2019年12月13日更新

革のカービング（革彫刻）をご存じですか

革彫刻　カービングの流れをご説明

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カービングの流れをお伝え致します

ヌメ革の生成り革を使用いたします
先ずは革に水分をたっぷり含ませて革を柔らかく致します

トレース用紙に書いた図案を革に移します
このトレース用紙は水に強いんですよね
書いた図案の上をトレースペンでなぞります

図案をなぞった跡　スベールカッターでカッティング
ただ切るだけではダメです　強弱が命ですね
カットが完成です

カッティングしました所に縁取り　ベベラーを打っていきます
少し陰影が付いてきました

お花周り　葉っぱ周りにペアシェーダーを打っていきます
流すように打つのがみそですね

葉っぱ周りにカモフラージュを打っていきます
だいぶ形になってきました

だんだん革が乾いていきますので　途中で水分を足します　
背景部分バックグラウンドを打ちます

最初に使いましたスベールカッターでデコレーションカットをして行きます
これでほぼ刻印打ちは完了で　次は空いてる部分にバスケットスタンピングして行きます

バスケットスタピングを打ち終わり　乾かしましょう　全て水分を抜いてから仕上げにかかります

ペースト状の色粉を入れてレザーコートを塗って　カービング工程は完了です
お花の中心にターコイズコンチョをあしらい　
さて　何が出来るのでしょうか　
一部手縫いをしております

完成いたしました
カービング名刺入れの完成です
手縫い仕上げ
ここまでご覧頂きましてありがとうございます。
手間の掛かるカービングですが　2つと無い物が出来上がり　長くお使い頂きながらお色が飴色に変わっていく楽しみも味わえることでしょう