「ズッキーニ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

最近スーパーで見かけることも多くなってきた、キュウリに似ている「ズッキーニ」。塩とオリーブオイルで簡単に炒めるだけで美味しい一品になる、とても重宝する野菜なんです。種まきから収穫までの過程を、写真付きで分かりやすく解説します。

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最近スーパーで見かけることも多くなってきた、キュウリに似ている「ズッキーニ」。塩とオリーブオイルで簡単に炒めるだけで美味しい一品になる、とても重宝する野菜なんです。種まきから収穫までの過程を、写真付きで分かりやすく解説します。

ズッキーニとは?(特徴)

キュウリのような見た目ですが、分類上はカボチャの仲間です!
つるは伸びないのですが、大型の葉が広がります。茎が中空で折れやすいので注意しましょう。つるなしカボチャと呼ばれることもあります。

【基本情報】
・ウリ科
・栄養/βカロテン、ビタミンK、ビタミンC、カリウム、カルシウムなど
・性質/25~30℃ほどの環境を好む 肥料切れに注意
・病害虫/ウドンコ病、ウリハムシに注意
・連作/3年は不可

種まきと収穫のカレンダー(適した時期)

■種まき:5月頃 ■収穫:7~8月頃

※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※このカレンダーは、関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合はこのカレンダーを目安にした時期の調整が必要です。

育て方

1.タネをまく
ポットに培養土を入れ、1箇所に1粒タネをまきます。2cmほど土をかけてからしっかり押さえ、水をたっぷり与えます。

2.保温する
25℃前後が発芽適温なので、ビニールなどで覆って発芽まで保温します。

3.発芽
タネまきから5~6日で発芽します。発芽後も本葉が4~5枚になるまでポットで育てます。

4.土を準備する
植えつけの2週間前に苦土石灰をまいて、よく耕します。1㎡あたり100gが目安です。

5.うねを作る
植えつけの1週間前に、1㎡あたり堆肥3~4kgを入れてよく耕してうねを作ります。

[マルチングは早めに]
この時期にマルチングをすることで、地温を上げて根づきがよくなります。その後の成長も早くなります。

6.植えつける
根鉢を崩さないようにポットから取り出して、植えつけます。その後は根元をしっかり押さえて水を与えます。

[寒冷紗であんどん]
株が大きくなるまでは、寒冷紗であんどんをしましょう。ズッキーニに多い、ウリハムシの被害から守ることができます。

7.追肥を与える
植えつけてから2週間後には、株元に追肥を与え土寄せをします。

8.支柱を立てる
長いつるは強風で倒れやすいため、支柱を立てて誘引します。

[これって病気?]
葉脈に沿って銀白色になるのはズッキーニの葉の特徴です。ただし、葉全体が白くなるのはウドンコ病なので注意しましょう。

収穫する

10~15cmになったら収穫しましょう。

★「巨大ズッキーニ」
収穫をせずに放置しておくと、ズッキーニはどんどん大きくなります。大きくなったズッキーニは鉄板焼きや天ぷらにしましょう。

★丸い品種もある!
少し珍しいものでは、丸いズッキーニができる品種もあります。作り方やポイントは普通の品種と同じです。

ズッキーニのいろいろな品種

■「ダイナー」
少ないスペースでも栽培が可能な緑皮ズッキーニ。多収も魅力です。

■「オーラム」
濃黄色の果皮が鮮やかな品種。草姿は完全なつるなしです。

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