ハウスクリーニング業者の選び方。比較ポイントと見極め方をプロに聞きました【料金・頻度・実績】

自分では掃除しにくい部分をハウスクリーニング業者に頼むには? 初めてだとわからない選び方を日本ハウスクリーニング協会に取材しました。いい業者の見極め方、妥当な料金、実績や口コミ、依頼する頻度など、プロだからこそわかるポイントです。エアコンクリーニングに適した季節、お風呂などの水回り、キッチンの掃除をプロにお願いするときに役立つ情報をお届けします。

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【基本編】ハウスクリーニングのはじめ方

頑張って掃除しているつもりでも、落ちない汚れがあります。仕事、家事、子育てに追われてまとまった時間を取れない人にとって、汚れが溜まっていくのはちょっとしたストレスですよね。いまどきはプロに掃除を依頼するのが正解! ハウスクリーニングに頼ってみましょう。

でも試したことがないと、どんな業者に依頼すればいいのか悩むところ。ネットで調べるとたくさんのハウスクリーニング業者の情報が並んでいて、選び方がいまいちわかりません。そこで、設立は1985年という業界の先駆者、日本ハウスクリーニング協会の金子晴雄理事長に、初めてハウスクリーニングを検討するときに気をつけたいポイントを教えてもらいました。

信頼できるハウスクリーニング業者を見つけるには?

ハウスクリーニングの見積もりを取りましょう

「家にあがって作業してもらうからには、優良企業の確かな人物に依頼したい。そう思うなら、見積もりを取るために一度は直に会ってみるのが一番です。見積もり担当と実際の作業者が別の場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。技術が確かで信頼できる業者には長年の顧客が付いているものです。どれだけリピーターがいるかも知っておきたいですね」(金子さん)

大手やフランチャイズは広告がたくさん出ていて見つけやすいかもしれないけれど、実作業者は指名できません。その点、個人事業主ならダイレクトに信頼関係を築きやすいので、気に入った業者をリピートするつもりならこちらの方がおすすめ。

妥当なハウスクリーニングの価格は?

安ければいいというものではありません

「例えばエアコン掃除なら、安くて5000円前後だったり、桁が変わって1万円以上と、業者によって価格はまちまちです。でも『安ければいい』というものではない。まだキャリアが浅くて実績と口コミが欲しいから安く請け負っているというケースもあるんです。価格の裏にある事情も知っておくと、判断基準の一つになるでしょう」(金子さん)

フランチャイズだと加盟料やロイヤリティ、広告費が料金に乗っていることがあるので、個人経営よりは割高に見えます。一方で個人だからこそ価格が抑えられるとも言えるので、選ぶ際には業態まで参考にするのがよさそう。

初めてハウスクリーニングを頼むなら家のどこ?

エアコンか水回りのどこか1箇所から試しましょう

「いきなり長時間のコースを依頼すると、いざ来た作業者を『ちょっと違った』と感じでも後戻りはできません。まずは短時間で作業が完了するエアコンか、トイレやお風呂といった水回りのどこか1箇所に絞るのはどうでしょうか。身なりや態度、作業の様子に納得がいったら、次回は水回り4〜5箇所をセットで依頼するといったステップが妥当です」(金子さん)

プロに頼むべき汚れとは?

こびりついた頑固な油やサビもお任せを

「家事の範囲内で掃除しても行き届かない部屋の隅角こそプロの出番。例えば、ガスコンロとキッチン台の隙間はゴミや汚れが蓄積しやすく、しかもこびりつくと簡単には落ちません。五徳の焦げも、スポンジと中性洗剤で洗っても落とすのは困難。そういった諦めていた汚れもぜひ相談してください」(金子さん)

換気扇のドロッとした油や、お風呂場の鏡にうっすらと付着した水垢など、「こんなものかな」と諦めていた汚れがプロの手によって落ちると感動! ただし、プロであっても物理的に落とせないものや、機器によってはハウスクリーニングに該当しないものも。そういったできないところも事前に細かく説明してくれる方が信頼できますね。

ハウスクリーニングに適した季節は?

「夏のリセット掃除」がおすすめ

「大掃除は年の瀬という考えが根強いですが、暮れはハウスクリーニング業界の繁忙期。人手が不足し価格も高騰しているので、わざわざそこを狙わず、他の季節に済ませるのが賢い手。おすすめは『夏のリセット掃除』です。夏は油がゆるんでいるので、コンロやレンジフードの頑固な汚れが落としやすいので、請け負う側も助かります。それに、夏に大々的にハウスクリーニングをして汚れをリセットしておけば、暮れはサッと簡単な掃除できれいになるので、年末の大掃除の負担が減るでしょう。

衛生面で言えば、エアコンは、夏のクーラーの使用前にあたる5〜6月、暖房の使用前の9〜10月にきれいにしておくと安心です」(金子さん)

信頼できる業者かどうかはどこでわかる?

道具とその使い方に表れます

「まず、到着してすぐに見ておきたいところは、身だしなみや、靴下やスリッパを持参しているかどうか。きちんと研修を経てサービスを徹底しているプロならそういったところから気を抜きません。そして道具を勝手に広げず、依頼主と場所を確認してから置くか、養生はきちんと行うかもポイントです。

日本ハウスクリーニング協会では、道具の使い方も指導しています。トイレ掃除と同じスポンジをキッチン掃除に使われるのは気持ちのいいものではありませんよね。きちんとメンテナンスしているものを、掃除箇所によって使い分けているかどうかを見てみてください」(金子さん)

日本ハウスクリーニング協会では、掃除する部分ごとにタオルの色を分け、道具も色で識別できるように管理しているのだとか。依頼する立場からしても目で見てわかりやすいのは安心ですね。

依頼する側がクリーニング当日に用意するものは?

該当箇所は軽く片付けを

「当日クリーニングする箇所は、できれば最低限の片付けを。そこにある物を片付けるところから始めるとなると非効率です。時間いっぱいハウスクリーニングに使っていただくためにも、ぜひ事前の片付けをお願いします」(金子さん)

また、気になるのは作業中のこと。初めて依頼する側としては作業が気になってずっとそばで見ていたくなるかもしれませんが、クリーニングの妨げにならないようにしたいですね。

ハウスクリーニングを活用して毎日の家事をお手軽に

汚れは、溜めてしまうと落とすのが厄介。「いつかやろう」と先送りして見て見ぬ振りをしても、残念ながら消えてくれません。

プロによるハウスクリーニングは、溜まった汚れをリセットできるのがいいところ。エアコン→キッチン→お風呂……と先々まで予定を組んでおけば、家をきれいに保ち続けることができます。日常的な掃除も軽度で済むのでお手軽に! 浮いた時間を家族団欒や自分のためのリラックスに使うことができます。

仕事や子育ても頑張らねばならない状況で、家事の負担は、賢く減らしていきましょう。

●取材協力:日本ハウスクリーニング協会

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