マンションリフォームにはどのくらいの期間がかかる?目安はどれくらい?

マンションのリフォームは、音や振動などについて近隣の居住者に配慮しながら行う必要があります。その際、ご自分もご近所さんも共に最も気になる点といえば、まずは工事にかかる期間ではないでしょうか。一般に、マンションのリフォームは一戸建てよりも期間が長くなる傾向があるとされます。その理由なども含め、今回はマンションのリフォーム期間の目安についてお話しましょう。マンションを戸別でリフォームする場合の工期と、マンションの外壁を含めた共用部分のリフォームの工期の二面から取りあげ、それぞれをご紹介します。

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マンションの各世帯別専有部分のリフォームにかかる期間

まずはマンションの中でも、特定の入居者さんが世帯ごとの専有部分をリフォームする場合の期間について、工事の内容別に目安をご紹介します。

・壁および天井のクロス張り替え…床面積を70平米として、約10日間
・壁・天井・床の張り替え…フローリングの場合で、床面積70平米で約3週間
・間取り変更なしの全面リフォーム…床面積70平米で、壁・床・天井張り替え、キッチン・洗面台・ユニットバス・トイレ便器の交換、給湯器やドアなど建具の交換をすべて含む場合、約40日
・壁の解体を伴う間取り変更を含む全面リフォーム…約60日

以上のように工事にかかる期間は、内容別で異なりますが10日~40日ほどになると考えられます。しかし、リフォームは工事期間だけではなく、事前の準備や手続きなどにもそれなりの日数がかかってきます。

・管理者へリフォームの連絡を入れてから契約完了まで…約1~3ヶ月強
・リフォームの契約完了から近隣への挨拶、着工まで…約1ヶ月

これらの準備期間を、先に頭に入れておいた方がよいでしょう。つまり、準備と工事を含めた期間で見た場合、管理者への連絡から工事完了までは早くて約2ヶ月半、最も長くかかるケースでは半年くらいになる場合もあると想定しておくとよいでしょう。

マンションリフォームは、一戸建てと比較して期間が長くかかると前項で述べました。その理由は、主に以下となります。

・申請、手続きなどをすべて管理者経由で行うため、業者に直接申し込める一戸建てより手間がかかる
・共同住宅ゆえに、騒音や振動に対する配慮で曜日ごとに工事できる日が決まっているため

工事に長い期間がかかる理由は、日曜・祝日には工事が行えない場合がほとんどであり、工事をしてよい時間帯も厳しく定められているケースが多くなるためでしょう。

マンションの共用部分を全面リフォームする場合の期間

次に、マンションの外壁やエントランス、廊下や窓ガラスなど共用部分をリフォームする場合の期間についてご紹介します。

・マンションの外壁を全面塗装する場合…防水施工を含んで約1~2ヶ月
・マンション外壁の防水施工のみ行う場合…約8~10日
・マンションの外壁・エントランス・共用部の床、壁、天井などの補修と塗装・照明など設備の交換…約1ヶ月半

共用部分のリフォームには手続きや事前準備の期間は特にありませんが、工事開始の1ヶ月~半月ほど前までには必ず管理者から着工の連絡があります。工事期間中は足場が組まれたり、多くの職人さんがマンションを訪れたりすることになりますから、入居者さんはそれを了承のうえプライバシーの配慮などに対する準備をしておきましょう。

おわりに

マンションのリフォームには長い期間がかかりますから、その準備も場当たり的なものではなく、事前からかかる期間を視野に入れた計画を立てる必要があります。ご自分だけではわからない部分も多いでしょうから、プロのアドバイスを受けながらのプラン立てがおすすめです。まずは一括見積などを利用し、気軽にリフォーム相談から始めてみるのもよい方法でしょう。

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