【窓DIY】ショーケースや窓をアルミフレームで簡単に自作しよう

窓やショーケースをDIYしたい方は必見です!
ここではアルミフレームとポリカ板を使った
窓の作り方を紹介しています。
とても簡単に作れて見た目も良いので、
チョットした窓であればすぐに作れます。

アルミフレームはアルミでできた金属の角材で
これとポリカ板を組み合わせて窓を作ります。

この作り方の特徴は、

①好きなサイズで自由に作れる
②身近な工具だけで簡単に作れる
③シルバー色で普通の窓に近い見た目で作れる。

などが挙げられます。

ただポリカ板の取付方法によって、
2通りの作り方があります。
それぞれ特徴があるため用途に合わせて
作り方を選ぶ必要があります。

ここではこの作り方の違いや特徴などを
実物を使って説明しています。

もし窓やショーケースを自分で作ってみたい方は
参考にされて下さい。

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1. ポリカ板で窓を作ってみよう!

フレームDIYラボではアルミフレームやパイプを使ったDIYを紹介しており、
希望される方と一緒に共同でDIYする活動を行なっています。

そこでよく相談される内容がサンルームです。
ポリカ板やアクリル板を使って窓の外にサンルームをDIYする相談です。
アルミフレームはポリカ板などと相性が良く、木材よりも作りやすいと思います。

そこでここではアルミフレームとポリカ板を使って窓の作り方を紹介します。
ポイントとなるのがポリカ板をどのようにしてアルミフレームに固定するかです。
大きく分けて2通りの固定方法があり、それぞれで特徴が異なります。
そのような違いも実物を使って説明したいと思います。

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2. アルミフレームとポリカ板の固定方法

アルミフレームとポリカ板の固定方法には2通りの方法があります。
1つ目はアルミフレームの上からポリカ板を固定する外張り式、
2つ目はアルミフレームの溝の中でポリカ板を固定するはめ込み式です。
どちらの固定方法にも特徴があるため、用途に応じて選択する事が重要です。

まずはそれぞれの特徴を紹介します。

2.1 ポリカ板 外張り式の特徴

外張り式はアルミフレームの上にポリカ板を重ねて、その上からボルトで固定する方法です。そのためポリカ板にはボルトを通す穴空け加工が必要となります。

(特徴①) ポリカ板を後付けできる
ポリカ板をアルミフレームの上から固定するため、アルミフレーム組立後に取付できます。そのため、まずはアルミフレームで枠組みを作り、そこから採寸してポリカ板のサイズを決める事ができます。またもし使用中にポリカ板を交換する事になっても簡単に取り替えできます。

(特徴②) ブラケットが使える
アルミフレーム枠組みの外側にポリカ板を取り付けるため、枠組み内側にはブラケットを使う事ができます。そのためアルミフレーム枠組みの強度が強く、大型のパネルなども作る事ができます。

(特徴③) ポリカ板の加工が必要
ポリカ板をボルトで固定するため、ボルトを通す穴空け加工が必要です。また蝶番や取っ手を付ける際もポリカ板を切り欠く加工が必要です。

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2.2 ポリカ板 はめ込み式の特徴

はめ込み式ではアルミフレームにある溝の中にポリカ板を入れる固定方法です。この方法ではポリカ板には何ら加工が必要なく、板をそのままはめ込むことができます。

(特徴①) ポリカ板加工が不要
ポリカ板はアルミフレームの溝の中でパッキンを使って固定するため、板自体に加工が必要ありません。固定用パッキンはポリカ板の厚みに応じて選ぶ必要があり、板厚3mmと5mmが用意されています。

(特徴②) ブラケットが使えない
アルミフレームで枠組みを作る際、フレーム内側にブラケットが使えません。そのためL字金具や別の方法でフレームどうしを固定する必要があります。ブラケットが使えないとフレーム連結強度が弱いため、大型の物が作りにくくなります。さらにもしポリカ板を交換する際は一度フレームを分解する必要があります。

(特徴③) 見た目がキレイ
外張り式ではポリカ板をボルトで固定するためネジ頭が出てしまいますが、はめ込み式ではネジなどの突起がなく、見た目がキレイです。アルミフレームには溝がないタイプもあるため、それらを組み合わせると市販の窓のようなシンプルな雰囲気が得られます。

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3. ポリカ板窓の作り方

それではアルミフレームとポリカ板を使った窓の作り方を紹介します。ここでのポイントは外張り式とはめ込み式では作り方が異なる点です。そのため事前にどちらの方法でポリカ窓を作るかを決めて下さい。

3.1 外張り式 ポリカ窓の作り方

まずは外張り式 ポリカ窓の作り方を説明します。

外張り式ではポリカ板をボルトで固定するため、
事前にポリカ板に穴あけ加工が必要です。

3.1.1 アルミフレームで窓枠を組む

アルミフレームを連結して窓枠を組み立てます。
この際、窓枠の大きさはポリカ板と同じか、2,3mm小さいサイズで作ります。
アルミフレームどうしの連結にはブラケットを使うことができます。
またこの後ポリカ板を固定するためのナットを事前にフレーム溝に入れておきます。

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3.1.2 ポリカ板の取付

組み上がった窓枠にポリカ板を重ねてボルトで固定します。
この時ボルトを強く締め過ぎるとポリカ板が割れてしまうので、
力加減に注意します。

ボルトとポリカ板の間に樹脂パッキンを入れると割れにくくなります。
ボルトは頭が目立たない皿ネジやトラスネジがおススメです。
ボルトでポリカ板を固定できれば完成です。

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3.2 はめ込み式 ポリカ板の作り方

はめ込み式場合はポリカ板への加工は不要です。
その代わりはポリカ板をの厚みを事前に決めて、
それに合ったパッキンを準備する必要があります。
メーカでは板厚3mmと5mmのパッキンが用意されています。

3.2.1 窓枠を組みながらポリカ板をはめる

アルミフレームを組んで窓枠を作りますが、
ポリカ板と同じサイズだとポリカ板がはまりません。
フレーム溝の深さやフレームサイズによって適切な窓枠が異なります。
そのため事前に確認して適切な寸法を計算する必要があります。

またポリカ板は窓枠を組んでしまうと後からはめられないので、
窓枠を組むときに一緒にはめ込みます。

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3.2.2 パッキンでポリカ板を固定

フレームの溝にポリカ板を入れただけではまだ固定されていません。
そこで最後にパッキンをポリカ板とフレーム溝の隙間にはめ込み、
ポリカ板を固定します。
パッキンはポリカ板の厚みによって異なるため注意して下さい。

ポリカ板が固定できれば完成です。

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4. さいごに

アルミフレームとポリカ板で作る窓DIYは如何だったでしょうか?

窓を作るとなると難しそうな感じもしますが、
アルミフレームを使えば意外に簡単に作れます。
また木材と違って耐久性にも優れており、
見た目も普通の窓と同じ雰囲気になります。

ポリカ板に色を付けたりマット加工など処理をしたものを使えば、
オリジナルの窓が作れます。
またアルミフレームに蝶番や取っ手などを取り付ければ
扉を作ることもできます。

DIYの幅が広がるため、興味がある方は
是非チャレンジしてみて下さい。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

アルミフレームとポリカ板を使った窓のDIY方法を紹介します。
フレームとポリカ板の取付方法によって2通りの作り方があります。
この2通りの作り方を実際の物を使って説明しています。

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