和室リフォームの費用相場

和室リフォームの費用相場をご紹介しています。和室全体を洋室にするリフォームや、押入れをクローゼットに変更するリフォーム、畳の張り替え、おしゃれな琉球畳への交換、和室の壁紙や砂壁などの内装をリフォームする際にかかる金額を公開しています。他にも、リビングの一角に小上がりで和室スペースを設ける場合などの費用を、リフォーム実例をもとに解説します。

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和室リフォームの中心となる価格帯

こちらでは、リショップナビのリフォーム事例をもとに、和室リフォームにかかる費用相場を確認できます。
(※2017年6月時点集計データ)

和室リフォームで中心になる価格帯は、20〜50万円です。
壁紙や畳の交換(畳からフローリングへの交換)といった小規模な工事が多いので、費用は安く抑えられる傾向があります。

和室の壁紙や天井のクロスを交換する内装リフォームでは、一般的な素材を使用すれば、材料費・工事費を合わせて約1,000〜3,000円/㎡(6畳の部屋で約4〜12万円)で実施可能です。

収納のリフォームや掘りごたつ設置の場合には、20〜50万円ほど、最近人気のリビングの一角に和室を新設するリフォームでは、30万円以上かかります。

なお、和室全体を洋室へリフォームする場合は、50万を超えるケースが多いです。
間取り変更がどれ位必要になるかによっても、費用が変動します。

ここからは、価格帯別に、和室リフォームにかかるおおよその金額を見ていきましょう。
この金額には、記載してある材料費や工事費用の他に、諸経費も含まれています。

20万円未満でできる和室リフォーム

畳の交換(裏返し・表替え・新調)や、壁紙・内装リフォームのみの場合の費用相場です。

和室の畳を交換・リフォームする場合の費用

畳の交換リフォームには、【裏返し】【表替え】【新調(新畳)】の3種類の方法があります。
畳は、イグサなどで織られた「畳表(たたみおもて)」を、藁(わら)やポリスチレンフォームや木質繊維を圧縮したボードでできた「畳床(たたみどこ)」に縫い付けて作られています。

この「畳表」は裏表両面使用できるものなので、それを裏返して利用する方法が【裏返し】です。
裏返しにかかる費用は、1畳あたり4,000円前後です。

そして【表替え】は、畳表を新しいものに交換することを指し、この場合の料金は1畳あたり5,000〜20,000円です。

裏返しと表替えを繰り返していく内に、畳床も経年劣化するので、やがては畳全体を取り替える【新調】リフォームが必要になります。
畳の上を歩いてデコボコとした感触が気になったら、畳を交換する時期です。
畳を新調する費用は、10,000〜35,000円/畳ほどです。

なお、和室の畳を交換する際には、スタイリッシュな琉球畳へ変えるリフォームも魅力的で人気があります。

押入れなどの収納をリフォームする場合

布団のサイズに合わせて中段で区切ってある押入れは、衣服をハンガーにかけて収納したい場合や、高さのある物をしまいたいときには不便ですよね。
片付けたい物に合わせて、適したサイズのクローゼットにリフォームしてしまうと効率的です。
和室の収納スペースを増やしたい方は、床下収納の増設を検討してみるのも良いでしょう。

20万円未満の和室リフォームの事例

20〜50万円でできる和室リフォーム

珪藻土や機能性壁紙を使用した内装工事や、収納の造作をする場合の費用相場です。

和室の壁をリフォームする場合

和室の昔ながらの砂壁の塗り直しや、珪藻土・漆喰の壁への塗り替え、壁紙クロスの張り替えなどを行いたい場合には、和室全体のバランスを考えながらコーディネートしてみましょう。

和室を寝室として利用しているご家庭なら、安眠対策として、夏や梅雨でも調湿してくれるリクシルの「エコカラット」などを採用するのも良いでしょう。

20〜50万円の和室リフォームの事例

50〜100万円でできる和室リフォーム

和室に掘りごたつや床下収納を増設する場合や、和室から洋室へのリフォーム、リビングの一角に和室スペースを新設する際の費用は、50〜100万円位が相場です。

50〜100万円の和室リフォームの事例

100万円以上でできる和室リフォーム

間取り変更や増築を伴う和室リフォームの場合は、費用は100万円以上と考えておきましょう。

100万円以上の和室リフォームの事例

和室リフォームのポイント

ここでは、和室をリフォームする場合に気を付けたいポイントについて、もう少し具体的に解説します。

和室の天井をリフォームする場合

和室の竿縁天井や目透かし天井(底目張り)などをリフォームしたい場合には、戸建ての和室リフォームに精通した会社に対応してもらいましょう。

一口に天井のリフォームと言っても、クロスの張り替えや断熱化、雨漏り補修など多様な工事の仕方があるので、希望に合った施工ができる業者を探すことが重要です。

襖(ふすま)・障子などの建具をリフォームする場合

襖(ふすま)や障子といった建具のみを交換・張り替えリフォームするだけでも、和室の雰囲気や使いやすさは格段に向上します。
シンプルに和紙を張り替えるのも良いですが、思い切って引き戸へのリフォームや、スリット格子の設置を実施するのもおすすめです。

リビングに和室をつくりたい場合

現在のお住まいに和室がなく、「リビングの横にゆったりとくつろげる和室をつくりたい」という方も多いでしょう。
実際、畳は吸湿性・吸音性・断熱性に優れている、機能性の高い床材です。

他の部屋との調和をはかりながら和室を新設する場合には、リビングの一角に和室スペースを設けたり、床に直接置く「置き畳」を使用したりするのが手軽でおすすめです。
あえて段差のある、小上がり和室を設置してみるのも楽しいですよ。

和室を洋室にリフォームする場合

既存の和室を洋室にリフォームする際には、部屋全体をリフォームしたいか、部分的にリフォームしたいのか、じっくり検討することが大切です。

施工範囲が狭いと費用も安く済むので、床のみをフローリングに張り替えたり、堀りごたつを設置したりというリフォームをする方も多いです。
予算を確認しながら、床の使い勝手だけを改善してみるのも良いでしょう。

なおマンションの畳をフローリングにする場合は、下の階に響きにくいようフローリング材の防音基準が定められているので、リフォーム会社の担当者と一緒に、管理規約の内容を必ず確認してくださいね。

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