組立家具をスムーズに作る手順と、丈夫に組み立てるポイントは?

入荷した組立家具を組み立る、というのも
ひらた家具店では大事な仕事でございまして。

先日も組立家具を作ったわけでございます。

せっかくなので、その時に作った家具を例に、
組立家具を組み立てる手順やポイント解説した、
というのが今回のお話♪

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今回は「組立家具」のお話。

どうもこんにちは!

あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶(しべちゃ)にある、ひらた家具店、

店長の平田敬(たかし・弟)です!



ひらた家具店では、入荷した組立家具は店長たちが組み立てて
展示したり、お客さまへお渡ししたりするわけなのです。

そんなわけで店長たちは組立家具を作り慣れているわけなんですね。


ひらた家具店
入荷した組立家具を組み立てようとしている社長(兄・右)と、店長(弟・左)の図。
ひらた家具店
今回、組み立てた家具がこちら。扉付きの4段ボックス。
ひらた家具店
扉に鍵がついているちょっと珍しいタイプ。


せっかくなので今回は、
この家具を例に、組立家具をスムーズに作るポイントとか、
丈夫に作るコツなんかをお話できれば、と思うわけです♪


①開封、そして下準備。

組立家具を購入し、ご自分で組み立てる場合、
まずはダンボールから開封にすることになりますよね。


ひらた家具店
ダンボールを開封し、中から部品を取り出す2人。


この時、ご自宅で組み立てる場合、
フローリングの上などで作業すると床が傷ついてしまうので、
床にダンボールやあまり使わない毛布とか、
何か傷への対策をすることをオススメいたします♪

カーペットの場合でも、何か敷くことで汚れずに作業できますよ!


ひらた家具店
店長が手に持っているのは「説明書」。


初めて作る形の家具の場合は、
最初にちゃんと説明書に目を通しましょう♪

熟読じゃなく「さっと目を通す」だけでも
手順や注意点の確認になるのでその方が安全です(笑)


説明書を見ると、
まずは「下準備」をするように書かれているはずなんですね。

下準備というのは、家具本体の大枠を組み立てる前に、
板に取り付けておいた方が良い部品とか、
家具によっては「ここにダボを取り付けてね」とか、
「引出を先に作りましょう」とか、
「この板に、この部品をつけておきましょう」とか。

そういうことが書かれているので、それに従って、
先に下準備する方が、後々スムーズに組み立てができますよ~。


ひらた家具店
板に指定されている部品を取り付けている2人の図。
ひらた家具店
店長が指差しているところに「番号が書いたシール」があります。


説明書で「○番の板」とかって説明するために
板に番号が書いたシールが貼られている場合があるんですね。

このシール、慣れていない方はいきなり外さずに、
組み立て終わってから剥がした方が安全かもしれません。
(慣れている方、把握できた方は下準備しながら剥がしても大丈夫)


②家具本体の組み立て。

しっかりと下準備ができたら、
次に家具本体の大枠を組み立てていきます。


ひらた家具店
家具の本体を組み立てている店長の図。
ちなみに社長はまだ下準備中(笑)


組立家具には組み立てに必要なネジなど、
色々と部品が付属しているんですね。

その中には「木工用ボンド」が付属している場合もあります。


しかし、ですね。

丈夫に組み立てるためには付属されているボンドでは
「量が足りない」という場合がほとんどなのです。


なので…


ひらた家具店
木工用ボンドを手に持つ社長(兄)の図。


小さくてもいいので、
木工用ボンドは別に購入しておくことを
店長たちはオススメいたします♪



ひらた家具店
家具の溝にボンドを少し塗布している社長の図。


ネジを使って固定するところには必要ないんですが、
家具の背面の板を入れる溝とか、部品を差し込んでいくところには
少量ずつでもボンドを使っておくと、
組立家具でも長くお使いいただけるようになりますよ~!

ボンドを使うポイントなどはこちらでも解説してますのでよかったら参考にしてみてね!


ボンドなどを使えるところにはしっかりと使いつつ、
家具の大枠を組み立てていくわけですが…

この時にネジで固定する際にちょっと注意点が。


ひらた家具店
家具の本体をネジで固定する2人の図。


ネジは電動ドライバーや手作業で締めると思うのですが、
いきなりギッチギチに締めないようにしましょう!

ある程度締めておいて、最終的にしっかりと締めるようにする方が、
家具に「ゆがみ」などが出ないことがほとんどなのです♪


③部品取り付けなどの仕上げ

家具本体が組み立て終わったら、
最後の工程として「仕上げ」をしていきます。

今回で言うと「扉」の部分を取り付けたり、
付属されているシールや補強用パーツを取り付けたりするわけです。


ひらた家具店
扉を取り付けている社長、そして、側面のネジをしっかりと締める店長の図。


こうやって家具を床に立てておいた状態にして、
先ほど締めていたネジをもう一度、しっかりと締めましょう。
(かと言って親の仇のように締めすぎないように(笑))

扉などの取付方法はしっかりと説明書を確認しつつ、
間違えないように取り付けていきましょう♪


ひらた家具店
これは家具背面に取り付ける補強用パーツをつけている社長の図。
ひらた家具店
家具側面のネジを隠すためのシールを取り付けている店長の図。


最近の組立家具には背面に補強用パーツを取り付けるものが多いので、
それも説明書を見ながら、しっかりと取り付けていきましょう!

側面のシールも貼っておいた方が、やはり見た目がキレイになりますので、
しっかりと貼ることをオススメいたします♪
貼る前に側面のホコリなどを払っておいた方がキレイに付きますよ!


これらの最後の仕上げが終わったら、
組立家具の組み立ては完了です。

お疲れさまでした(*´∀`*)


動画での解説はこちら。

音が出ますので音量にご注意を♪


今回、例に取り上げた組立家具を組み立てている様子は撮影しておりまして。
2人で作って20分で組み立てたんですが、その様子をフルタイムで見ることができるのが
上の動画でございます(笑)

その組み立てている様子と、組み立てのポイントなどは
店長が音声で解説しておりますので、
もしよかったら動画ものぞいてみてくださいね~♪

本日のまとめ。

組立家具を組み立る手順というのは
「下準備→組み立て→仕上げ」
っていう感じの流れになるんですね。

この中で意外と時間がかかるのが最初の「下準備」なんですね~。
でも、とても大事な作業なので、しっかりと間違えなくやりましょう♪


そして家具が組み立て終わった後に大事なのが、
「ボンドが乾くまで一晩ほど放っておく」ということ。
(木工用ボンドを使った場合、ね)

ボンドがしっかりと乾く前に家具の中に色々と収納してしまうと、
家具が重さで歪んだまま、ボンドで固定されてしまうので、
そういうことを避けるためにもしっかりと乾かしてから使いましょう!


初めて組立家具を作る時には結構時間がかかると思いますが…
焦らずにしっかりと組み立てていきましょうね♪


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした~!


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