インテリアカラー【アクセントクロス】色のプロが提案!お部屋を広く快適に演出する色

限りある空間のお部屋。
少しでも、広く快適に感じられる空間にしたいですよね。
もし、今、お住いのお部屋が実際の広さよりも狭く感じられているとしたら、それはインテリアカラーの影響かもしれません。
今回は、「色」が私たちの心や身体にもたらす影響(色彩心理)を活用して、お部屋を実際よりも広く快適に感じられる「色」の選び方をアクセントクロスを通して提案します。

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Amarjit Singh/pixabay pixabay.com

空間が広く感じられるインテリアの「色」

カーテンを変えたら部屋がいつもより広く感じる!ラグを変えたら部屋が狭くなったような。。。と、お部屋の広さは変わってないのに、インテリアに使う「色」によって広く感じたり、狭く感じたりすることはありませんか。
そう感じられるのは、色彩心理の影響を受けているからです。
では、どのような色が空間を広く感じさせたり、狭く感じさせるのでしょうか。
お部屋の壁の一面だけ色を変える「アクセントクロス」を例にして、インテリアカラーの選び方をお伝えします。

同じところにあるのに近くに感じる【進出色】

赤、橙、黄といった暖色系か暖色系の明るい色(ピンクのように白が混ざっているなと感じられる色)は、見た目の印象で、実際にある場所よりも前に飛び出して見えたり、近くにあるように感じられます。
「進出色」のアクセントクロスを貼った壁は実際よりも飛び出して見え、部屋が実際よりも狭く感じる場合があります。
この進出色の特性は、メイクに当てはめるとイメージしやすいかもしれません。
お顔を立体的に見せるためのチークは、オレンジやピンクといった暖色系ですよね。

同じところにあるのに遠くに感じる【後退色】

keresi72 pixabay.com

青に代表される寒色系か寒色系の暗い色(黒が混ざっていると感じられる色)は見た目の印象で、実際にある場所よりも後ろに下がって見えたり、遠くにあるように感じられます。
「後退色」のアクセントクロスを貼った壁は実際よりも後ろに下がって見え、部屋に実際よりも奥行きが出て広く感じられます。
後退色もメイクに置き換えると、小さく見せたり引っ込めて見せたいところにはシェーディングカラーとして暗い色を使いますよね。
例えば、目がむくんでしまった!!と、いう時にはピンクのアイシャドーは逆効果。
暗い色のアイシャドーを使った方が、目元がスッキリするなぁと感じませんか。

距離感が変わりにくい色

BUMIPUTRA pixabay.com

お部屋を広く見せたいからと青系のインテリアカラーでまとめてしまうと、青は寒色系の色なので冬はお部屋が寒く感じてしまうかもしれません。距離感や温度感が感じにくい色は、緑や紫です。
アクセントクロスはクッションカバーのようにすぐに変えられるものではないので、温度感の無い色から選んでインテリア雑貨の色で季節感を演出することをおすすめします。

アクセントクロスを貼る壁の位置

進出色・後退色といった色の特性についてお伝えをしましたが、アクセントクロスを選ぶ際は、お部屋の形や、そのお部屋に入る扉の位置、動線も意識しましょう。
例えば、長方形のお部屋の長い辺に貼るアクセントクロスが進出色だと短い辺が、より短く感じられる。となります。
お部屋を広く感じさせたいのか、落ち着きのある空間にしたいのか等のイメージをしっかり決めてアクセントクロスを選びましょう!

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