こぎん刺しの基礎「総刺し」のやり方

ここではこぎん刺しの作品を作る上で必要な「総刺し」について、画像付きで手順を説明しています。別レシピの「模様刺し」と同様、こぎん刺しの中では基礎となるやり方なので、マスターしましょう!

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ここではこぎん刺しの作品を作る上で必要な「総刺し」について、画像付きで手順を説明しています。別レシピの「模様刺し」と同様、こぎん刺しの中では基礎となるやり方なので、マスターしましょう!

「総刺し」とは

面積いっぱいに細かく刺す方法。おもて面とうら面は全く逆に糸が渡ります。図案は上下、左右対称のものが多く どちらも図案の中心から刺し始めます。
常に右から左に刺し進め、1列刺し終えるたびに糸こきをし、布を180度回転させて次の列に刺し進めていきます。糸端は玉どめをせずうら面の刺し糸にからげて止めます。

刺し方図

やり方

①上半分を刺す

1.布を四つ折りし、折り目をつけて中心にチャコペンで印をつける。

2.刺し始めの位置に針が出るよう、うら面から針を入れる。

3.針をおもてに出し、うら面に糸端を20cm位残しておく。

4.図案を見ながら左方向に針を入れる。

5.模様刺し①の7・8と同様にして1列目左端まで刺す(うら面に残した糸が抜けないよう注意)。

6.布を180度回転して上下を逆転させる。このとき図案も上下に回転させる。

7.布をうら面に返して1度針から糸を抜き、2で残した20cmの糸を針に通し直す。

8.布のうら側から刺し始めBに針を出す。

9.図案を見ながら1列目左端まで刺し、糸こきをする。

10.針から9の糸を抜き、うら面にセロハンテープでとめておく。

11.布の上下を回転させて、2列目に針を出す。

12.次の列に移るときは折り返しの糸を少したるませておく。

13.2列目を刺し、糸こきをする。

14.刺す方向により布の上下を回転させ、上半分を刺し終えたところ。

15.糸始末をする。

point どの場合でも使える糸始末のもうひとつの方法
1列目、または2列目の範囲で、おもてにひびかない1目を2箇所ほどすくう。

②下半分を刺す

1.刺し始めCにうら面から針を出し、上半分と同様に刺す。

2.3~14と同様にして下半分を刺し終えたところ。

3.糸始末をする。

point 糸こきの仕方
布の左右両端を持って、左右に数回引っぱると糸がふっくらと浮き上がって模様の仕上がりが美しくなる。糸こきをした後はたるみが小さくなる。

point 糸がねじれた時
刺していく途中で糸がねじれてしまったら、針を布の方へ移動してから針を上げ、糸のねじれを整える。「糸の撚りがふぞろいになった時」と同様にして糸の撚りを元に戻す。

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