み合わせています。

キッチンスペースの主役となっているオールステンレスのアイランド型キッチンは、機能性も高く、シャープな印象。木×ステンレスの組み合わせも、住む人の個性やこだわりが感じられるおすすめのコーディネートです！

黒い梁で天井の高い空間を引き締める

この家は平屋造り。2階がないので天井が高く、のびのびとした雰囲気になりました。リビングとダイニングがつながった大空間は、実際のスペース以上に広く感じられます。

天井も壁と同じ国産ヒノキ材で仕上げており、明るくぬくもり感あふれる雰囲気に。あえて黒で塗装した梁で、あたたかみのある空間をきりっと引き締めました。

床は、奥さまの希望でウォールナット材をヘリンボーン張りにして、インテリアショップのような印象をプラスしているのもポイント。色味は自然の濃淡があるので、職人さんがバランスを見ながらひとつひとつ張った労作です。

子ども部屋らしいカラフルコーディネートにも挑戦！

ふたりの子どもたちのために設けた子ども部屋は、それぞれヒノキ材に囲まれたすがすがしい空間。内装はまったく同じ素材で仕上げ、家具やファブリックでそれぞれの個性を演出しました。ウッド素材の空間はカラフルなおもちゃやファブリックと相性がいいので、子ども部屋ならではの楽しいコーディネートにも挑戦しやすいですね。

白を効かせて清潔感漂う洗面スペースに

毎日使う洗面スペースは、清潔感がポイント。ヒノキ×白の組み合わせで、洗面スペースをさわやかな印象に仕上げました。「木材は水跳ねが気になる」という人には、Tさん宅のように床材として大判タイルをセレクトするのもおすすめ。水跳ねに強く、掃除もしやすいので、いつでも気持ち良く使えます。

色やデザインが豊富で好みに合わせて選びやすいタイルを、空間のアクセントにするのも素敵！　吸湿性を備えた珪藻土クロスも洗面スペースにおすすめです。

防音性能にこだわった趣味の防音室

書斎や趣味の部屋を設けたプランはよく見られますが、Tさん宅ではご主人の趣味の音楽が楽しめる防音室を実現しています。高性能な木製防音扉を設置し、壁材には吸音性の高い有孔ボードをセレクト。遮音性能にしっかりこだわったので、リビングのすぐ横でも音もれが気になりません。

木の空間にスタイリッシュさをプラスしたTさんのインテリア、いかがでしたか。「国産ヒノキで家を建てたい」というTさんのこだわりをかなえつつ、ファブリックづかいや床の張り方などに工夫してセンス良くまとめた素敵な住まいでしたね。

この家は、自然素材にこだわったログハウスを提供する「Feelログハウス（フェニックスホーム）」が手がけたもの。ナチュラルスタイルを実現したい人、自然素材にこだわりたい人、国産材の家づくりを考えている人は、ぜひ相談してみましょう！

雑誌『キノハス』にTさんの記事が載っています。