七五三の着付けにしごきは必要?しごきの結び方や選ぶ長さ

七五三の着物を用意する際に、しごきが必要か悩むママやパパもいるのではないでしょうか。しごきとは何かや結び方を知りたい人もいるかもしれません。今回は、しごきの由来についてや、長さなど選ぶときのポイント、結び方、ママたちがしごきの代用に使ったものなどについて体験談を交えながらご紹介します。

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七五三の着物を用意する際に、しごきが必要か悩むママやパパもいるのではないでしょうか。しごきとは何かや結び方を知りたい人もいるかもしれません。今回は、しごきの由来についてや、長さなど選ぶときのポイント、結び方、ママたちがしごきの代用に使ったものなどについて体験談を交えながらご紹介します。

七五三で着物を着る際に使うしごきとは

七五三の着物を用意するときに初めて「しごき」という言葉を聞いたというママやパパもいるのではないでしょうか。しごきとはどのようなものかや、七五三の着付けのときに必要だったかどうかについて、ママたちに聞きました。

しごきとは

しごきとは、帯の下に巻く飾りのことを指すようです。ストールのように長いもので、帯の下際に巻き付け、斜め後ろで蝶々結びにして垂らして使うとされています。

3歳の七五三では、簡単に装うことのできる「被布」を着物の上から羽織ることが多いようですが、7歳では大人と同じように帯を締めて着付けをするため、帯揚げやしごきなどの装飾品も使うようになるそうです。

しごきの由来

しごきは、扱帯(しごきおび)とも呼ばれ、もともとは一枚の布をしごいて縮めた帯のようなものだったようです。その昔、外出の際に歩きやすくするためなどの目的で、着物の裾を引き上げ腰の位置でしごきを締めていたそうです。

今では裾を引きずらないように着付けの際におはしょりを作っておき、しごきは当時の着物姿の名残として腰に飾っているようです。

七五三の着付けにしごきは必要?

ママたちに、七五三のときにしごきが必要だったかどうかについて聞いてみました。

30代ママ

私が七五三の時に着た着物がとってあったので、それを娘にも着せましたが、しごきは持っていなかったため使いませんでした。帯や着物が派手な印象のものだったので、特に物足りなさは感じませんでした。

20代ママ

七五三の着物を用意した際に、しごきもいっしょに購入しました。しごきがあることで、着物姿により華やかさが増したように感じました。

七五三で使うしごきは飾りのため、必ずしも着付けに必要なものではないようです。しごきを用意したママからは、しごきをつけると鮮やかな見た目に目が止まり、七五三の衣装がより華やかな印象に感じられたという声も聞かれました。

七五三でしごきを選ぶときのポイント

七五三のしごきを用意する際に、選ぶポイントについてママたちに聞いてみました。

長さ

30代ママ

七五三で使うしごきは、子ども用の2m50cmくらいのものを選びました。実際につけてみたら長すぎずちょうどよい長さだったと思います。

しごきには、大人用と子ども用のものがあり、それぞれ長さが違うようです。七五三には子ども用のしごきを選び、実際に巻いてみるなどして長さの確認をしておくと安心かもしれません。

デザイン

20代ママ

華やかさが出るよう、両端に長めの房がついているしごきを七五三用に選びました。後ろに垂らしたときに房が揺れてきれいだったように思います。

30代ママ

七五三に桜模様が入っているしごきを選びました。着物が落ち着いたデザインだったため、しごきが全体を引き立ててくれたように感じます。

七五三用に両端に房がついているしごきなど、デザインをポイントに選んだママの声もありました。着物の柄によって、しごきのデザインを考えてみるのもよいかもしれません。

30代ママ

七五三用の着物や帯の色とのコーディネートを重視して色を選びました。赤いしごきを選んだのですが、よい差し色になり、全体の印象が引き締まったように思います。

20代ママ

子どもらしい雰囲気になるように淡いピンク色のしごきを選びました。全体が優しい印象でまとまったように感じます。

着物の柄のなかの一色と同じ色や、着物のメインの色味と反対色を選ぶなど、ママたちはそれぞれ全体のバランスをみながら七五三用のしごきの色を選んだようです。はっきりした色や淡い色など、好みの印象にあったものが選べるとよいですね。

七五三で着付けをする際のしごきの結び方

七五三で着付けをする際のしごきの結び方についてご紹介します。

1、しごきの幅を3つ折りにし、さらに幅を2つ折りにします。

2、帯の下の際としごきの幅の中心線が揃うように、背中側からあてます。

3、腰回りに2巻きし、左斜め後ろでひと結びしてから蝶々結びにして形を整えます。

しごきをつけるのは、着物を着て帯を締め、帯揚げと帯締めもつけ終えた、着付けの最後の段階のようです。しごきの幅の調節は、ものによっては4つ折りにしてもよいでしょう。

子どもの身長やしごきの長さにあわせて、巻き始めの位置や腰に巻く回数を調節してもよいかもしれません。しごきを巻き終えた後に、少し離れてしごきが曲がっていないかどうかなど全体を確認するときれいなしあがりになりそうですね。

七五三の着付けの際にしごきの代用に使ったもの

しごきが手元にない場合に、他のもので代用はできるのでしょうか。ママたちにしごきの代用アイデアについて聞いてみました。

大人の帯揚げ

30代ママ

家にあった大人用の帯揚げをしごきの代用に使いました。上品なつやのあるものだったので、しごきの代用として使うのにもちょうどよかったように思います。

七五三の際、しごきの代用に大人用の帯揚げを使ったママの声がありました。しごきに比べると帯揚げは長さが短い場合もあるため、実際に子どもの腰に巻いてみて確認してみるとよいかもしれません。

兵児帯

20代ママ

七五三で、しごきの代わりに子ども用の兵児帯を使いました。絹製のもので、絞りのデザインがワンポイントになってかわいらしくなりました。

しごきを兵児帯で代用したママもいるようです。兵児帯には、絹製やポリエステル製などさまざまなものがあり、素材によって質感も変わってくるようです。実際に、七五三の着物や帯とあわせてみて違和感がないかどうか確かめてみるとよいかもしれませんね。

楽しく着付けして七五三の思い出を作ろう

七五三をきっかけにしごきとはどのようなものか由来を知ることで、より着物への理解も深まるでしょう。七五三のしごきは必ずしも必要ではないようですが、あると着物姿により華やかさが増すかもしれません。

しごきの代用品として、大人用の帯揚げや兵児帯を使ったというママもいるようです。しごきを選ぶときは長さを確認し、着物や帯など全体のバランスを見ながら好みのものを選ぶとよいでしょう。

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