注文住宅とはどのような家なのか?|建売住宅とは何が違うのか?|間取り、外装材、内装材はどのように決まるのか?
注文住宅と建売住宅の違いを説明できますか?さらに、注文住宅にも2種類あることをご存知ですか?この2つを、分かりやすく徹底解説しました🎵
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こんにちは。長野県茅野市の工務店「エルハウス」です✨
あなたは、注文住宅という言葉を聞いたことはありますか?
先日、お客様から、
「注文住宅で建てたいのですが間取りは自由に設計できますか?」という質問をいただきました。
「はい。間取りは自由に設計できます」
「注文住宅はお客様からご注文いただいた自由に設計された間取りを、建築します。」
「ですから全ての注文住宅は、間取りを自由に設計できるものなのですよ」
とお伝えしたのですが、お客様は色々な会社で説明を受けて、誤解されていたようでした。
そこで、今日は、注文住宅とはなんぞや?ということを説明していこうと思います。
1.注文住宅とは反対にあるのが建売住宅
注文住宅を説明する上で、もっともわかりやすいのは、建売住宅と比べてみること。
そこで今回は、建売住宅とは何か?を言語化してみました。
1)建売住宅とは何か?
建売住宅とは、文字通り、建てた後に売っている住宅になります。
建築業者が、業者自身の土地に住宅を建築し、その後購入するお客様を見つけ、土地と住宅を一緒に販売するのが、建売住宅の販売です。
2)注文住宅とは何か?
一方、注文住宅は、お客様の土地に家づくりを計画し、請負契約をした後に、お客様から注文いただいた間取りの住宅を建築する注文住宅です。
3)注文住宅が得意な会社、建売住宅が得意な会社
住宅会社には、建売住宅が得意な会社と、注文住宅が得意な会社があります。それぞれに良い悪いはありませんが、得意や不得意はやはりあります。
注文住宅ばかり建築している会社は、注文住宅が得意です
建売住宅ばかり建築している会社は、建売住宅が得意です。
それぞれ希望する住宅の会社を選ぶことが重要です。
2.注文住宅にも二種類ある
そして、注文住宅にも厳密にいうと、二種類の注文住宅があります。
1.全てをその都度決める完全注文住宅
まず一つ目は、完全に全てを注文で決めていく会社です。
年間に1〜3家族ほどしか建築しない、個人設計事務所や、すごくこだわりを持ったお客様だけに、サービスを提供している会社がそれに当たります。
間取りなどを自由設計でできるのは、もちろん、外壁材や内装材なども全て、その都度決めていく完全注文です。
お客様によって、使う部材は、全く異なりますので、サンプルを用意できる会社は少ないです。
ですから、打ち合わせは、着工後の場合が多く、多くの部材の選択は、現場工事が始まってから、現場で決める場合が多いです。
完全に自由に注文住宅をできる反面、値段が引渡しまで決まらないという特徴があります。
2.間取り以外はオススメの部材が決まっているハイブリッド注文住宅
一方、間取りを自由に設計するけれど、外装材や内装材は、おすすめのものを使いたい人は、ハイブリッド注文住宅を選ばれます。
外装材も、内装材も、量産されているおすすめの中から選びますので、サンプルをみることができ、工事の着工前までに、価格を決めることが可能です。
価格の感覚は、お寿司屋さんでいうと、完全注文住宅が、完全お任せで支払いの時まで金額がわからない感覚で、ハイブリッド注文住宅が、セットメニューで、食べる前から金額が決まっている感覚になります。
3.注文住宅は建築途中を確認することができる
注文住宅は、完成後に購入する建売住宅とは違い、建築中の現場も、確認することができます。
現場を担当してくれた棟梁や職人さん達も顔を確認することができ、自分自身の家づくりに協力してくれている方達の働きに、感動する人が多いのも、特徴です。
4.家族の希望で予算を組むことができる
人生でお金のかかる分野は8つあります。
結婚、保険、車、教育、住まい、趣味、介護、老後
この8つの分野の優先順位は家族によって違います。
ですから、住まいにどのくらいのお金をかけるのか?は、ご家族それぞれによって違います
注文住宅では、間取りや家の大きさや外装材や内装材を選ぶことができますので、希望の予算に合わせて家づくりをすることができます。
5.注文住宅のデメリットは、間取りが複雑になる傾向があること
一方注文住宅のデメリットをあげるとすれば、自由に間取りを作ることができるので、間取りが複雑になり、デコボコしていくこと。
立方体と三角柱では、立方体の方が構造的に安定するように、あまり、複雑なデコボコした家の形になると、構造的に弱点が出たり、その弱点を補うために、多額の費用がかかる可能性があります。
また、内装材や外装材をおすすめのものから選ばず、完全注文住宅で希望した場合、
費用がかかりすぎ、その費用が引渡しの時にわかる事で、資金がオーバーするという話はよくある話です。
ただし、間取りが複雑になるそのデメリットは、しっかりとした担当者で回避することができます。
なんでも、はいはい出来ますと、全てにおいてお客様の希望を丸呑みする設計士ではなく
時には、
「その計画だとここに柱を建てて丈夫にしたいので、このようにシンプルにするのはいかがですか?」
としっかりと代替え案や第三の道を提案してくれる設計士が、注文住宅には必要です。
以上、今回は注文住宅とは?についてお話ししました。
いかがでしたか?
家づくりで分からない事がありましたら、いつでもエルハウスにご相談下さいね🎵
この記事を書いた人ってどんな人?
工務店の現役役員として、マーケティングと経営に力を注ぐ一方、全国数十社のオーナー経営者、経営幹部・リーダーと共に、メンバーが望む人生を手に入れ、主体的にライフもワークも楽しむ仕組みづくりを行なっている。自称フロー父さん&七軍曹。実はとても有名な方で、フロー父さんのファン、多いんですよ✨
★ 住まい造りは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この一冊があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
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