古いマンションをリフォームして、快適な住まいを手に入れよう

家を購入する際は誰もが新築を望むと考えがちですが、最近では古いマンションに魅力を感じて中古で購入し、好みに合わせてリフォームするという方が増えてきています。また、長く暮らしたマンションを丁寧に手入れしながら、さらに長く暮らしたいと考える方も多くなっています。古いマンションのリフォームには、どのような魅力があるのでしょうか。

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古いマンションをリフォームする魅力とは?

新築のマンションは、一般的な家族構成を想定して無難に造られたものがほとんどです。そのため、購入者の実際のライフスタイルや求めるデザインとは仕様が異なっている場合があります。また、建てられる土地も限られているため、新築を望めば立地での妥協が必要になることもありえます。

一方、古いマンションを中古で購入することを考えれば、駅からのアクセスが良く広さにもゆとりがあるような好条件の物件がお手頃価格で手に入るかもしれません。さらに、そこからリフォームをしても、新築を購入するより安く済ませることが可能です。このため、古いマンションを中古で購入し、好みに合わせてリフォームする方が増えているのです。

長く暮らした古いマンションをリフォームするケースも同様でしょう。利便性や環境などの立地条件が整い、住み慣れたマンションをわざわざ手放すよりは、改修することで愛着ある住まいにさらに長く暮らそうという選択をする方が増えていると考えられます。

古いマンションのリフォームは、自分たちのライフスタイルに合った住まいを求めている方にこそおすすめできる方法と言えるでしょう。

古いマンションリフォームの実例

それでは、古いマンションにはどのようなリフォーム事例があるのか見てみましょう。

1.部屋数を減らして広く明るい空間をつくる

古さを感じる細かい間取りの4LDKマンションを、2LDKにリフォームしたという例があります。壁によって隔てられていたリビング、ダイニング、キッチンをまとめることで一体感が出て、さらに廊下の一部を取りこむなどの工夫をすればゆとりのある空間が生まれます。間仕切りが多いことで暗くなりがちだった室内も、光が入りやすくなって明るい雰囲気になりました。

2.キッチンを最新式に変更

古いマンションでは、キッチンの形式がブロックキッチンの場合もあります。これを現代風の対面式キッチンや、アイランドキッチンにするリフォームがよく行われています。給排水管の移動が必要になる場合もあるので、事前に業者に確認しておくと良いでしょう。

3.浴槽を最新のユニットバスに変更

古いマンションのリフォームでも人気が高いのが、浴室のリフォームです。ユニットバスの入れ替えはもちろん、かなり築年数の古いマンションの場合は在来工法という古くから使われてきた建築方法になっている場合もあるので、それをユニットバスに変更するというリフォームも行われています。

4.古さを生かし、好みのデザインにリフォーム

古さを生かしてアンティーク素材を使用したモダンな雰囲気にしたい、スタイリッシュな空間にしたいなど、デザインにこだわりを持ったリフォーム方法も多く見られます。壁に特殊な塗装を施したりアンティークレンガを貼ったりして、好みの空間をつくるリフォームが人気です。

事前にチェック!古いマンションリフォームの注意点

古いマンションのリフォームにはさまざまな方法があるとわかりました。次は、実際にリフォームを考えた時、事前に確認しておきたい注意点を見てみましょう。

1.間取り変更が可能か事前にチェック

古いマンションのリフォームでは、間取りの変更を計画することも多くなりますが、間取り変更を考えている場合には、それが可能かどうか確認しておきましょう。

マンションには「ラーメン構造」と、「壁式構造」という建築様式があります。「ラーメン構造」は間取り変更の自由がききますが、「壁式構造」では間取り変更が難しくなります。また、コンクリートでできている壁や柱、天井などは削ったり移動したりすることができないので注意しましょう。

2.マンションの管理規約と使用細則をチェック

各マンションには必ず、管理規約と使用細則という規則があり、これらを守って居住する必要があります。リフォームに関する規則が定められていることもあり、リフォームできる範囲や床材の防音性などが限られている場合があります。希望のリフォームが可能かどうか、あらかじめチェックしておきましょう。

リフォーム費用がかさみやすいポイント

建物の築年数が経っている、あるいは設備が古くなっているなどのマンションでは、思いがけずリフォーム費用が膨らんでしまわないよう、あらかじめ注意点を知っておきましょう。

1.床の段差が多い

床の高さを揃えるために新たな床組が必要となります。規定の防音性能を守る必要もあるので、工事が必要になる場合は費用がかさみやすくなります。

2.結露やカビが深刻

築20~30年のマンションとなると、壁のカビや窓の結露が発生している場合があります。あまりに気になるようなら、壁面の断熱リフォームなどが必要になることもあります。

3.システムバスのサイズが特殊

マンションの一般的な浴槽のサイズは1216サイズや1316サイズ、1418サイズなどですが、中には特殊なサイズになっている場合があります。特殊サイズの浴槽になっている場合は、リフォームの際に特注で浴槽をつくる必要が出てきたり、間仕切りを移動させて通常サイズが入る広さに変更する必要が出てきたりします。大掛かりなリフォームになりやすいので注意しましょう。

おわりに

古いマンションのリフォームには、さまざまな魅力があります。まず大切なことは、物件の構造をよく知っておき、どんなリフォームが可能かを把握しておくことでしょう。リフォーム会社によく相談しながらプランを立てることもおすすめです。信頼できるリフォーム会社を探すには、一括見積を利用すると比較検討などが楽になり、計画も進めやすくなるでしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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