本物大工さんが消えていきます

大工さんは皆同じでは無いのです。

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和室を造る機会が無くなって来ています。

和室があっても、大壁和室(柱が見えない和室)が殆どです。
大工の仕事の一番の技術の見せ所は、現代の家だと和室だと思います。
それは、柱も全て化粧材で、柱に取り付く鴨居や敷居も全てが化粧材の為、
全て見えてしまうので難しいのです。糸一本の隙間も許されないのです。

昔の家の間取りが、ダイニングキッチンの直ぐ横に、和室6畳を隣接する間取りが多かったです。
一軒に6畳一間は必ずある間取りがほとんどでしたから、自然と和室を造る機会がありました。
しかし、最近の若い大工さんは、殆ど和室を造る機会が無い為に、真壁和室は造る事が出来ません。

大工さんなら出来るでしょう? 驚くと思いますが、大工さんは皆同じでは無いのです。

東京の30代の大工さんでは、真壁和室が出来る人は数える人しかいないでしょう。
写真の様な床の間付の本格的な和室となると、
各段にハードルが上がり、もっと出来る人が、いないのが現実です。

国勢調査によれば1995年に76万人いた大工人口は、2010年には39万人に減少し、
2020年オリンピック開催年には21万人まで落ち込むとされている。

なぜ、大工が減ってきているのでしょうか?

一番は価格競争に巻き込まれ賃金が安定しないので、辞めていく職人さんが殆どです。
一方で、キャリアのある職人さん…

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