マンションをおしゃれにデザインリフォーム!夢見てきたこだわりのスタイルを実現

「デザイナーズマンション」と呼ばれる、建築家がこだわりを活かして設計したマンションがバブル期にトレンドとなって以来、今では一般的なご家庭でもデザインにこだわったマンションを選択するケースが増えています。マンションリフォームにもその流れは波及しており、ネットで検索すれば多くの「デザインリフォーム」に関する情報が見つかるようになりました。そこで今回は、マンションのデザインリフォームについてお話しましょう。おしゃれなデザインリフォーム成功のポイントや、センスに自信がなくてもデザイナーズマンションを実現できる方法など、事例も含め詳しくご紹介します。

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デザインリフォーム成功のポイント

「デザインにこだわったマンションリフォームを実現するにはセンスがないと無理?」「デザインリフォームには費用がかかりそう…」と、デザインリフォームに興味はあっても、つい消極的になってしまう方もいるかもしれません。しかし、今ではおしゃれなリフォームをあらゆる人へ提供できるさまざまなサービスが充実しています。それらを上手に利用することで、デザインリフォーム成功の可能性がぐっと高まるでしょう。

1.設計・施工を同じ業者さんに一任できるとベター

デザインにこだわりを持ってマンションをリフォームしたい場合は、コンシェルジュへの相談から設計・施工までを、同一社内で一本化して実施できる仕組みが整ったリフォーム業者さんがおすすめです。

リフォームの知識が元々豊富な方であればこの限りではありませんが、「知識に自信はないけれど、とりあえず好みのイメージは決まっている」という方なら、失敗を防ぎイメージ通りの住まいを実現するためには安心な方法です。

2.漠然としたイメージだけがあるなら建築士・デザイナーにお任せする方法もあり

「何となくこうしたいという希望はあるが、デザインイメージの具体化まではできていない」という方も多いでしょう。漠然と希望するイメージはあっても、詳細なこだわりまで想定しきれない場合は、建築士さんやデザイナーさんにあらかじめそれを伝え、具体的なイメージを提案してもらいながら決めていくのもよい方法です。

ただし、相談期間が長引けばデザインの決定までにも時間がかかりますから、この方法は日程に比較的余裕のある方向けといえます。

3.定額制デザインリフォームも選べる

デザインリフォームにも「定額制サービス」の設定を用意している業者さんが増えています。基本的な価格設定は従来の定額制マンションリフォームと同様、㎡ごとの工事単価×床面積の価格に、オプションサービスの価格を加えて総額を算出する方法です。

ただし、定額制マンションリフォームの特徴として、使用する建材や建具・設備などに一定の規格があり、選択の自由度はある程度制限されてしまいます。「他の家とは違う世界で1つの住まい」にこだわりたい場合には、慎重に検討した方がよいかもしれません。

デザインリフォーム時に気をつける点は?

デザイナーズマンションのようなおしゃれな住まいにリフォームしたい時には、計画段階であらかじめ気をつけておかなければならない点もあります。以下に、それらをご紹介します。

1.デザインにこだわるあまり、住まいとしての機能を損なう改修は避ける

美観と機能性の両立は、住まいづくり全般における要点の1つです。マンションリフォームにおいても、デザインと機能のバランスを重点的に考える必要があるでしょう。

たとえば、コンクリート打ちっぱなしのリビングに憧れていたとしても、寒冷地で二重壁工法などの断熱施工をせずに内壁むき出しの状態で暮らすことには無理があります。あるいは、無垢材のフローリングにこだわってリフォームしたのはよいものの、ペットや小さい子供さんのいるご家庭だったため小傷に悩まされがちというケースも想定できます。

デザインを優先しすぎず、基本的な暮らしやすさに加えてご家族のライフスタイルや外的環境なども考慮し、長年暮らすことに無理のない機能性を確保しながらプランを立てることが大切です。

2.和室を完全になくしてしまうと不便になることも

戸建て住宅には、和室やそれに準じた空間を大抵設けておくものですが、床面積に余裕のないマンションリフォームにおいては「デザインを統一するため、和室は省いてもよい」と考えることも多いかもしれません。

しかし、床に直接座ることが容易な畳の和室は、赤ちゃんの子育てがとてもしやすい空間でもあります。また、畳には高い防音性があるため子供さんが使う部屋としても有効ですし、客間としての使い勝手も備えています。あるいは、元々畳に座ることが好きな人がデザインのために畳を我慢してしまうと、後悔のもとになってしまうかもしれません。

ご家族の形態や暮らし方によっては、和室がなくなることで却って不便になってしまう可能性もあります。マンションの床面積、ご希望のデザインテイスト、ライフスタイルにおける必要性などを考慮しながら、和室の処遇は慎重に検討しましょう。

3.「モノの少ない家」にしたい時は、必ず余裕を持った収納の確保を

マンションに限らず、デザインリフォームで多いケースに「モノの少ない家にしたい」という要望があります。あまり生活感を出さないすっきりとした空間はおしゃれに見えますが、長く暮らしていけばどうしても家財などは年々増えていってしまうものです。

リフォーム直後のすっきりした状態を長く保つには、「増えていくモノへの対策」も、工事の段階で考えておかなければなりません。今現在必要なスペース以上に余裕をもって、収納空間を多く取るよう配慮しておくとよいでしょう。室内空間に余分な収納を設ける余裕がない場合は、床下収納や壁をくり抜くタイプの壁面収納を作る方法もあります。

デザインリフォームの成功事例 和と洋の空間をあえて区切らず、スタイリッシュで広がりのある空間を実現

リビングとは別に、ちゃぶ台のある和風のくつろぎ空間を設けながらおしゃれなリフォームを実現した例です。広いLDKは、白い壁や白木のフローリングが目を引くナチュラルでスタイリッシュな空間にまとめましたが、隣接する和室とあえて明確に区切らず仕上げた点が大きなポイントです。

琉球畳のシンプルでレトロな和室は、リビングとの床の段差をなくしてバリアフリーに。しかも、和室からさらにつながる寝室のフローリングとの段差も一切なくしました。壁や建具のデザインはリビング・和室・寝室ともに共通のテイストに揃え、畳の空間を備えた一個の部屋のような広がりを感じる明るい住まいに仕上がっています。

おわりに

「マンションでデザインにこだわるリフォームをすると、その後の暮らしで我慢が必要」という先入観をお持ちの方も多いかもしれません。しかし、暮らし方などを考慮しての要望があれば、大抵の場合はデザインを優先しつつもその要望を踏まえた改修方法を提案してもらえるでしょう。

まずは、デザインリフォームに強い業者さんを見つけて「希望するデザインイメージ」と「実際のご家族のライフスタイル」をはっきり伝えて相談することから始めてみましょう。業者さんを探すには、一括見積の利用がおすすめです。何度も連絡をとる必要がなく、1度の申し込みで多くの優良業者さんの中からお悩みに最適な業者さんが必ず見つけられます。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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