旅先で災害が発生したらどうする?最低限知っておいて欲しい3つの行動

いつどこで起きるかわからない自然災害は、旅行も例外ではありませんよね。いざというときは、正しい知識と冷静な判断ができると安心です。見知らぬ土地でも困らないよう、災害にあったときに思い出して欲しい3つのポイントをご紹介します。

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旅先の災害対策1. まずは「避難」して身の安全を確保する

まずは、身の安全を確保するのが先決です。施設にいるのか、レジャー先にいるのか、または移動中なのか、状況によって避難方法が異なります。

宿泊施設や空港などでは“スタッフの指示に従う”

スタッフの指示に従い、避難を行うことが大切です。宿泊施設だと、チェックインの際に避難経路の指示があるので、しっかり聞きましょう。

海の近くなら“高いところへ逃げる”

地震の際に予想されるのは津波。すぐに海岸を離れて、内陸の高い場所へと避難しましょう。台風の場合は高波が来るので、海自体に近づかないようにしてください。

山の中では“横に逃げる”

地震のときは落石や雪崩、大雨のときは土砂崩れなどが予想されます。雷のような音が響いたら、とにかく逃げる必要があります。つい下に降りがちですが、とても間に合わず、飲みこまれてしまいます。その場が危ないと思ったら、“横へ逃げて”ください。

橋の上は“慌てて動かない”

慌てて走ったり、映画のように河原に飛び込むと、けがをしてしまうかもしれません。まずは橋の欄干につかまったり、屈んで揺れが収まるのを待ちましょう。揺れが落ち着いたら、橋から離れます。

高速道路なら“ゆっくりと減速して左側路肩に停車”

急ブレーキは後続の車と衝突しかねないので、絶対にやめましょう。ゆっくりと減速して、左側路肩に停車します。トンネル内にいる場合は、低速でトンネルを脱出、もしくは左側に寄ってゆっくり減速して停車しましょう。

停車したら、揺れが収まるまで車内で待機。トンネル内で倒壊の危険がある場合は、非常口から避難することが先決です。

公共道路で車を置いて避難するときは、車のキーはつけたまま、ドアもロックしないで立ち去るのが原則。緊急車両や救援車両の通行の妨げになった場合、速やかに移動させる必要があるからです。

旅先の災害対策2. 携帯を使って「正しい情報を集める」

続いて行うべきは、状況確認。

どうしても災害の現地は、混乱していて情報が錯綜しがち。誤情報やデマに踊らされないように、災害情報アプリや、公共的な機関が発信する情報のチェックをおすすめします。

また、災害時は電話回線がつながりにくい状況に。家族や友人の安否確認は、災害用の伝言サービスも便利ですが、普段使い慣れているインターネット回線を通したSNSが便利です。

旅先の災害対策3. 方針を決めて「行動する」

そして、最後にこれからの方針を決めて行動します。

最寄りの公共施設に向かうのか、その場に待機するのか、得た情報から次の行動を起こしましょう。また、交通機関だけが混乱している場合は、速やかに宿泊施設を確保するといいかもしれません。

【番外編】旅行前の災害対策

旅行に行くときは、旅先の地図を用意しておくと災害時に活躍するのでおすすめです。携帯では電源が切れると使えなくなるので、紙媒体をもっておくと◎。また、数日帰れなくても問題ないように、持病の薬は多めに持っておきましょう。

旅行先で被災したら、身の安全を第一にして行動しよう!

食料や日用品についての心配もあるとは思いますが、すべては身の安全が確保ができてから! 災害が起きたときは、冷静な判断をもって、的確に動くようにしてくださいね。

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