もうシミ汚れは落とさなくていい!?漬けておくだけでOKな方法とは?

衣服に付いてしまったソースやケチャップ、醤油などの食べこぼし……。一生懸命洗濯しても、なかなか落ちずに諦めてしまった経験はありませんか? 今回はそんな汚れを落とすのではなく、汚れをきっかけに衣服を生まれ変わらせる方法をご提案! しかも漬けておくだけの簡単アイデアなんです♪

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シミを落とさず解決する方法は〇〇だった!

何度注意をしても、うっかりつけてしまう食べこぼしなどのシミ汚れ。漂白剤に漬け込んだり、ゴシゴシこすってみたりと手を尽くしても落ちない場合がありますよね……。そんなときは、発想を転換! シミを落とさないでいい方法として、『染める』ことを提案します。

「でも、染めるのって面倒なのでは?」「そもそも家でできるの?」と染め物には難しそうなイメージがあるかもしれませんが、みやこ染の家庭用染料『コールダイオール』なら大丈夫。ご家庭でも手軽に染め物に挑戦できるんです♪ 今回は、シミの色を隠すか活かすかで風合いが異なる、2つの具体的なやり方をご紹介します!

染め方① あえてのムラでシミを隠す『漬け染め』

べったり付いてしまったソースの汚れ。あえてしっかり落とさず、布を染めてシミを見えなくしてしまいましょう!

まずご紹介するのは、ムラなく染めるために必要な攪拌(かくはん)を省き、わざとムラ染にすることでシミを隠す『漬け染め』。難しい作業はなく、漬けておくだけで味のあるムラ染が完成し、シミが目立たなくなります。

染色に使用するのは、『みやこ染』のコールダイオール。低中温度で綿・麻・レーヨン・ウール・ナイロン・ポリウレタンまで染められるため、混紡品でも、ご家庭で手軽に染められるんです。シミと同系色の染料を選ぶとうまく隠れるので、色選びの際参考にしてみてくださいね。コールダイオールなら28色もある染料なので、お好きなお色がきっと見つかります。

漬け染めの手順

1. まずは汚してしまった衣服を水で軽く洗っておきましょう。

2. 洗い終わったら染料を使用していきます。染料の量は染めたい素材(シャツなど)の重さの10分の1程度になります。100gのシャツであれば10gの染料が必要です。まずは素材の重さをキッチン計りで測ってみましょう。今回は40gの幼児用のシャツでしたので小さじ一杯程度の染料を熱湯カップ1杯(200ml)に溶かしましょう。このとき溶け残りがあるとダマが残りキレイに仕上がらないので、丁寧に溶かしてくださいね。

3. 2とは別にステンレスのボウル、またはポリバケツに沸かしたお湯を入れます。お湯は染める素材の重さの約30倍ほど用意してください。

4. 2で染料を溶かしたお湯を3のお湯に入れ混ぜ合わせます。ここで、シャツが綿なら塩(お湯1Lあたり大さじ1/2杯)、ウールなら酢(お湯1Lあたり大さじ1杯)を入れます。

5. 4の液体にシャツをできるだけ広げて浸し、そのまま何もせず20分放置します。

6. 20分たったらシャツを取り出して軽く水洗いをし、中性洗剤で泡が消える程度に数回洗ってください。

7. 陰干しし、乾いたら完成です。汚れで付いてしまったシミが見事にわからなくなりましたね♪ 参考:コールダイオールのゴールド色を使いました。

染め方② シミを活かしたタイダイ風の『垂らし染め』

続いての紹介するのは、シミの色を活かしスプーンで染料を垂らして、タイダイ風に染める『垂らし染め』。こちらのTシャツに付いた黄色いシミはカレーです。しつこく落ちないので、いっそ模様の一部として活かすと汚れとは思えないほどオシャレな仕上がりになりますよ。こちらも漬け染めと同じく、染料はコールダイオールを使ってみました。

1. シャツを軽く洗い、素材が綿なら塩(お湯1Lあたり大さじ1/2杯)、ウールなら酢(お湯1Lあたり大さじ1杯)を入れた水に5分程度浸しておきます。

2.タイダイ染めは3色程度が綺麗です。1色はシミの色がありますので、染料は2色用意します。色ごとに小さじ1/2杯程度の染料をカップ1杯(200ml)の熱湯でよく溶かしておきましょう。

3. シャツをクシャクシャになるようシワを寄せ、バットなどに入れます。

4. スプーンを使い、シャツにランダムに染料の液を垂らします。あまり垂らし過ぎず、元の色が十分に残るようにすると綺麗に仕上がります。

1度染めた場所に別の色の染料を混ぜない方が綺麗に仕上がります。

5. シャツを裏返し、表面と同じ位置に同じ色の染料を適度に垂らしたら、20分ほどそのまま放置します。

6. 20分後に液からシャツを取り出して軽く水洗いし、中性洗剤で泡が消える程度に数回洗います。

7. 陰干しして乾いたら出来上がりです! シミを活かしたキレイなタイダイ柄のシャツへと変身しましたね♪

漬け染めと垂らし染め共通の注意点

漬け染めと垂らし染めにはいくつか注意点があります。実作業に入る前に確認しておきましょう。

・水洗い可の素材かご確認ください。水洗い不可のものは染色も不可です。
・ポリエステルなど高温加熱が必要な繊維はこの方法では染色出来ません。
・アクリル繊維など染色に不向き(高温で縮みや歪み)な素材は不可です。
・元生地のお色の影響を受けます。
・染め液は台所の流しなどの排水口より水を流しながら素早く捨ててください。溜めてしまうとプラスチックや溝の部分が染まることがあります。
・綿麻レーヨンは色落ちしやすい素材です。染色後、陰干し前に別売りの色止め剤のご利用をオススメします。ぬるま湯に溶いてしばらく浸してください。
・しっかり染めても、手染めのものは色落ちしないとは言えません。色移りすることがありますので、他のものと一緒に洗うことは避けてください。
・コールダイオールは熱湯でなくとも染まる染料ですが、温度は高い方が、よりしっかり染まります。

日々の暮らしに染物を取り入れてみよう!

今回はシミ汚れの対策を紹介しましたが、くすみや色あせが気になる服も、染めることでまた活躍させることができますよ。

コールダイオールは熱湯でなくとも(今回の例のお湯の温度は60度です)染められ、あっという間に仕上げられるので、染め物デビューをするにはオススメの染料です。みなさんもシャツなどの布を「汚れてしまったから」と捨ててしまう前に、染色して生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。手染めならではの自然な色ムラがオシャレで、前よりもお気に入りのシャツになるかもしれませんね♪

『桂屋ファイングッズ』ではInstagramも更新中! ワークショップの情報やコールダイオールの活用方法など、日々更新中です。ぜひフォローしてくださいね♪

みやこ染の製造販売元、桂屋ファイングッズの公式ホームページではワークショップの情報や染色方法など、役立つ情報がいっぱいで、東京日本橋にはsomenovaという染色体験スペースもありますよ。わからないことは、フリーダイヤルできけるのも嬉しいですね♪

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