廃校をリノベーション!地域の新しい拠点として再活用できる学校のリノベーション

少子化が進むとともに増えている廃校。空き家問題と同様、都市部・地方ともに廃校の増加が悩みの種となっています。しかしそんな中、廃校をリノベーションによって再活用する動きも活発です。昔、通っていた学校がもし廃校になっても、違う形でその思い出を残してくれるならうれしいものです。今回は、全国で話題の廃校リノベーションについてお話しましょう。校舎の特徴を生かしたおしゃれな再生から驚きの活用法まで、事例やアイデアを豊富にご紹介します。

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廃校をどう使う?おすすめの再利用法

少し昔までは、学校の建物も木造校舎が多かったため、廃校になれば程なく取り壊しになってしまうケースが少なくありませんでした。しかし、現在では古い校舎も鉄筋コンクリート造が主体のため、取り壊しも容易ではありません。また、昭和後期の「マンモス校」が当たり前だった時代の校舎は建物自体が大きく、解体にもコストがかかります。そして学校という特徴上、立派で頑丈に作られているため簡単に壊してしまうのはもったいないのです。

文部科学省の調査データでは、平成14~25年度に廃校となった校舎の7割は再利用されているとされます。取り壊すことが決まっている校舎は、わずか3%弱という結果でした。具体的な再利用の主な例は以下の通りです。

・公民館や公共の体育館
・老人福祉施設・老人保健施設
・保育所
・民間の工場や事務所
・体験交流施設

いずれも、広々としていて多くの人を収容できる校舎ならではの特徴を生かした施設です。これらのほか、今後おすすめの廃校活用法としては以下の例があります。

・カフェ・レストラン(特に小規模校舎におすすめ)
・ゲストハウス
・宿泊施設(学校でのキャンプをイメージしたものなど)
・ドライバー向けの休憩施設

学校は、道路沿いや高台などの人が多く集まりやすい立地にあることが多くなっています。これまで多かった公共施設への転用のほか、今後は同様に人が集まる飲食店やレクリエーション施設にも積極的に活用されていくことが考えられます。

古い校舎の耐震性は大丈夫?意外な克服のポイント

廃校となった校舎は建ってから多くの年数が経過したものが中心ですから、なかには築50年を超えるような古い建物もあります。そのような校舎では、現在の耐震基準を満たさないケースも多いでしょう。しかし、校舎のような大規模な建物を全面的に耐震補強するには、かかるコストも手間も期間も莫大になってしまいます。

そこで、最近古い大型建築をリノベーションする際の耐震対策として注目されている工法が「減築」です。たとえば、5階建ての校舎であれば2階建てぐらいまで減築し、上方向への嵩を減らすことで重量によるハンデを減らすという手法です。特に、用いられているあらゆる建材が重い鉄筋コンクリート造の建物などには、覿面に効果的な耐震対策になります。

廃校をカフェやレストランなどにリノベーションしたい場合、それほど多くの床面積を必要としていないことも多いでしょう。カフェにするには大きすぎると思っていた校舎でも、減築を視野に入れることでリノベーションの実現と耐震対策を同時に行えることが期待できます。

廃校のリノベーション事例

【事例1】オーナーさんは映画監督。田舎の小さな廃校が、ミニシアターを備えた複合施設に

築100年を超える、小さいながらも堂々とした風情の木造校舎。福島・会津にある廃校となった小学校分校を、ミニシアターをメインとするおしゃれな複合施設にリノベーションした事例です。

外観は、小学校だった頃の面影をできるだけ残し、懐かしい木造校舎の風情を大切にしています。映画監督のオーナーさんの意向で、メインの施設はミニシアターとし、主にドキュメンタリーなどの映画を上映。暖炉のあるカフェスペースやマルシェ(直売所)、ギャラリーなどを設け、観光客も地元の人たちも同じようにホッとくつろげるおしゃれな複合スペースになっています。

【事例2】給食レストランと温泉宿泊施設のある、廃校利用の人気観光スポット

国内有数のリゾートエリア近くの廃校校舎をリノベーションした宿泊施設です。今では日帰り温泉やレストランも備えた観光にぴったりの人気スポットになっていますが、なんといっても知られているのは、レストランで懐かしい学校給食を楽しめることです。

名物の給食ランチには、この建物が校舎として使われていた頃に使用されていた昭和40年代のアルマイト製食器を再利用。コッペパンやクリームシチュー、ビン牛乳など懐かしさ満点のメニューが揃います。

ちなみに、建物は明治・大正・昭和の3時代にそれぞれ校舎が新築され、3つの校舎が残っているという珍しいケース。このレストラン兼宿泊施設には、昭和期に建てられた校舎を利用しています。

おわりに

人口減少時代に突入し、空き家とともに廃校も今後増加していくといわれています。通っていた人にとっては、たとえ廃校になっても懐かしい母校ですから、建物を残しての再利用もさらに増えていくでしょう。興味をお持ちの方は、まずリノベーション相談から始めてみませんか?一括見積サービスなら匿名・無料で見積とお悩み相談を1度に申し込め、複数の専門業者さんと連絡を取れ、信頼できる施工業者さんを見つけるにも最適です。

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